文・写真:橋本 道継


 京都観光をするのなら、ぜひ京都伏見店にもお立ち寄りください。これから観光にという方なら情報収集に、その後なら休憩にと、京都伏見店限定の伝統文化との融合製品を見ながら、くつろいでいってはどうでしょう。また店内には昔ながらの意匠や調度品もあり、それだけでも一見の価値ありですよ。




■ 記念に一枚。




 ご来店にはぜひオートバイでお越しください。到着後はまず、ご自分の愛車を店の前に停めて、記念写真を一枚。歴史ある商家とオートバイはなぜかよく似合います。

 店舗脇に咲くコスモス(秋限定、春にはポピーが咲きます)と一枚。日暮れ時、格子から漏れる灯りをバックに一枚。などなど、季節や時間帯でいろんな一枚が愉しめます。


店舗脇に咲くコスモスと一枚。

入口のれんと一枚。


どーんと引いて建物と一枚。

格子戸よりもれる灯りと一枚。



■ 歴史と触れ合う。




 門口から中に入ると革製品のいい香りに気付くはず。ここ京都伏見においても、弊社が革ジャンをメインに取り扱う事を実感する事でしょう。入ったすぐの土間には、長持ち(昔の衣装ケースのようなもの)を展示台として、京都伏見店限定販売の小物がずらりと並びます。

 更に中へと上がれば、かもいの低さに昔ながらの建物である事を実感(頭上注意です!)していただけます。また土間とは趣の異なる長持ち(ながもち:衣装・寝具の収納箱)や水屋箪笥(みずやだんす:食器等の戸棚)、更に実物はそう目にする事のできない調度品なども、そこかしこに展示しています。

 特に古新聞などは、その時々の時勢も伝わってくるので、読みだすと止まりません。明治後半と昭和初期のものがあります。ぜひ読み比べてみてください。


展示台として使用する長持ち。

読みだすと止まらない古新聞。


天保五年(1834年)の鉄瓶。

矢立(やたて)、携帯用筆記用具。



■ くつろぐ。


写真:坂上カメラマン


 じっくりとお買い物をしていただいた後は、奥のカフェルームにて中庭を眺めながら、京都伏見店オリジナルブレンドコーヒーをお愉しみください。季節により、裏の畑で採れた新鮮なお野菜が付くことも(その時々であったりなかったりしますが・・・、)。
※お買い上げのお客様への珈琲サービスは、土日祝のみでございます。
平日はセルフサービスとなります。どうかご了承ください。


京都伏見店オリジナルブレンド珈琲。

時には自家栽培の採れたて野菜サービスも。


心地よい手触りの信楽焼カップ。

カフェから見る中庭、なごみます。





 ペアスロープ京都伏見店、いかがですか。行ってみたいと思いませんか。明治中期に建てられた歴史ある商家に、弊社が貫くニッポンの物づくりの品々と、更に伝統文化との融合製品が加わる事で、とても魅力ある店舗になっています。

 そして今後も少しずつではありますが、京都と奈良の見どころ走りどころ、京都伏見店サイト「古都巡り」にてご案内してまいります。お時間のある本当に暇な時で結構ですので、チラッと見ていってくださると、とてもうれしく思います。


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