エメラルドグリーンの湯といえば国見温泉石塚旅館、と称されるほど、温泉ツウには名が通っている。確かにその湯の色は鮮やかだ。しかしその泉質も素晴らしいのだ。
宿の敷地内にある源泉(右上写真:宿の主人と筆者)は、各湯船まで10〜20mという距離。これは超新鮮な温泉に浸かれるということだ。もちろん加温も加水もせず、源泉100%の掛け流しである。
混浴という意味ではなく、夜の露天風呂もいい。源泉が流れ落ちる音以外になにも聞こえない湯船。目を上にやれば無数の星空。これで癒やされないのなら、よほどのヘソ曲がりであろう。
なお、各湯船の湯温は41〜43℃と熱い。筆者は苦手だ。が、初めに我慢すれど「あれまぁ・・・?」と浸かれてしまうから不思議だ。 |