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 カミさんの実家である長野県佐久市臼田というところは、全国でも晴天率の高さを誇る地域。だから東洋一でっかいパラボラアンテナもここに設置されている。北海道の空が青い、とよく言われるが、佐久の空も負けないくらい青いのである。
 昼間、空が青いのだから、当然、夜の星空も透き通ってキラキラと輝いている。“星のまち 臼田”と呼ばれる由縁だ。



 8月13日、ペルセウス座流星群の活動が活発になると聞いた。いわゆる“流れ星”、東京でもかすかに見えるようだが、天の川まではっきり見える臼田の夜空はその比ではない。夜11時過ぎ、カメラ持参で暗がりの山にクルマで向かう。“流れ星”撮ろうって寸法だ。


頭上には無数の星。東京ではぜったいに見ることはできないでしょうな。





よ〜く見ると、星の色がそれぞれ違うことが分かる。白に黄色、オレンジ、水色・・・綺麗だ。
そして星がダ円に見えるのはシャッター速度30秒で、その間に星が(地球が)動くから。
なお、、、少々ピンボケはおもちゃの三脚使用の為。申し訳ない。





 綺麗だ! だけのコメントで申し訳ない。鉄道のことならたっぷりと説明できるのだが、天体に関してはまるで知識無く、星の色の違いは分からない。北斗七星やカシオペヤ座、オリオン座くらいだろう、分かるのは。小学生程度、いやそれ以下だな。

 ペルセウス座流星群、それは1〜2分に1個(流星って「個」でいいのだろうか)のペースで夜空を走る。いや、すっ飛んでゆくって言い方のほうが正しいだろう。
 1時間に30個ほどは見ただろうか。赤っぽい流れ星、白く長い尾を引いた流れ星、幻想的な夜空のショーである。
 ・・・そんな説明より、写真を早く見せろって?


負けたんだな、、、故郷へ帰るんだな、いい顔してるな。。。


 高校野球でごまかすなって?
 お待たせしました、と言いたいところだが申し訳ない。甲子園球児に負けないくらい頑張ったけど、一枚も撮れなかったのだ。
 肉眼でははっきり見える。しかしその時のレンズの方向はアッチ。レンズの方向を変える。こんどはコッチから流れ星。カシオペヤ座の方角から飛んでくるって情報は得ていたが、その辺りだけを狙ってもダメで、結局は当てずっぽう、そして的外れ。簡単には撮れんのです、流れ星は。でも悔しいからまたの機会に挑戦しよう。





 高校野球の閉幕とともに、俺たちの夏休みも終わる。初めのうちに済ましておけばよいのに、仕事をたっぷり残して。・・・これじゃ、学校時代の夏休みとちっとも変わってない。

 いつまで経っても子供心の夏休み。だから楽しいんですねえ、大人になっても、、、。
 ではまたお会いしましょう。






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