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HPにはこう書かれている。 “ だいこんの花は世間一般でいう高級な宿ではありません。 全国のうまいものを集めた、懐石風旅館料理は、お出ししておりませんし、お部屋は近代風の数奇屋造りではありません。 そして、着物姿の女将もおりません。” ・・・でも高額。 宿に電話で予約した時のこと、丁寧な受け答えで 「私どもの食事はベジタブルがメインディッシュですがよろしいですか?」 要は、肉や魚料理はほとんどなく、草ばっかということらしい。 ・・・でも高額。ますます興味がわいてくるのであった。 |
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この宿に数時間いて気がついた。母屋も客室もどこかしこもが全て平屋。そして金属やコンクリートといったものがほとんど見うけられず、木や石で造られている。 自然と人を落ち着かせ、癒されるのは、こんなところからきているのかもしれない。 そしてほとんどが20代と思える若いスタッフの接客態度。「ここにいるのは何ホタル?」なんて、少々いじわるな質問を女性スタッフにしたところ、「私どものホタルは“源氏”です。」とはっきり答えなさった。ふつうは源氏か平家なんてどうでもよいことかもしれないが、酒の特徴についても料理についても、しっかりと答える。きっと、宿のオーナーが教育熱心で、スタッフは勉強熱心。職種は違うが見習うべきことばかりで私自身おおいに勉強させられた。そんな意味でも一泊3万5千円という価格、けっして高くない。 沢のせせらぎに架かる渡り廊下で、ゲンジボタルのその優しい光りを見ながらそう思った。 それにしても、この宿の話題も最後はやはり、、、“源氏”。 |
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