ブーツのほとんどが牛革素材ではあるが、その牛革にもさまざまな種類があるのです。
厚さ:アイテムにより1.6~2.2mm
革の繊維質:オイル分の量
表面仕上げ:光沢の有り無し
用途によって革素材は異なります。
人の足元は汗をかきやすいところ。特に暖かい季節は汗の量が多く、ブーツの中は不快不潔極まりない。その対策には、パンチングされた革で通気させるのがいちばん効果的。バイクで走れば自然空冷となるのです。また、歩行でもメッシュ効果があります。
一般的にブーツ用として極めて少数派の革素材が鹿革。なぜ少ないかは、鹿革の入手自体が非常に少ないこと、そして高価なことがあげられる。そんな鹿革の履き心地は、牛革でもなく、化学繊維素材にもない・・・ほんとうに優しい履き心地です。
アッパー(ブーツの革本体部分)とソールの装着方法は3種類あります。それぞれに用途に合わせた特徴があるのです。
〔グッドイヤーウエルト製法]
〔マッケイ製法〕
ダブルマッケイ
〔セメンテッド製法〕
アッパーとソールを2工程に分けて縫製し、靴底のすき間には練りコルク、と多くの作業を必要とするが、「高級な靴の代名詞」と言われるだけの信頼性と履き心地あり。
アッパーの内部(ブーツの内側)でソールを縫い付ける製法。ビブラムソールとの相性がよく、弊社では頑丈な厚手の牛革ブーツに、この製法を採用している。
アッパーとソールを強力な接着剤により合体させる。製造工程とパーツが少なく、よって軽快なブーツに仕上がる。A8系ショートブーツやメッシュブーツに採用。
デコボコしているソールのほうが滑りにくい、、、というわけではありません。地面の条件に左右されるのです。あなたのライフスタイルに合うのは、さてどのソールでしょうか。
グッドイヤーウエルト製法に装着している「
合成ゴム+圧縮革
」。乾いたアスファルトでの摩擦力は弊社ブーツのナンバーワン。
未舗装路面でも信頼性のある「
ビブラムソール
」はマッケイ製法のブーツに装着。進む道を選ばないオールラウンド型である。
弊社ブーツで最も軽い「
圧縮ウレタンソール
」。セメンテッド製法との相性は良く、なによりも軽快な履き心地が最大の特徴。
〔全タイプソール交換が可能です〕
・・・※破損や劣化によっては交換作業ができません。
1世紀以上に渡って、紳士靴を作り続けている
『リーガル コーポレーション』
社に製造依頼したブーツ。ライディングシーンだけでなく、タウンユースとしても愛用できるデザイン。
「工場潜入ブーツ製作記」
も掲載。
軽快なセメンテッド製法から、質実剛健マッケイ製法まで、そして
厚手の牛革から柔軟な鹿革
まで東京の靴職人たちが手掛けるさまざまなブーツをご案内。
[ツアラー2 ラインナップ追加]
暖かい季節に自信を持ってお薦めするのが、革にパンチング加工した「空冷」ブーツ。足元を爽やかに。
〔サイズ選びは上記各ページでご案内〕
メンテナンスをしなくても長持ちするようには作ってますが、より長くご愛用されるならお手入れを。極端に申せば、前者と後者では倍の差が開きます。
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