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 金沢林道の中腹で、八ヶ岳のたいへん素晴らしい一望を堪能し、さらに先へと進む。なるほど、乗用車が入って行けるほど路面はフラットで、ガレ場や深いワダチはほとんどない。慎重に走れば、リッターバイクでも走破できそうな林道だ。あとは心配していたアレさえ出てこなければ、アレさえ・・・。

その心配していたアレ、すなわち残雪。峠に近づくにつれ、日陰の道に現れる。重いF650は、慎重にワダチを通過。






乗用車の残雪脱出を手伝った御礼にといただいた八ヶ岳パンでお茶タイム。
林道入口で先行していった乗用車が妙な角度で残雪にスタックしている。

 4月の中旬になるのに、やはり心配していた残雪はあった。ワダチまでも雪、しかも登り坂では、二輪駆動の乗用車など簡単にスタック。通せんぼ状態なので年配夫婦と我ら4人、30分以上かけて雪道を脱出させ、乗用車はもと来た道へと戻っていった。先ほど、リッターバイクでも走れそうと言ったのは訂正だね。オフ車のジェベルでさえ気合いを入れて残雪通過、F650は冷や冷やモンで通過。




・・・宣 伝・・・
[ カミさんのジャケット ] [ 私のジャケット ]
2004年春の最新モデル DMF-13・・・そもそも林道を走るためのジャケットではない。こんなに美しいスタイルなのに邪道な?アウトパッドプロテクションを着けられてしまうし、泥ハネで汚れるし、で台無し。お花見には着心地の良さで違和感がないのだが。 2003年秋のモデル S-190D・・・このジャケットもオフロード用ではない。どちらかと言えば、その反対の高速向けモデル。今回のようなツーリングに使うのはシロウトのすることである。でも、肩・ヒジ・セキツイに丈夫なフェルトパッドを装備してるし、案外動きやすいし・・・。






 やっとの思いで金沢林道から芝平峠を越え、のどかな田舎道を下り高遠に向かって走る。さて、いよいよ待望の「桜」との対面も間近に迫ってきた。

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