当日の天候は、快晴。出発時は少し寒かったのですが、日差しによりどんどん温度が上がっていきました。
重ね着をしていたのですが、インナーを次々に脱いでいくことに。
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徳島県の阿南市までは、快適な2〜3車線の国道が続きます。阿南市を越えると、交通量も少なくなり対面1車線の国道になります。このあたりから、海側にはリアス式海岸が連なり、山と谷がギザギザに海に突き出す地形になっていきます。
国道を東に曲がり、海沿いの伊座利集落を目指すのですが、途中から狭いワインディングになっていきます。
今回目的のそのお店、11時開店なので、いくら人気だと言っても、11時台なら余裕で食べ物にありつけるだろう・・・という算段だったのです。しかも、道中すれ違う車もほとんどいない、ちょっと寂しい感じの場所ですし。
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太平洋を目指して、山越えをするのですが、道はどんどん狭くなっていきます。
すれ違う人や車のいない静かな所です。
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ところがですよ、港についてみると、バイクが十数台止まっていて、食堂の前は小さなお祭り騒ぎ。まだ12時前という時刻なのに・・・。
店の人に聞くと、「順番にご案内します。名前書いておいて下さいね。」と言われたので、名前を書く紙を見てみると、10組目ぐらいの二十人ぐらい後のご様子。店の様子を観察すると、チェーンの牛丼屋さんのような客回転ではもちろん無いので、どう考えても1〜2時間待ちという状態。
太陽の出ているのが短い、晩秋の貴重な時間なので、一同思案の後、別の食堂を探すことになりました。
せっかく旬の魚を求める「第一目的地」だったはずだったのですが、残念ながらここ伊座利では、何も口にせず後にすることになりました。
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2〜3組のバイクの集団が、すでに客待ちをしていました。
バイク乗り・・・みんな考えることは同じですね。
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空きっ腹のまま、一行は次の目的地、蒲生田岬へ。
岬の近くには、かもだ岬温泉センターというのがあって、そこも地元の人が、海や山で採れる幸を使って食堂を開いているとの情報があり、今日の昼食はそちらへスイッチすることにしました。
やはりツーリングの旅って、第二希望・第三希望を用意しておく必要がありますね。
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一同お腹が空いているのでペースも上がりました。
岬まで長閑な集落と、小さな山越えが続きます。
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岬へは、このような海と山が切り立ったところも。
その昔、陸の孤島と言われる訳もなんとなくわかった気がしました。
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蒲生田岬には、昼の1時前に到着。先ほどの事例もありますので、僕が食堂の混雑具合を確認すると、こちらはテーブルが空いている模様。
一同「ホッ」として、バイクを降りたのでした。
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