11月17日。天気は快晴。気温は6℃。まだ夜が明けぬ朝6時30分に自宅を出発。遍路旅の朝は早く、一カ所でも多く参拝するために早起きが欠かせないのでした(納経所は午前7時〜)。
巡礼に欠かせないアイテム一式(第一回で紹介したもの)をパニアケースに詰め込んだのですが、道具の中で一番大事にしなければならない金剛杖が入らないので、急遽自作の杖ホルダーを装着したのでした。
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鹿革の切れ端で、ダカール用の金剛杖ホルダーを自作。バイクへの装着はタイラップにしました。 |
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一番札所に向かう途中のサービスエリアで暖を取りました。まだ恥ずかしくて白衣は着ていないのです。 |
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午前7時30分、徳島市街からほど近い一番札所霊山寺に到着。駐車場では、多くの人が白衣に着替え、身支度を整えていたので、その方々に紛れて初めて白衣を着てみたのでした。時代劇チックな出で立ちは、少々恥ずかしいものでもあります。
白衣を着ていると、不思議なもので同じ格好をした人が親しく見えてくるものですねぇ。霊山寺では、仲間が多くいるようで嬉しくなりました。またバイクに乗った巡礼者は珍しく、声をかけられることも多くなりました。
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一番札所霊山寺の本堂内には、納経所の他に白衣などを扱う売店が有り、そこのおばさん(おねえさん?)が初めての巡礼者に、お参りの方法やお経の読み方などをコーチしてくれるとの張り紙が有り・・・。ちょうど先に本堂に入った3人のグループが教えを受けていたので、その後ろで聞き耳をたてて作法を学ぶことにしました。
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