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パターン:既製品もオーダー品もこの型紙がなければ製作不可能。特にオーダー品は、パターンナーが1着分専用で型紙を製作する。
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革剥(す)き:縫製上、革の重なる部分は多い。そのまま縫ってはぶ厚くなるので、革を削る。この革スキ機械を自由に操るにもワザがいる。
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マーク:ある革ジャンの肩につく小さなくり抜きマーク。その周りの縫製糸は2周。そしてその針穴は、まったく同じところに縫いこむ。・・・これ、自慢の技。
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裏地:各部分を縫い合わせるだけでなく、裁断後に端にロックミシンを使用するのが弊社の特徴。ひと手間で耐久性は延びる。写真は肩にフェルトパッド装着。
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革本体に裏地を合体:ペアスロープの裏地は創業以来、伝統的にワインレッドが主体。それはオリジナルカラーの特注生地を使用する。 |
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裁断:型紙から革に写しなぞった専用のペン跡をカッターで切る。なお革素材は一定の質ではない。どの部分をどこに使うかで、品質が左右される。
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バーツ作り:ベルトやバックルなども革スキ機械を必要とし、時間の掛かる作業。写真は1着分。これだけでも2時間は掛かる。
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エリは重要行程:革ジャンの顔とも言われるエリ。革の部位の選択も当然ながら、その糸使いには神経を要す。きれいな曲線は腕の見せどころ。
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革本体の縫製:作り終えたエリや各パーツを革のボディに縫い合わせる。強度を必要とするところはWステッチ。その間隔は均一に、しかも平行に。
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仕上げ:写真はほぼ最終工程であるフロントファスナーを縫い合わせるところ。ここで失敗すると真っ青になるので、いちばん緊張する場面でもある。 |
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