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[2011年4月13日] |
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朝の鴨川。
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鴨川沿いの桜並木を横に見て走る。
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まずは仁和寺。寺の駐車場に入ると、係員氏が「バイクは門の前やからぁ」と。駐輪場と書かれたその場所は、確かに大きな正面門の前、その石段のすぐ横。ひじょうに便利でしかも無料なのだから、仁和寺は心が広い。
ここに来たのは、3日前の同じ京都の南禅寺で、あのハヤブサおばちゃんから「仁和寺もいい桜があるよ」と教えてもらったから。それは国の名勝 御室桜(おむろざくら)という遅咲きの桜があり、4月中旬には満開になるという。
弊社の、それはそれは素晴らしいデキのリュックを背負ったカミさんと境内に入ると、御室桜の林はあった。しかしまだツボミばっかし。やはり今年の低温で全国的に開花時季が遅れているのだろう・・・残念だが、代わりにシダレザクラは満開である。 |
※ ちなみにカミさんウエストバッグはアラカワシンちゃん製。なんでウチのを使わんのだ。これじゃSHINICHIRO ARAKAWAさんの宣伝みたいだ。(これ書かなければ、気づく人なんてほとんどいないのになあ・・・)
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久しぶりのコマーシャル・・・ほんとにいい作りのリュックである >>
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仁和寺を堪能し、次にどこ行こうかと地図を見ると、すぐ近くに龍安寺がある。3分と走らず、その駐車場に到着。ここもバイク駐輪は無料。
境内(内側か外側かは微妙)で、おばちゃんがお茶を配っている。ちょっと休憩、と手にしたら、それはお茶のセールスで、こぶ茶を買わされる。まあまあ旨かったのでそれは良しなのだが、東京者は断われないところがあって、穏やかな京都弁で勧められるとついつい、といったところ。
龍安寺には2009年の紅葉シーズンにも来ている。癒されるこの寺の秋は素晴らしかった。では桜咲く春は?と興味が湧く。私の場合、同じ場所に春と秋どちらも訪れる習性があるようだ。(冬は寒いし、夏は暑いので行かない) |
昼時、てきとうにメシでも食って京都駅に向かう。この時季、どこを走っても桜を楽しめる。特に名所ではないところでも、元気いっぱいに豪快に咲いているのだ。 |
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京都駅に着く。そろそろ私も家に帰りたくなったので「このまま乗ってけば?」に、「クルマならいいけど、ヤダッ!」と。俺たちはどの業界でメシを食っているのかな?。。。 |
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京都駅から新幹線“のぞみ”で品川まで2時間10分ほど。しかし我がCBは6時間掛かる。しかもバイクの後ろでは居眠りもできない。スピードも居心地も新幹線にはとてもかなわないってわけだ。
それしにてもCBナナハンはよく走ってくれる。いまさらどんなに褒めても絶版車なのだから、HONDAの販売促進にはならないが、ちょうどいいパワーと大きさはいい。高速はしっかり走り、細々とした道をあっちこっちうろうろするにも適している。なのにどのメーカーにも4気筒ネイキッドナナハンは現在なし。まあ、売れないから作らないのだろうねえ、、、やはり皆さんリッターオーバーに目を向いてしまうものねえ。私とて近年になってナナハンクラスを見直したくらいで、今じゃCBとゼファーの旅がいちばん多い。ほかのリッターバイクは車庫で休眠中である。 |
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伊勢湾岸道:橋を通ると撮りたくなるクセは抜けてない。 |
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浜松通過・・・のつもりが。 |
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東名高速の道路沿いには桜が多い。特に浜名湖あたりは、散りぎわの桜吹雪の中を走っている感覚だ。そして京都〜東京の中間地点の浜松。インターの標識を見て思い出した。今回の旅は、屋島工房、RSタイチ京都、津山パドックと、偶然にもペアスロープ出張所も巡っている。そしてもうひとつあるのが浜松のヒョウドウプラスである。
・・・ていうか、今週土曜日(4月16日)にはここで出張イベントがある。今日東京に帰っても、2日後の夕方にはまた浜松に来るのだ。なんだかなぁ〜、あと2日間、どっかでうろうろと写真でも撮ってるほうがよいかなぁ〜と思うも、もうカネも無いし着替えもないし、それにカメラのメモリーカードも満タン寸前でもう撮れない。ま、放浪的ツーリングなのだから仕方がない。
突然のアポなし訪問に、案の定HYOD社長は留守。ウナギでも食わしてもらうアテは大ハズレである。 |
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ヒョウドウプラス店内のペアスロープコーナー。 |
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浜松から東京の自宅まで240キロ少々、うしろから射す西日は、CBと私をだんだんと長く大きくする。
静岡、清水を通過し、由比の海岸沿いに出ると、正面にドーンと富士山が現れる。夕陽を浴びた山頂付近がオレンジ色に輝いている。そんな中で、今日までの9日間、さまざまな地域で可憐に咲いていた桜のシーンが、脳裏でクルクルとスライドショーを始める。
・・・高知の山の斜面の“ひょうたん桜”、逆光でまぶしいながらも輝いていた“吉良のエドヒガン桜”、雨で鮮やかな色合いになった京都二条城の桜、あのオバちゃんの真っ赤な傘には負けたけどね。さらに紫雲出山(しうでやま)の桜と瀬戸内海のツーショットも素晴らしいし、津山城の快晴の下で一面に咲き乱れた満開の桜もそれはそれはお見事・・・
どうです、皆さんも「バイクで桜巡り」。よくわからないけど元気が出るような、、、気がします。ではまた。 |
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