2006年5月5日

 5月5日こどもの日の朝7時、弊社ショップに7台が集合する。さて出発!という時に、「どんなルートで米沢にむかうのかい?」 私の質問に答える者なし。だ〜れも考えていなかったのである。
 「三橋さんが参加するってんで、おまかせしま〜す」だと。米沢に一直線で行ったら午前中に着いてしまう。「今言うんじゃねえよっタコ!ガキじゃねえんだぞ、歳いくつよ、30代、40代、おっと60代に突入したジイ様もいるじゃねえか」
 だいたいこんなもんですわ、この連中と行くときはいつも、、、。
東北道をバッキューンと急いで走るが、休憩が長い。休憩を短くして、もう少しゆっくり走っても同じなのだが。

今回の新兵器は、〒君が持ってきた車載の動画デジカメ。画像はぜいたく言えないが、まあまあ撮れている。それでは手始めにご覧を。
※電話回線の方はごめんなさい。重いかも。
動画 : その1.
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 短かかったでしょう、動画。ほんとはもっと長いのだけれど、下品な走りなので超ショートカット編集しときました。ところで、カメラ装備バイクの真後ろで突っついていたのは私。ジイ様はその先で、スロットルをひねり回してましたわ。そういえば唯一参加のお嬢さんはもっとはるか先で、ひねり回していたそうな。

 東北道二本松インターを降り、山に向かう。もう何度も走っているが、磐梯吾妻スカイラインを攻略しようって寸法だ。しかし少々腹も減ってきたので、先頭を走ってた私が岳温泉辺りの食堂を選んで停車。
 のれんをくぐって店内へ。昼時なのに客はだれもいない。こりゃぁやっちまったかなあ、と思ったがあとの祭り。とんでもない味で、みなさん、申し訳ないでぶ。
(※警告:その店は岳温泉中心街の福島方面右側)
 
「なんじゃこりゃぁ〜」。ちなみに筆者のチャーハンはぞうきん味でした。





 磐梯吾妻スカイライン。昨年4月20日は、“福島桜巡り”でそのゲートまで行ったが、除雪中で通行止めだった。5月5日の現在でも、標高を上げると道路脇に多くの雪は残るものの、快適に走れる。そしてその雪景色からは想像できないくらい今日は暖かい。やはり来てよかった。さすが磐梯あずまスカイ・・・と、思いながら走っていると、前の2台がフルブレーキ。。。
この撮っている最中、前の2台がフルブレーキ。こちらはカメラを持っているわけで、フロントブレーキに触れていないから大慌て。


カーブに転がったパニアケース。

動画その2. パニア爆弾落下。
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 ようするに、先頭を走ってたBMW R1200GSに乗る太った人(めんどくさいからデブ)のパニアケースが、カーブに入るところで落ちた。2台目のムルティストラーダに乗ったこれまた太っ、デブが減速し、かろうじて避け、3台目VTR鉄道マンも急減速。事情によりフロントブレーキが使えない私がなんとか止まれたのは、そのブツの真横だった。
なんだなんだ、どうした!


上流階級ではないので、下品な言葉が飛び交うのは仕方ない。


寒そうに見えるが、ポカポカ陽気で暖かく、快適快走。(パニア落とさなきゃな!)








動画その3. 下りの戦い
被写体は筆者のGSF。下りは怖いので流して走るが、それでもややハイペースかな?
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 磐梯吾妻の下りは、勾配、カーブともに急なところが多々あり、スロットル全開というわけにはゆかない。こういった道は、連中が無理なハイペースで危険をおかさないためにも私が先頭を走りガードする。
 しかし、動画を見てお分かりのように、全員の無理ないペースに合わせて走るのが飽きてしまうと、〒君のカメラバイクを真後ろに呼んで、ちょっとペースアップで遊ぶ。動画ではカメラが後ろについてからエンジン音が変わるのが分かろう。ここ数年で腕を上げた〒君なら、このくらいのペースに難なくついてくるのでありがたいのだ。


 こうして磐梯吾妻スカイラインを7台のサムライはなんとか無事に走りきった。
 「俺はニコンのカメラにしたんだ!」と、孫の写真を撮るのを口実に買ったジイ様は、我々と米沢に向かわず、福島から東北道で東京に帰っていった。日帰り650キロは、さぞかしきつかろうが、明朝5時から仕事だってんだから、たいしたジイ様だ。


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