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 今回の旅の目的は1000キロの初期慣らし運転を終了させること。初日の昨日は目標の350キロをクリアしたのだが、今日この時間、もう2時を過ぎているというのに、まだ100キロしか走っていない。今夜は長野県中部の佐久(カミさんの実家)に泊るので、直線的に走ったら100キロほど。しかたないので塩尻から高速を使い、長野道・上信越道を経由して距離を稼ぐことに。
 しかし、お約束のごとく雨の洗礼を受け、カッパ(この秋のカタログでは“カッパとレインスーツは違うのです!”と謳っているが、この際カタイこと言わない)の大活躍。あまり活躍してほしくないものだが。

大活躍のRE-02レインスーツが欲しくなったので、
もっと詳しく見る。


 佐久に泊り、翌朝、東京に向けて出発・・・・・・またカッパを着て。。。

 今回の3日間は木曽路の昼間を除き、全て雨の洗礼を浴びた。しかし、つまらないツーリングでは決してなく、理由はムルティストラーダの存在が大きく反映しているから。2500キロの慣らし運転が終わり、ギンギンに回すことができるようになれば、面白さは倍増するであろう。尚、ムルティの引き立て役になってしまった感のあるF-650GS、非力な単気筒ではあるけれども、なんか“ほっとする”バイク。なくてなならない愛車である。
 どうぞみなさんも楽しい愛車で気持ちの良いツーリングを。



 


[まとめ]
 結局、2泊3日とかなり余裕をもった慣らし運転1000キロツーリングの予定だったが、終わってみれば800キロちょうど。私一人旅なら1日でこなす距離だが、大型二輪取り立てのカミさんといっしょなら仕方あるまい。
 しかしツーリング本来を楽しむなら、やはり1日300キロ前後がちょうどいい。時間に追われて無理せず走れるし、美味い食い物を見つけ、寄り道も可能だから。そしてなにより面白いバイクがあればなお良い。
 今回のムルティストラーダ、いい加減この上ない燃料計、ショボすぎる車載工具、貧弱なミラーなど細かな欠点はあるものの、それを打ち消すラテン系の楽しさ満点のバイクである。雨には悩まされ、まだ慣らし運転が終了していないが、久しぶりに“顔がゆるんだ”。


[追伸]
 カミさんいわく、「なんでペアスロープには女性用のウエアもブーツもないの?」・・・御もっとも。でもな、あんたみたいにさんざんマジェスティーで十分、特に専用のライディングギアなどいらない!って言っておいてな、自分がドゥカティを買ったらこれだよ。。。ま、グチはともかくとして、'04年の春製品には“レディースサイズ”のラインナップを準備しようかな? でも、ちょっとだけしか作らなくても、それでも売れ残ったらいったいどうしてくれるんだい!

弊社製品のなかでレディースサイズを希望する品名などありますか?
または、こんなのを作ってほしい! といった製品ありますか?
女性のご意見をぜひお聞かせください。
 
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残念ながら おしまいではない。
初期慣らし1000キロに届かなかったので、
数日後、“マグロ”を喰いに三浦半島三崎港へ。
ムルティの相棒はF-650の3倍強のパワーをひねり出す
久々のカワサキ 12R(恐怖の初期型)
しかし、カミさん運転の慣らし中ムルティでは、
まったくペースが合わんのです。
ムルティ慣らし許容6速5000回転で130km/h
12Rなら1速だ。

気が向いたら執筆しよう。(もういらん!って?)

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