<製品案内 <レザージャケット



はるか太古から、武具や神事に用いられてきた鹿革。
大化の改新で知られる中大兄皇子と中臣鎌足が知り合うきっかけが、当時流行した鹿革製の蹴鞠だったとする説がある。また、平安時代以前の鹿革で作られた品々が宝物(ほうもつ)として今も東大寺正倉院に収蔵されており、鹿革は大和民族にとって最も歴史の長い皮革素材だと言えるだろう。

最上級の鹿革だけが持つ味わいと肌ざわり。触れた瞬間に走る、懐かしさに似た感動は、古来より受け継がれた遺伝子が呼び覚ますのかもしれない。



製品画像をクリックすると詳細ページに移動します。
※ジャケット用の鹿革は国内産の野生鹿を入手できるようになりました。
ただし供給が不規則なため、製作可能時のみ受注生産いたします。
革の入手状況は変動しますため、ご希望の方はお問い合わせください。

極細の繊維が幾層にも複雑に絡み合うことで、伸縮性に富んだ独特のしなやかさが楽しめる鹿革。日常的に気負わず使えるフライトジャック系スタイルのF-58SDF-88SD、美しいシルエットを持つシンプルなハーフコートタイプのR-50SD、唯一のライダーススタイプは318W-SD。厚手の革とは思えないソフトな着心地は、比肩できる素材が他にありません。きっとご満足いただけることでしょう。
上記製品は製作例で、ご希望の製品を特注可能です。ご相談ください。

※鹿は行動的な動物のため、ぶつかったり転んだりしてできた小さな傷が必ずあります。革質を厳選し、最善の製作をいたしますが、傷はどこかしら含まれます。強度や品質に影響は無く、自然の皮革の証拠でもありますので、あらかじめご理解の上、素材感をお楽しみください。


<サイト案内 <メニュー <製品案内 <レザージャケット