ニュースを見ていて「今度ここ行ってみたい・・・」なんて思うことはありません? ちょっと野次馬になって、ニセものジャーナリストになりきるっていうのもいいですね。もちろん取材は、機動力抜群のオートバイで行くべきでしょう。
|
あのゴミで有名な島、豊島(てしま)へ
9月上旬のある日、岡山と高松の真ん中の瀬戸内海に浮かぶ豊島に行って来ました。人口1000人少々と、高齢者の多い静かな島ですが、一時「ゴミの島」としてたびたびニュースになった島です。 |
|
豊島に着くと、まずは島の一周巡りから。島を回る道は約10km。「家浦」「唐櫃(からと)」「甲生(こう)」と呼ばれる3つの集落があり、それぞれの集落を道路が結んでいます。景色が良いのは、四国が見える南側。段々畑があったり、漁村の風景が広がるのは、岡山が見える北側になります。
|
|
|
|
漁業と、港湾土木業で栄えたのは昔の話。港で人を見かけることもなく、ひっそりと静まりかえっていました。 |
|
|
|
|
島の南側にはオリーブ園が広がり、海の向こうには四国の山々が見えます。典型的な瀬戸内の風景です。
|
|
|
|
|
|
|
|
島の北側の丘陵には棚田が広がり、瀬戸内の島では珍しく米作が盛んなのが特徴です。 |
|
|
|
島を一周した限りでは、美しい島の景色ばかりで、ここがなんでゴミで有名なのか、わからないと思います。でも、島の西に続く道へ行くと、未舗装路の先に、おおよそ島の景色に似つかわしくない工場のような建物と、数十台の大型ダンプが見えてきます。
そう、ここが島にゴミが捨てられた場所であり、今ゴミを取り除く作業が行われている場所なのです。
|