近年、日本の山間部では野生の鹿の増加に伴う被害が問題となっており、狩猟を行い食品に加工するなどの取り組みが始まっています。弊社では皮革業者さんと共に、皮も活用できないものか…と考えて来たのですが、野生動物は大きさや状態が揃わないなど数々の難題があり、実現は困難でした。しかし年月を掛けようやく、良質な原皮を選んで加工する仕組みができ、少数ながら製品化を実現しました。放牧の鹿よりも加工に手間と時間を要し多くは作れませんが、野性味がありながらもなめらかで、希少価値の高い鹿革に仕上がっています。
使いやすさは、これまでの鹿グローブ作りの実績が裏付けしており、簡潔に…「絶品です」。 |
|
| 革製品は食文化と共に発展した、限りある資源を無駄なく使うための人類最古のエコロジー製品とも言えます。多くの方に積極的にお使いいただくことで、不要な廃棄を防ぐことに繋がります。 |
|
インターネットからご注文いただけます。
 |
|
 |
| お馴染みの指を包み込むガンカット製法。野生鹿はシボ（革の模様）が比較的強めに出ていることも特徴と言えるでしょう。 |
|
|
| 縫製糸はプレミアム感を引き立てる白系にしました。手首と裾の内側の2ヶ所にマジックテープ調整式のベルトを備えています。 |
|
 |
ニュージーランド産の放牧鹿を使用する鹿屋島に比べ、荒々しい野性的な表情が特徴。
革の質感に合わせ、濃淡のムラがある染色で一層雰囲気のある仕上げとしました。
天然物のため、自然の傷痕などがどこかしら含まれることも革の味わいを増しています。 |
|
|