大山国際スキー場 |
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大山、そしてその周辺の蒜山高原とかって、四国のライダーにとって憧れの地。険しい山地が続く四国の道とは違って、なんだか雄大。牧場とかあって「遠い所へ来たんだなぁ・・・」って思わせてくれる地なんです。今回は、お盆前のとっても暑い時期、避暑気分を兼ねて、ツーリングへ行ってきました。
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高速道路の、休日無料も終わって、高速の料金は高くなりました。
同様に、瀬戸大橋も高くなりまして、僕ら四国のライダーにとっては、本州へ行く時には、とっても負担が増えてしまいました。
屋島工房では、高速道路無料化終了に合わせて、高松〜宇野間のフェリーの回数券をプレゼントするキャンペーンをやっているのですが(期間限定)、ちょっと券が余ったので、「船を使ってツーリングでもすっか・・・」ということになったのです。
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急なツーリングだったものですから、お誘いしたのは、地元消防団の後輩・金髪のK藤君。愛車はCB400SF。ソロツーリング大好きで、すでに走行距離はすでに”ん”万キロなんですが、バイクは何故かピカピカ。今時分珍しい、乗るのもイジルのも大好きなバイク青年なんです。
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さて、旅の冒頭は船から始まります。高松から、船に乗って岡山県宇野へ。所要時間はおおよそ1時間。現在高松〜宇野間は、2社が運行していて、どちらのフェリーも回数券で乗ることができます。
基本的には乗船手続きや、予約など必要無いので、フェリーの時間までに港に着くと、すんなり乗せてくれます。揺れの少ない瀬戸内海なので、紐での固定もありませんよ。
船でグダグダお話していると、すぐ宇野港に到着。港から近い瀬戸中央自動車道の水島ICから高速に乗って、蒜山高原(ひるぜんこうげん)を目指します。
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宇野の港からおおよそ2時間で、蒜山高原に到着します。蒜山高原は、標高500m前後の丘陵地。ところどころに牧草地帯が広がっていて、馬や牛がいたりします。高松を出た時は、とんでもなく蒸し暑かったのですが、さすが高原。少しひんやりして気持ちいいのでした。残念なのは天気。出る時あれだけ晴れていたのに・・・。
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蒜山高原から、北に山を登れば大山です。大山はもともと巨大な火山。噴火により陥没したカルデラに沿って周回道路があります。標高はちょうど1000mぐらい。涼しい風がジャケットを通り抜けていきます。
ところどころ気持ちのいいワインディングも。道路もきちんと2車線確保されているので走りやすいです。 |
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ちょっと臨場感あるかと思って、家庭用ビデオ積んでいったのですが、
ブレブレで見づらいですね。次、工夫します。
(危なっかっしい走りですが(^^)、もちろん適切な速度で走っておりますよ。)
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カルデラの外輪山を走っていると、天気もめまぐるしく変わります。
晴れている瞬間もあれば、突然スコールのような状態に。
大きな木の下で、雨宿りをするハメに。まさか雨具は持っていってなかったのでした。
(でも、なんでこの間買ったPS社のジャケット着て来ないの? ねえK藤ちゃん?(TOT)) |
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いろいろ散策しながら走っていると、時はお昼に・・・
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決して肥沃ではない、大山の丘陵地で作られたソバ粉を使ったのがご当地名物、大山そば。甘皮までたっぷり引き込む製法によって、独特の黒い色と素朴な風味が特徴です。いろいろ提供するお店があるらしいのですが、「これぞ!」って下調べしたお店はなぜか休業中。結局スキーロッジのような所で食べました。でも結構イケてる、お味でしたよ。
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さて大山をぐるっと一周した後は、写真のような一直線の道を西に。鳥取県の倉吉市方面へ。見渡すかぎり一面の畑や牧草地が延々と続いて行きます。
それと、降りるに従って気温が高くなっていきます。町並みが見えてくることには、「ベトッ」とした夏独特の熱気に包まれます。
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倉吉の町では、なぜか道端にあった鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」へ。
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当館の目玉施設、昔の梨農家の様子をロボットで再現。これ・・・ってホントにロボットで動かす必要があるのでしょうか? |
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二十世紀梨だけじゃなく、いろんな種類の梨を食べ比べできます。もちろんお土産も買いました。 |
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ええ年をした金髪のオッサンが、カブリモノをするとこうなります。 |
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旅の最後は、倉吉からほど近い三朝温泉へ。ラジウム含有量世界一と言われる放射能泉(どうやら体にはいいらしい・・・?)。
町の真ん中に流れる川には、河原風呂という露天風呂があって、無料で入れます。地元の人に「せっかく来たんやから入って行きや」と言われたんですが、大勢の人がジロジロ見ている公衆の面前で、素っ裸になるのは勇気の要るもんですね。結局足湯にしておきました(@_@)。
足湯だけでも、十分疲れを癒してくれるのでした。
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足湯を出てからは、湯原方面を経由して高速に乗り、来た道を帰りました。もちろん宇野からはフェリーに乗船です。
雄大な大山は、四国では無い景色。天気さえ良かったら、素晴らしい眺望が望めたはずです。避暑にはもちろん、秋口の紅葉の季節も、大変素晴らしいでしょう。大山、蒜山、そして倉吉や三朝温泉は、ツーリングコースとしてぜひオススメです。四国のライダーにとっては、非日常が味わえるかもね。
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おまけ・・・恒例のソフトクリームインプレ
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ツーリングの当日、ソフトクリーム屋を見つけると、一目散で駆けつけるK藤青年。最初はジャージー牛ソフト、2本目は二十世紀梨ソフト、そして3本目は岡山名物白桃ソフト。彼の中では梨ソフトが一番美味しい・・・ということでした(どうでもいい情報ですけど)。 |
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