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吉野山紀行は当サイト2007年4月の"男奈良 前編”で送信中。あとで比較を。 |
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浦島太郎伝説の地は、全国に十数ヶ所あるというが、かつてはこの半島と小島を“浦島”と呼んでいたり、“生里”(太郎の生誕地)、“糸の越”(太郎が釣り糸を持って通った道)、“箱”(玉手箱を開けた所)、そして“紫雲出山”など、その地名が現在もあることから、ここは本命かもしれない。しかし青年がカメに乗って海底に行き、お土産の箱を開けたらジジイになった・・・なんてのはあまりにも架空に過ぎないので、昔この地に、よほどの演出家がいたのだろう、と、その意味で本命なのだと私は思う。
さて伝説とは異なる本命、この山の桜を拝見しようじゃないか。
バイクを駐車場に置いて歩くと “ライバルは・・・” の碑が立っている。尾原と顔を見合わせ「ここまで言うかぁ? 奈良の吉野山の桜と勝負ってか?」「いやぁ、たぶん向こうさんは相手にしてまへんがな」「あっちは全国区、知名度ちがいすぎだよなあ、知ってたか?紫雲出山」「知らんかった」・・・そんなことを話しながら、山の小道を登る。ではご覧を。しかし結論を先に述べると、「おみごと!」 |