待ってましたの夕食。

待ち望んだ
「久保田 萬寿」
そして、「あわびの踊り」
普通、旅館やホテルに酒類の持ち込みはいかんのだろうが、ここ「山芳園」は違った。気が利いたことに、持ち込み用の冷蔵庫まで用意してあるのです。宿に着いて「萬寿」を冷やすこと2時間で宴会の始まり。(※「萬壽」のような酒は冷やしすぎに注意!)


まあ、あまり言葉はいらないでしょう。
極楽な風呂の後に、最高の酒、申し分の無いつまみ。

さて、”久保田 萬寿”だが、「日本酒の冷やなんて、決して美味いとは思わない。」と思っているそこのあなた、それは違います。あっさりとした、雑味のないノドごし、日本酒独特のクセがないと言ってしまえばそれまでだが、うまい!のです。
恐らく、賞味したら考え方が変わるかもしれないだろう。と言っても、”久保田 萬寿”が置いてある飲み屋は、そうはないし、あっても小さなグラス(100ccほど)一杯で、どんなに安くても1,000円也。高級ホテル・旅館で飲んだら、一体いくらになることやら。


今回の7名のうち、5名は呑んべ〜。結果は明白であり、萬寿の一升瓶は一瞬のうちにカラ。絶対に足りないと思ったので、宿の冷酒を4本ばかり頼んで予めテーブルに置いておいたが、やはり皆われ先に萬寿に喰らいつく。ハイエナみたいに。

ところで、”久保田 萬寿”ばかり誉めてしまった。この酒は高額でプレミアが付くほど人気があり、あまりにもメジャー。はっきり言って、”萬寿”ばかりが「スゴク美味い!」なんて言っているのはシロウトです。純米大吟醸の酒が美味いのは当り前の話で、他にもっと安くて美味い酒は探せばあるのです。

まあ、そのさわりだけでも知りたい人は
「あがらば」酒講座HP by PAIR SLOPE
までどうぞ、日本酒・焼酎・洋酒等をやさしくお教えしましょう。
(「あがらば」は行きつけの飲み屋さんです)


さんざん呑んで、喰ったので、早くも消灯。二階建の離れの為、一階はいびき組の4名、二階は他3名に分かれる。当然私は二階。

この宿の料金:一人平均\23,000ほどでした。(宿泊7名。税、サービス料、別注の冷酒、ビール込み)
我々、2万円を超える宿に泊まるのは、この時季の「寒中ツーリング」のみ、
年に一度のぜいたくなのだ。


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