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1周目はタイヤあたため走行、2周目からスロットルワイドオープン!
ダイスケ、息子、私、松下の順に走る。まずは息子の後ろに着くが、ストレートではいくらボロっちいBMWとはいえ、排気量4倍のダイスケ号に離されてゆく。後ろでオイルかぶるのもイヤだし、すぐにパス。
ダイスケの真後ろに着く。こいつはイケイケの走りだ。ステップやらヒザのバンクセンサーやらをガンガン路面に押し付け、ブレーキングではリアタイヤに白煙を出しながらロックさせてコーナーに突っ込んでゆく。もうこちらが冷や冷やもんなので、これもパス。
お〜っとぉ、松下が後ろにいることを忘れていた。
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さて問題です。これは私(GSF)が松下のインを刺しているのか? 松下がアウトから私を抜き去ろうとしているのか?
・・・それにしても松下め、フルバンク状態でこんなに近づきやがって、左手ちょいと伸ばして、キルスイッチでも切ってやろうかと思った。 答えはこちら>> |
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松下とのお遊び並走シーンの直後、あのインチキ松下は意表をついて先行、それを猛然と追う。
松下の作戦は分かっている。4800mの1周目で、視界に入らなくなるまで私を引き離し、あとでピットに戻ったら鼻高々に「俺様について来ようなんて100年早いっスねえ!」 な〜んて言うにきまってる。 ・・・そうはいかねえんだよお、クソッタレ松下〜!
レース慣れしている松下は、コーナーのライン取りが上手く、やはりコーナリングスピードはヤツが上。ならば、パワーで上回るGSF、立ち上がり加速とストレート最高速、そしてブレーキング根性勝負で挽回する。1周14あるコーナーの立ち上がりごとに、「マツシタァ、コノヤロー!」
とスロットルワイドオープンする俺であった。
しかし奮闘むなしく、追い越すことなどまったく不可能。2周を全力で走って30〜50m差をキープするのが精一杯という結果である。
「な〜んだ、後ろにいたんなら知らせてよぉ、万が一にも抜かれたら、一生言われ続けることになっちゃうんだからさぁ。まっ、全力で走っちゃいなかったけどねっ!」
そう、確かに全力ではない。でもストレートで伏せてなかっただけじゃねえか、バァ〜カ、、、。
やはり、クソ生意気なヤローだ。
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いやはや、ちょっと大人気なかっただろうか。
でもねえ、たまには仕事を忘れて、頭を真っ白にして、ただひたすら熱く走るのもいいもんだ。公道でこんなことしたら墓場も近いからねえ。
ほんとうに楽しいんだよ、サーキット、、、。
そうそう、レーシングスーツを買ってまでサーキットを走りたかないや! って人に、2006年11月現在、ヒョウドウ社と協力(競争?)して、ツーリング兼用のツーピース革ツナギを企画進行中。もしそれが完成したら、一着で二度おいしいウエアになるでしょう。気長にご期待を。
ではまた。。。
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