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応接室でさまざまな馬革のサンプルを見て触れて検討中。 |
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工場入り口に「車進入禁止」とあるがバイクだから良いのだろう、と思うほど私はヘソ曲がりではなく、ここの社長がどうぞ、と言うものだから工場内に停めさせていただく。そして応接室で今後の新たな馬革の打ち合わせ。もちろん部外者の古山も同席して。
いままで「革の加工場」と書いていたが、会社名は宮内産業さん。社員100名ほどのタンナー、馬や牛をメインにいわゆる「皮」から「革」へと加工する工場である。では「皮」と「革」の違いを簡単に説明しよう。
皮のままでは干からびたり腐ったりしてしまう。なので“鞣し(なめし)”という加工を経て革となる。そして弊社のような工房に送られ、製品となる。だから「皮ジャン」ではなく「革ジャン」なのですぞ。でも「毛皮」という言葉は皮を常用しているが、ほんとは「毛革」ではなかろうかと。毛皮じゃあ腐ってしまうもの。 |