[2011年4月12日]

京都へ。

津山城を離れ、中国自動車道を東に向かい、京都を目指す。


なぜド真ん中を走らんのか?・・・運転はカミさん。


関西圏に入ると交通量と分岐が多いので、運転交代。


 京都市内に入る。が、宿泊先をまだ決めてないので、ちょっとRSタイチ京都店に立ち寄り宿情報を聞く。しかし店の皆さんは・・・「京都市内のホテルに泊まったことないので、お薦めは?と言われても残念ながら、、、?」。そりゃそうだろう、地元の者が利用することなんか、まずないのだから。なのでパソコンを拝借して宿検索。


祭りのあと・・・数日前のイベント日とは異なり、落ち着いたペアスロープ出張所。
「また来られたんですかぁ。あれっ、いつから奥さんがぁ?」。この1週間で4日間は顔を見ている橋本店長(2011年4月現在)。


そして宿へ。
サンルート京都:バイク駐輪場は業務専用車庫。夜から翌朝までシャッターで閉ざされるので、盗難の心配なし。これはありがたい。


 京都市下京区の鴨川近くにあるサンルート京都。フロントでチェックインを申し出ると、「お客様、千円プラスで清水寺まで見渡せる部屋がございますがいかがでしょうか?」・・・そうなのだ、今日のこれからの目的は、清水寺の満開の桜ライトアップ、それを見たいためにわざわざやってきたのだ。だからもちろんOK。ちなににライトアップは何時までかな?とフロント紳士に尋ねると、「残念ながら、昨夜で終わってしまいましたぁ」。
 ・・・なにぃ〜?。聞けば、ライトアップ期間は決まっており、しかし今年は寒く、満開がうしろにずれてしまった、という結果。いったい誰なんだ?満開予想を外したのは。責任とって延長しろよっ、と言いいたいが、まあ都合ってもんがあるのだろう。
 それにしても残念である。しかたがないので早めにメシを食って(私は酒)ほかを探そうか。




市内中心部へ居酒屋探し。
夕方の鴨川。

鴨川沿い界隈には料亭料理屋が多い。しかし店頭にはメニューも価格もなく、よそ者はちょっと入れない。


“鬼灯(ほおずき)”、以前は満席だったが・・・。
市の中心街の四条。たしかこの辺りに、2年前に行った居酒屋あり。記憶をたどって向かう。


客は我ら二人。青年店員とちょいと話す。

 2009年の秋に訪れた“鬼灯”は満席だった。細い路地を入ってゆくという京都に多い料亭風だが、その入り口にはメニューも値段も表示されているので入りやすく、料理も旨いので人気があるのだろう。しかし我ら二人だけ。手持ちぶたさの青年店員に尋ねると「ここんところお客さん・・・」。

 飲み食いしながら、ホテルでもらった観光マップを開いていると “高台寺”が目に付く。歩くには距離があるのでタクシーをひろう。そのドライバー氏いわく、「震災以来、観光のお客さん減っちゃって困りましたなぁ。特に外人さん、ほとんどおられまへんのです」。そう、なにがいつもの京都と違うかといえば、外国人観光客が激減してしまったのである。「いやぁ、被災地はもちろん、原発問題がある関東以北より、まだまだマシですよぉ、京都は」と、慰めるように言葉を返す。


東京とはちがい、ネオン輝く京都中心街。




予定外の寺に予想外の光景。

 高台寺は紅葉シーズンに訪れたかったところで、特に桜の名所というわけではない。だが観光マップに“ライトアップ”と書かれていたので、どんなものかと、やって来たのである。さて拝観料を払い、境内に入ってみると・・・・・。






中庭にライトアップされた桜がポツン。やがて、、、




さまざまな光の乱舞。


紅葉しているようにも見える桜の花。



池の中に鏡のように映る樹木。








 高台寺をすごく簡略化して説明すれば「豊臣秀吉と、その妻 ねねの寺」。それにしても派手な秀吉ごとく、ライトアップはもの凄い色彩である。中庭の光の演出は、ちょっとやり過ぎかな?と思うも、鏡のような池、竹林のライトアップは素晴らしい。紅葉の秋にもぜひ訪れたい寺だ。
 つづいて高台寺グループ?圓徳院(えんとくいん)に入る。









癒される庭。





 清水寺の桜ライトアップが見れなかったのは残念だったが、高台寺だってなかなかのもんだ。京都はライトアップの寺が多い。今後も訪れるたびに見てみようと、興味が湧いてくるのだ。

 さて明日は、、、? カミさんは新幹線で東京に帰る。その前に、午前中だけでも京都の桜巡り、してみようか。しかし私もいいかげん東京に帰んなきゃ、ほんとに席なくなるんじゃないかな・・・もう8日間、会社にいないし。(会社、もうなかったりして・・・だから皆さま、なんでもいいから買ってください)



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