使用頻度によりますが、たとえば週に1回履くなら、2~3カ月に一度の保革メンテナンスをお薦めします。毎月ならばさらによし、といったところでしょうか。
1回に要する時間は5分程度でもけっこうです。以下にさまざまなケミカル用品もご案内しますが、最低限、保革オイルひとつでもよいのです。
履き込んで、ピカピカに磨かれたブーツは魅力的です。そしてあなたも。。。 |
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牛革は各モデルによって1.6~2.2mmの厚さがあり、硬さも異なる。保革オイルは革の内部まで染み込ませることが効果的なので、1.6mmの柔らかい牛革なら1度塗り、2.2mmの厚い牛革なら2~3度塗り、といった感じで。 |
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夏、汗が革に染み込むことになるので、臭いが気になるなら水で丸洗いする方法もあり。しかし陰干しして乾燥したあとには必ず保革オイルを。パンチングの穴からオイルが染み込みやすい。乾燥によって革が硬くなっていたなら、お手入れ後に履けばほぐせる。 |
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革内部の繊維質が密で丈夫な鹿革は、牛革ほどの保革は必要なし。とはいえたまには。
保革オイルなら、ムラにならぬよううっすらと均等に(シュプリームクリームDX)。簡単で効果的なのはシュプリームワックススプレーをひと吹きで完了。 |
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● シュプリームクリームDX
ブーツだけでなく革製品全般に適応の塗りやすい植物性保革オイル。最もお薦め。¥3,000(税別)
● シュプリームワックススプレー
手間がかからず効果的。特に鹿革製品(革ジャンやグローブも)にはお薦め。¥2,300(税別)
● レザーソープ
革製品をより清潔に、という方に。¥1,800(税別) |
・・・そして、さらに役立つメンテナンス用品もあります。 |
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〔アメダス〕(防水・撥水スプレー) |
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〔馬毛バレーブラシ〕 |
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〔ブーツシューキーパー〕 |
水をはじく撥水力が特に素晴らしい。繊維製品からブーツまで多種多様に活用。怪しい天気と思ったらシューっとひと吹きを。¥1500(税別) |
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布で取りきれない革の隅のほこりや汚れをやさしく落とす、柔らかい馬毛のブラシ。¥3,800(税別) |
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型崩れを防ぎ、メンテナンス時にも有効。湿気を吸収、抗菌効果も得られる高級杉材を使用。ワンランク上のメンテ用具。¥8,900(税別) |
必要なのは1と2。1はササッとやったとしても2は丁寧にしたいものです。とはいえ数分のお手入れですが。
なお、3はさらにピカピカ感を出したい方に。新品時の光沢がよみがえります。 |
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〔ゴミや汚れ取り〕
ソフトな布や、馬毛などの柔らかいブラシを使って細かなゴミを取り除く。汚れが落ちにくければレザーソープまたは薄めの洗剤(アルカリ性はダメ)を使ってもよいでしょう。 |
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〔保革〕
ソフトな布で保革オイルを延ばすように均等に塗り込む。厚い革や硬い革なら1~2分の間をあけて2度塗りを。最後に布で磨けば、うっすらと光沢が現れる。お薦めは塗りやすく効果的なシュプリームクリームDX。 |
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〔ツヤ出し仕上げ〕 ・・・さらに美しく
保革後にワックスポリッシュ(¥1800税別)を布で塗り、その上に水滴を1~2滴落として広げるように磨く。仕上げに柔らかい布で磨き上げれば美しい光沢が現れる。つま先とカカトだけでもよいでしょう。※鹿革には不向きです。 |
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保革よし、効果ありのひと品はコレでしょう。 |
※どの保革製品でも、過剰な“塗り過ぎ”には注意しましょう。
メンテナンスにご不明な点があればお気軽にご連絡ください。
また、本店および京都伏見店では、メンテナンスの実演を交えてご説明いたします。どうぞご来店ください。 |
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ペアスロープのブーツは、ソール交換が可能。しかし無条件というわけではありません。以下にご注意を。
1. いちじるしく変形してしまったブーツ
2. ノーメンテナンスで革が傷んでいるブーツ
3. 長年の使用でブーツの底革が劣化しているブーツ
4. 汚れたブーツ(ご依頼前にメンテナンスを) |
3の場合、表の革が大丈夫でも、見えない靴底の革は汗などでボロボロになって劣化し、縫い直しが利きません。ソール交換可能な期間は新品から最長10年までとお考えください。(使用頻度で異なり、毎日履く方などは早く寿命を迎えます。また、5年以降はメンテナンス状態の良い物に限ります)
※ソール交換は現物を拝見してから可否を判断いたします。 |
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