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空気の澄み切った冬なら、富士山だけでなく、遠く南アルプスまでくっきり見渡せる西伊豆 井田地区。
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「おっ、すげぇいい革ジャン着てんじゃん!どこの、それ」「ペアスロープってメーカー!」 わざとらしい松下夫婦の会話より。 |
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伊豆半島は、関東、いや、東京周辺に住むバイク乗りにとって絶好のツーリングルートである。悪たれ口たたく知人の関西人Mに言わせれば、「なんや、ちっさな半島やなあ。わしらには紀伊半島があるでぇ〜」。
たしかに紀伊半島のほうがはるかにデカい。そして真ん中には日本の歴史の中心地であった奈良の都。歴史文化や地理的大きさでは、とてもかなわないと言えよう。
でもな、関西人M! 伊豆半島の付け根部分の箱根を含めて、極上の温泉がいたるところにある。世界最大のカニ、高足ガニや、お好み焼きの具、桜海老もこの地域の産物だ。それになによりニッポンを代表する“富士山”がバックにド〜ンとひかえている。悪いな!こちらの勝ちだな! ・・・これ以上挑発すると、M氏のみならず多くの関西の人々から反感を買う。もうこのへんでやめておこう。
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我が家と松下家のバイク組6台は、東名高速のPAで待ち合わせ、沼津市内を抜けて伊豆半島西側を南下する。今夜の至福の一軒宿、松崎の桜田温泉 山芳園(さんぽうえん)を目指して。
バイク組、クルマ組、当然いっしょに走れるはずもなく、昼飯・宿泊以外は別々な行動となる。バイク組は海岸線の曲がりくねったワインディングをトレース、クルマ組はゆるやかで道幅のある山ルートを選択する。大瀬崎周辺の海岸線は、ワンボックスにはあまりにも酷な道のりだからね。
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左からゼファー750・W650・エストレアのカワサキ3台、スズキGSF1200、ホンダCB400F、そして生意気にも唯一外車のBMW R1100S松下号・・・のバイク組。国産バンザイ!
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