乗鞍へ爆走



我々8人は乗鞍を目指し、ライダースクラブ中島は、ひとり寂しく中央高速松本インターへと向かう。
課長ともなれば大変なものだ。そう簡単に仕事をサボることができないのだろう。それに引き換え山下君、へらへら笑ってツーリング続行、心からヒラで良かったと思っている。(気がする)

[本日のベストショット]

ご覧ください、この芸術的写真。ぞろぞろと連なって追いかけてくる7台と私。
けっしてパソコンで画像処理しているわけではありません。ライディングフォトグラファーとしての天才的な感性がこのような写真を生むのです。

乗鞍エコーラインにて、連写。
キャノン G2 マニュアルモード撮影

デジカメでこういった連写を撮るには、シャッター速度、絞り、焦点距離全てをマニュアル操作しなくてはならず、そして走りながら、しかも後ろからつっつかれながらであるから非常に辛い。実はこの写真、連写の最後にしたがって私だけがセンターラインから離れていくのが解ろう。そうです膨らんでいるのです。撮り終わったら目の前に側溝! 冷や汗ダラ〜ってな感じ、うしろであざ笑っている感じ、いやな感じ。









エコーラインを中腹近くまで登ると、木々の色が赤や黄色に染まってゆく。真っ青な空とのコントラストがあまりにもきれいなので写真を撮りながら走っていると、容赦なく後続バイクが抜いていく。
山頂で、「きれいだったろう。」と先頭グループに言うと「紅葉してたぁ?」って、アスファルトしか見てない愚かな連中。
ゆっくり走ってんだから、私を素直に抜いてけばいいのにピッタリ後ろに着いて、ど〜しても写真に写りたいらしいライダース山下、手まで振ったりして。 こういうのってテレビでよく見かける。災害時にアナウンサーが必死にしゃべっているその後ろでピースしちゃってるノーテンキなヤツ。同類だ。



[峠走りの悪い見本 その.1]
路面が冷えてるっちゅうのに、フルバンクに近い状態でカッコつけるアグスタ田所。スベルぞ! しかもセンターラインぎりぎりでコーナリング。チョットでも対向車がはみ出てきたら、ぶつかる。普通に走ってくるバスにもぶつかる。どっちにしてもそのうちぶつかる。ここはサーキットではない! もう少し外側を走ろう。

[峠走りの悪い見本 その.2]
カメラのシャッターを切りながら走るGSF、こんなのはもってのほか! 峠道をバカにしているとしか思えない。そのうち対向車に、ガードレールにぶつかる。側溝にも落ちる。いいかげんにしなさい!!! ってこれ私か、、、。
[上記2枚のフォト提供は、暴走松下(いちばん悪党走り)]

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