|
|
着用した写真がこちら。プロのモデルではありません。弊社の縫製担当、50代の普通の男性です。
新品を履いた素人を撮影したため、店頭でお客様が履くのと同じ条件です。スタイルが良く見えるのが伝わるでしょうか…もちろん、写真加工等インチキはしていません。
目指したのは、普通の人が普通に履いて格好良く、かつ丈夫で動きやすく快適なジーンズ。生地も縫製も上質です。
下は普通のジーンズには厳しい、膝を目一杯曲げる姿勢。ストレッチが効いているのがわかります。 |
|
|
|
|
|
|
|
サイドのステッチは、生地の縫い合わせでは最も強度の出る「巻き伏せ縫い」。通常は股などの力の掛かる部分にのみ使われ、サイドは割り縫いかインターロック(たたき縫い+ほつれ止め)が多いのですが、バイク用として万一転倒しても簡単には開かないことを重視。21ozの時は生地が厚過ぎてできなかった製法です。 |
|
|
|
|
|
|
巻き縫いの裏側(淡色部分)を見ると、文字通り生地を巻き込んで折りたたんでおり、生地は4重、裁断面は内側に隠れます。割り縫いやインターロックだと裁断部分が露出しているので一目瞭然。お持ちのジーンズと比べてみてください。なお、内股側は体への当たりを柔らかくするため、インターロックを採用しています。 |
|
|
|
|
|
|
ウエスト右にベルトループ兼用のレザーパッチ。センターは2本、一周では8本となるベルトループでずり下がりを防止。股上は乗車姿勢を考慮し、前はやや浅く・後ろをやや深くして、腹部の圧迫を軽減しつつ背中が出にくく仕上げています。ストレッチの助けもあり、お腹が気になる方もすっきり履きこなせますよ。 |
|
|
|
|
|
|
レザーパッチのアップ。牛革に焼印で、品番と「MADE IN JAPAN」。ブランド名は申し訳程度に。この他にはタブやマーク類はありません。大人向けのジーンズですから、できるだけシンプルにして上品な印象に。物の良さは生地と作りで伝わります。 |
|
|
|
|
|
|
フロントは丈夫なYKK製ファスナー仕様。ボタンフライも良いのですが、多くの方に使いやすい実用性を優先しています。
トップボタンはドーナツタイプ。あえて装飾の無いフラットな形状とし、少数を手作りしている製品ならではの雰囲気を持たせました。 |
|
|
|
|
|
|
腰のポケットは深めのラインで手を入れやすい形状。内容物が落ちにくいようベルト直下に配したコインポケットには、体に当たると不快なリベットは使わず、ベルトループにも使われる閂(かんぬき)という何重にも重ね縫いする補強を使用。 |
|
|
|
|
|
|
バックヨーク(後ろ側の縫い合わせ部分)中心は生地が厚く重なって磨耗しやすい部分で、ほとんどのジーンズが抱える弱点。特にバイクでは上着やバッグ等の装備品で擦れやすいため、左右をずらして中心部分だけが極端に厚くならないようにしました。良く見るとユニークなバックスタイルも、量産品との違いを感じさせます。 |
|
|
|
|
|
|
上記バックヨークに次いで磨耗しやすい前後ポケットの角は、リベットで補強。頭が丸いので、もしシートなどに接触しても傷つけにくく、使うほどに渋味のある色に変色して行く楽しみも得られます。 |
|
|
|
|
|
|
ジーンズを引き立てる、工房手作りのベルトはこちら>> |
|