数多くの系列モデルを持つRTシリーズの歴史の中でも、別格と言える作り込みの製品。襟と肘のみならず、細部に施された革パイピングが「良いもの感」を際立たせます。ふんだんに使用する革パーツは夫婦坂工房がレザージャケットと同じ製法で製作、布地部分は布地専門の月夜野工房が担当し、それぞれが得意分野で腕を振るい、じっくり手間を掛けました。従来の革ジャンと繊維ジャケットの区別を超え、素材のみならず製作者までも良い所取りの、特別な製品です。軽い着心地なのに、要所にはレザーの重厚感と強度を備えています。
着丈はやや長めとし、バイクに乗らない日も街や様々なアウトドアシーンで着こなせる仕上がり。操作しやすい形状のフロントファスナーと、それを包むように覆う防風フラップ。長年培って来た質実剛健の機能性を受け継ぎつつ革新的な変更を行った、渾身の1着です。 |
|
|
胸部プロテクター取付用マジックテープ標準装備。
贅沢に使用された革パーツが雰囲気抜群。繊維ウェアの新しい可能性を提案する製品につき、安価ではありませんが、この作りならお買い得と言えるでしょう。
表面強撥水、裏面防風防水コーティング(開口部と縫製部があり雨具同等ではありません)。左胸内ポケット、左右にファスナー開閉式ポケット兼ハンドウォーマー装備。肩・背中にフエルト製プロテクションパッド(背中は着脱式)。ドライクリーニングOK。事前に洗濯表示をご確認ください。干す際は幅広のハンガーで陰干ししてください。 |
|
|
|
|
プロテクションパッド |
|
摩擦・引き裂きに対して絶大な強度を持つフエルト製パッドを背中と肩に使用。柔軟性・通気性があり着心地に違和感が少ない上、衝撃吸収性・耐久性にも優れ、かつてはレーシングスーツにも使用されていた素材。
革アウトパッドがあるため、内装ヒジパッドは無し。背中用は着脱可能、肩は裏地に固定式。(そのまま洗濯可) |
|
|
|
|
|
ライディングポジション |
|
腰下までの丈があるコートのため、ツアラーやネイキッドなど、多くのバイクの標準的なポジションと好相性。スーパースポーツ等の強い前傾ポジションのバイクでは、裾や腹部がタンクと干渉する可能性あり。 |
ライディングポジションで比較する
|
|
|
|
|
機能グラフ |
|
一部を突出させた性能よりも様々な状況に対応できるバランスを重視して、実用面で全製品中でも最高クラスの汎用性を誇るRTタイプ。
RT-70はカジュアル使用にも適した作りで、バイクから離れていても違和感の無いシルエットが魅力。上質感のあるアウトドアコートとして、バイクに乗る日もそうでない日も、ヘビーローテーション間違いなし。
※「防寒」の点線はオプションの防寒ライナー(全面型)装着時。 |
機能グラフで比較する |
|
|
|