上の写真のテーブル状になっているのが屋島であり、地理的には「メサ」と呼ばれています。この屋島と瀬戸内海の美しさをモチーフにしたグローブを作りました。
元来ツーリンググローブに、手の甲のカップやプロテクションといったものは、本来必要無いもの・・・というのが屋島工房・尾原の持論。厚みのある良質な一枚の本革で、手の甲を覆うことのできるグローブを作るのがベストと考えています。
でもそれだけじゃ、面白く無い。贅肉を削ぎ落としたシンプルなグローブだけれども、そこには秘めたデザインが込められている・・・そんなグローブを目指したのです。
最大の特徴は、姫路の職人が描いた海の模様。瀬戸内海の海をイメージして革にフリーハンドで、波をあしらっています。緑は屋島の山の緑を描きました。
フリーハンドであるがゆえ、左右の柄さえ異なる、新しいデザインのグローブになりました。
牛革の背から腹方向に、波をイメージして刷毛塗りで描いています。もちろん恐ろしく手間のかかった職人の一発仕事。特徴的な濃淡で表現される波模様は、プリントと異なり同じ物が二つとして存在しません。 |
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ベルトの形と平アテの形を見てください。そう・・・これもメサをイメージしました。屋島の特徴的な台形になっています。平のボタンもデザイン性の高い、国産の物を採用しました。平側の焼印は、GLONEYという新ブランドのロゴです。 |
親指と人差し指には、導電性のある革を採用しました。ハンドルにスマホを付けて利用しているユーザーが増えたため、タッチパネルが使える特殊な革は必需品となりつつあります。 |
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グローブには、甲の革と同色のコインケースをおまけに付けています。驚くかなもちろんこれもメサ型になっています。 |
青だけではなく、グリーンも用意しました。屋島の山の緑をイメージしたモデルです。 |
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