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夕刻ちかくなると気温がぐんと下がる北海道。まだ日差しはあるが、防寒目的でレインウェアを着なくてはならぬほど寒い。 |
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午後6時ちょいと前、JR苫小牧駅に到着。娘と見送りのカミさんは改札に向かった。 |
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やっと函館に到着。函館駅前のビジネスホテルの部屋から写す。 |
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本来なら走って愉しい一般道を選ぶが、旭山動物園でのんびりしすぎたので、旭川市からすぐ道央自動車道に入り、まずは苫小牧駅に向かう。
夕方4時、走っていて気温がぐんぐん下がってゆくのがわかるくらい寒い。サービスエリアに入り明日の青函フェリーを電話予約し、そしてまたしても雨が降っていないのにレインウェアのお世話になる。
旭山動物園から約200キロ、3時間弱でJR苫小牧駅に着く。台風の影響で上野行き寝台特急 北斗星が運休になっていないか確かめに改札に行き、駅員に尋ねると「大阪行き、寝台特急“トワイライト
エクスプレスは運休しましたが、北斗星は出ます!」とのこと。安心したものの、ほ〜、台風に突撃してゆくんだな、と不安がなくもないが、娘をそれに乗せる。
さて、その寝台特急を追いかけるように我ら2台のナナハンも出発進行! 鉄道と並行して走る高速道路で函館を目指す。その距離250キロ強。
寝台特急 北斗星は2両のディーゼル機関車(形式名:DD51)で引くが、その足は函館まで平均速度70km/hと遅い。同じルートを函館まで走るディーゼル特急“スーパー北斗”の平均速度106km/hならとてもかなわないが、“北斗星”ならばきっと我らのほうが函館には先に着くだろう。ま、どうでもいいことだけど、とりあえず勝負。
ところがどっこい高速道路を30分も走らないうちに寒さの限界を超えた。道路上の電光気温計は“6℃”を表示している。こりゃもうダメとサービスエリアに入り、あったか〜い、つぶつぶコーンスープ(これが旨いんだ。トウモロコシのツブが最後まで食えずイライラするのが難点だけど)を飲んで、ホカロン買って、そこらじゅうに貼って出発。
しかし北の大地の寒さは、春物ウェアで来た我らを許してはくれなかった。これでレインウェアを着ていなかったら、などと想像もしたくない寒さのなか、鼻水を垂らしほうだい精一杯走った。100km/hを越えて走るより90km/hのほうが寒さが和らぐのがわかったので速度は控えた。途中、函館の70キロ手前で高速道路は終点のため一般道を走り、夜10時ちょい前に函館駅前のビジネスホテルに到着。娘の乗った寝台特急
北斗星は、函館駅に10分前に着き、上野目指して台風に挑戦するかのように走り去ったあとだった。
さて、べらぼうに腹は減ったし、カラダはシンから冷えたし、居酒屋に行ってアルコール補給して元気を取り戻そうじゃないか。。。 |