[2011年4月10日] 京都駅を発車した新快速と桜：皆様の期待を裏切るようで申し訳ないけど、鉄道編は今回もうおしまい。 鴨川沿いの桜、満開。 京都市内中心部へ。 　昨日の出張イベントはしっかりと働き、しこたま飲んで、朝起きたら快晴。ビジネス旅館の玄関にて、リーガルさんは東京へ、弊社2名のスタッフはRSタイチ京都へと向かった。そう、イベントは今日10日も続いているのだが、薄情な私はＣＢとともに桜巡りへと京都市内中心部に向かう。 　市内のソメイヨシノは今が満開。どこを走っても可憐な姿が楽しめる。2日前の雨に濡れた桜も、それなりに情緒はあるのだが、やはり青空の下に咲く桜は美しいのだ。 寺と桜。 　満開の桜の下で、タンクバッグのツーリングマップルを見ると、近くに“南禅寺”という寺がある。聞いたことあるよな無いよな寺だが、まあ時間もあることだし、ちょっと寄ってみることに。 　門の前で交通整理のオジさんに駐輪場を聞くと、バイクは塀の並びにどうぞ、と教えてくれた。寺の境内ま正面のうえ、無料なのだからありがたい。 　カメラ準備をしていると、ＣＢをじっと眺めている四十代後半とおぼしきオバちゃんが話しかけてきた。 　「東京から？　観光客が少ないから写真撮りやすいでしょう。外人さんも、ほとんどおられへんものねえ」と。確かに外国人は見ない。震災の影響なのだろう。 　続いてなぜかバイクの話題に進む。オバちゃんはところどころにバイク専門用語がまじるので「乗っているのですかぁ？」と聞くと、「いえ、もう降りたのです、“ハヤブサ”を」・・・恐れ入りましたぁ。。。 少ない観光客、とハヤブサオバちゃんは言っていたが、四国の桜や、雨だった東寺・二条城よりも、だんぜん多い。 　南禅寺は、桜が特に豪勢に咲いているわけではないが、趣きはあり。そして境内周辺の小道も美しく、行ったり来たり。 　こんな時、ＣＢナナハンてのはいいのだ。手ごろな大きさは、ちょっと走ってＵターン、道を間違えてＵターン。なのに国産ネイキッド4気筒ナナハンは、もう販売されていない。なぜだぁ！。 　Ｕターンで思い出した“柏 秀樹”氏。昨日、ビッグマシン梶さんが言っていた。「柏さん、あした明石でライディングスクールやるんだって」と。ん〜、午後はなんのアテも予定もないので、兵庫県明石までひとっ走りして、久しぶりにあのオヤジさんの顔と、曲芸みたいなＵターンでも見てこようかな・・・。 平安神宮あたり。クルマも人も多い。 ビルが立ち並ぶ京都繁華街を通過。 桜の時季の鴨川、なかなかの景観。 名神高速から中国自動車道へ。 　梶編集長は、川崎重工明石工場の正門の横が、柏さんのスクール会場だと言っていた。しかし明石工場そのものがどこのあるのか分からない。まあ小さな工場ではないだろうから、とりあえず明石に向かえばなんとかなるだろう・・・って、まだ東京に戻るつもりはない。帰ったら、はたして私の席はあるのだろうか。。。 << お品書きへ 第十話へ >>