・・・さくらだおんせん さんぽうえん・・・


 西伊豆の松崎町にある「山芳園」、海沿いの国道から2キロほど桜並木の川をさかのぼったところにある一軒宿。だれもが期待するであろうオーシャンビューは当然ない。そのかわり、海に負けないくらいの数々の“癒されるおもむき”がそこにはある。


 弊社サイト「伊豆寒中ツーリング:ロケ編」のなかに「山芳園」が入るので、そのロケの翌々月、3月上旬に確認了承のためカミさんと出向いた。わざわざ行かなくても、添付メールやファックスという文明の力があるのだが、なんだかバイクに乗りたくなったし、東伊豆の早咲き河津桜も見たかったし。
 ということで、この画面上の「さくら」は当日(3月9日)撮った早咲きの河津桜であって、山芳園前の桜並木のものではなく、その種も異なる。ちなみに、あなたは森山直太朗の「さくら」と河口恭吾の「桜」、どちらが好き?、福山雅治の「桜坂」もいいけど、やはり「夫婦坂」のペアスロープが一番だな。(無理矢理だったかな)

趣向を凝らした数々の風呂のなかのひとつ“家族風呂”。広角レンズを持ってこなかったため全景は写せないが、大人4人が余裕で入れる。その他に、露天風呂、檜風呂等がある。

旦那自らが焼く炭のコップでビールや日本酒をいただく。ビンビールが生ビールに、吟醸酒が大吟醸酒になったのではないかと思えてしまう。 ミカンまで炭にしてしまう。その他、ドングリや松ぼっくり、カボチャやきゅうりなどなど、なんでも炭にしてしまうことが好きなようだ。


 夕食は、松崎周辺の駿河湾で獲れた地の物ばかりが並ぶ(アワビも伊勢海老も、その他刺身も標準料理)。だから、マグロやサーモン、はたまた毛蟹やズワイなど、この辺で獲れないものは出ない。(伊豆でも多くの旅館・ホテルが「ズワイガニってこの辺で獲れたっけ?」てな海の幸が出る)
 写真のカニは高足ガニで、同じく西伊豆の戸田村が有名だが、ここ松崎港でも上がるとのこと。うわさによると、それほどの味ではないという声が聞かれたし、価格も高いこともあり、私自身喰ったことがなかった。今回は宿の旦那さんがホームページのお礼にということで(たぶん?)、炭火で焼いて夕食時に持ってきてくれた。で、その味はというと、「まいう〜!!!」(元祖でぶやより:関東だけの放送かな)。旦那さんが言うには、ボイルだと味がおちる。だから炭火高足ガニ。お世辞抜きに絶品である。
※炭火高足ガニは、時季による別注料理。かなり高額。要予約。

高足ガニの話ついでに、戸田村の「駿河湾深海生物館」へ


桜田温泉 「山芳園」(さんぽうえん)

静岡県賀茂郡松崎町桜田569−1  TEL 0558−42−2561

http://www.sanpouen.co.jp/




これまたついでに、ショートショート 「伊豆 河津桜花見ツーリング」
3月9日、東伊豆の河津へ花見ツーリング。GSF-1200&ムルティストラーダのツーショットは初めて。







イモなんか喰っていたので気がゆるみ、その後ムルティ初転倒(立ちゴケ)! 
クラッチレバー代金 11,193円也!!!
(100本で国産リッターバイクより高い。これいかに!)
なお、イモは300円也。

おわり