2004年10月27・28日 文・写真:三橋 [ 全4ページ ] |
信州には素晴らしい山がたくさんある。 南アルプス、中央アルプス、北アルプス。八ヶ岳連峰に、木曽の御岳山、噴煙を上げる浅間山などなど。そのどれもが紅葉を従えた美しいこの秋、すべてをま近で見てみたいものだが、今回は北アルプスの麓、白馬にしぼって訪れる。 そして忘れてはならない、もうひとつの信州秋の誘惑、“新蕎麦”。 さて、雪化粧の白馬の山々と新蕎麦、その魅力を紹介しよう。 |
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いつものことだが、1泊程度のツーリングは、ぼんやりと予定はしているものの、決定するのは前日と決めている。それは天気予報で左右されるわけで、とくに今回のような北アルプスと紅葉巡りは「長野県・快晴」予報が出て決行となる。なお、土日・祭日は避けるのが鉄則。混むから。 こんな状況だから、同行できるのはいつもカミさんだけとなるが、今回は前夜にグローブ担当の尾原君と呑んでいるうち、「私も連れてってくださいよぉ、明日休みやからぁ」と、尾原ファミリーも急遽車で同行となる。さあ、ちょっと面白いことになるだろう。四国、讃岐出身の“うどん先生”(当サイト2002年11月「四国で秋の味覚三昧」参照)尾原君が、信州の蕎麦をどう評価するか楽しみだ。 今回のバイクは、なにかとトラブルが多いのがタマにキズだが(こまめにやらない整備不良が原因)、乗りやすいBMW F-650GSと、知人から借りたトライアンフ ボンネビル。信州の道をのんびり走るのに適した2台である。 前日の雨も上がり、天気予報も当たったようで「快晴」のなか中央高速を松本方面へと進む。本来休日であれば、バイクと車がつるんで走ることなど不可能に近いが、中央高速はスッカスカで、F-650GSとボンネビルの低速(110km/h巡航:制限速度は70〜80km/hだが、それでも他の車に抜かれる方が圧倒的に多い)も幸いして、松本の先、豊科インター、そして一般道も同走となる。 |
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