そういった意味では、高知は毎回毎回いろんな発見がある、”楽しい”処。もちろん、高知の青く澄んだ海や川が、心の中のモヤモヤを癒してくれる・・・っていう効果もあるのかもしれません。
そんな「非日常」が味わえる高知には、これまた美味い物がいっぱい。たびたびこのサイト内でも、取り上げてきたのですが、「まだまだあるらしいのです、経験したことのない美味しい物件が・・・」。
そんな中から、二つのテーマを選んでみました。それは、最近よく耳にする「つがにうどん」と「鍋焼きラーメン」。話題豊富な”知ったかぶり”を演じるためにも、一度は味わっておかねばならない二つの麺料理です。
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インターネットによる事前の下調べによると、「つがにうどん」は、吾北地方(高知市から北西の山間部)の名物で、地元で「つがに」と呼ぶ川蟹をうどんの中に入れたもの。その蟹味噌を味わうために、蟹自体をすりつぶして、肉団子にして出汁の中に入れているとの情報もあります。
蟹の旬は、夏〜秋。それ以外の季節なら、冷凍で対応・・・という話でしたが、今ならまさに旬のど真ん中。とれたてピチピチの蟹が入っているとの事なのです! まずは、この蟹を味わうために仁淀川へ向かったのでした。
仁淀川中流に、目的とするレストラン「あおぎ」がありました。仁淀川がよく見える席に座り、「つがにうどん(かにうどん)」を注文すると、赤い蟹の半身が入ったうどんが出てきました。
店の人に聞くと、近くの沢でとれた”モクズガニ”が入っているとの事。
味わってみると、蟹味噌のおいしさが出汁によくとけだしていて、とっても風味高いのが特徴です。小降りな蟹ですが、しっかり味噌も身も入っていて、おいしかったのでした。
うどんこそ讃岐の人間からしてみると、普通のうどんですが、そんなことを差し引いても蟹が美味かったのでした。
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別に頼んだ訳でも何でもないのですが、テナガエビ(川エビ)が出てきました。これもプリプリで美味い。スーパーに並ぶ天ぷら用のブラックタイガーほどの大きさですが、味がくらべものにならないほど濃い・・・。
「つがにうどん」は850円也。R194の中追渓谷入り口付近にお店はあります。 |
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