2008年9月4日



 朝、外に出ると寒い・・・。海上なので風が強いこともあるのだが段々北海道が近づいていることを肌で感じられた。というか予想以上に寒かったので革ジャンを今回持ってきたのは正解のようだ。

 苫小牧に到着したのは14時過ぎ。喜び勇んでバイクに跨りフェリーを降りていくライダーみんなの目はこれからの期待で輝いていたことだろう。少なくとも僕は初めての北海道上陸を前にワクワクしっぱなしだった。

 今回は主に北海道を道東中心に回るつもりだ。なので北海道上陸初日の今日も早速道東に向け進路を進めていく。

 晴天の下、無料開放の日高自動車道をガンガン進んでいく。高速道路が無料ってすげぇ!と早速テンションの上がる一同。学生にとって高速代もバカにならない出費なのである。

 高速道を走っているとすぐに視界いっぱいの牧草地と放し飼いにされている馬や牛の数々が目に飛び込んできた!ベタだがこのいかにも北海道らしい風景に本当に北海道に来て走ってるんだと実感。これから更にどんな景色に出会えるか楽しみだ!






途中で見つけた戦車。あまりのシュールさに一同驚き&大爆笑。北海道には自衛隊の駐屯地が数多くあり、今回のツーリングでも何度もこういった光景を見かけた。




 日勝峠を越えて日も暮れかかってきた。腹も減ったし飯にしよう!ってことで、0円マップルに載ってた「牛トロ丼」を頂く。
 今回は実際に食べた沢山のご当地料理に点数を付けて評価してみたいと思う。完全に個人的な評価だが普通に食べるより面白いだろうしいいだろう。(星の数:1〜10段階まで)


牛トロ丼900円。“★6つ”。暖かいご飯の上に牛のヒキ肉を乗せ、醤油をかけた一品! ほかほかのご飯と冷たいヒキ肉がよく合う。サービスで牛乳も付けてくれたのも嬉しい。あんまり関係ないが、どこぞのオヤジさんは牛乳が苦手らしい。嗚呼、もったいない!



 今夜の宿泊所、新得駅前ライダーハウスに到着。北海道と言ったら欠かせないのがライダーハウスだろう。低予算で宿泊出来て、居合わせた旅人達と交流できるなんとも素晴らしい場所だ。そして驚くことなかれ、ここのライダーハウスはなんと宿泊費無料!
 これも全て地元の方々の好意によって運営されているおかげ。我々ライダーはそのことをちゃんと認識して、感謝しながら末永く利用していきたいものです。

 ここで1人仲間が加わることに。同じサークルの同級生、ショウだ。
 なんと彼、昨日僕らが乗ってきた大洗発のフェリーに乗り遅れ、そのまま東北を徹夜で自走し、青森県八戸から苫小牧行きのフェリーに乗って僕らを追いかけて来たというツワモノだ。。。 というか、そのありえない行程に皆、唖然とするばかり。更にそのバイクは小型の125ccスクーター。
 なんというかこういう無茶が出来るのも学生だからなのかなぁ・・・。

 何はともあれ新たにメンバーを加え、更に青春18切符で旅をしている大学生の人も加えた計7人となったライダーハウスで明日のルーティングをみんなで決めながら北海道最初の夜は暮れていった。





フェリーに乗り遅れた為、一般道の国道4号線をひたすら徹夜で走り、やっとライダーハウスで追いついたスクーターのショウ。



[ライダー紹介]
■ユウ。(マジェスティ。ヤマハ)頼れるツーリング隊長!
■マサヤ。(ZRX400。カワサキ)この春、共に四国一周してきた仲。
■ショウ。(アドレスV125G。スズキ)大洗⇒八戸間を自走してきた猛者。
■ゴトウ。(FZR250。ヤマハ)体育会自動車部にも籍を置く本格派。
■オオヤマ。(CB400SF Ver.R。ホンダ)新進気鋭の二枚目男。
■キムラ。(VULCAN900クラシック。カワサキ)ペアスロープ所属なんちゃって赤点ライター。

僕らはみんな同じサークル、MMCA(明治大学モーターサイクル同好会)に所属している。ツーリングからレース活動、はたまた水上バイクまで幅広く精力的に日夜活動している。
おぉっと肝心な人を忘れていた!
ダイスケ・・・(K1200S。BMW)我らがMMCA幹事長!果たして今回の北海道ツーリングに姿を現すのか!?



 北海道に来てまだ1日しか経っていないが早速目の前に現れた雄大な自然の前に圧倒されるばかり。だがまだまだこんなのは序の口だろう。明日からはいよいよ北海道の絶景スポットを次々と回って行くことになる。他にも料理、温泉など楽しみは尽きない。さぁお楽しみはこれからだ!北海道を遊びつくすぞ!

明日はどこ行こうかな♪



[ ウェブ担当者よりこのページの・・・あとがき]
 あの“牛トロ丼”、ちっとも旨そうに見えないなあ。やはり写真の撮り方が悪いのであろう。タラコ丼と言われてもそう見えるしなあ。
 今から4年前の2004年、家族で北海道ツーリングをした時にも、別の場所ではあるが“牛トロ丼”を食った。その味、私が評価しても星6つ、いや5つというところか。ほんとは比較してはいけないんだろうけど、吉野家の牛丼と比べてしまう。あちらは星8つだな。なんといってもあの値段であの味は特筆ものだ。
 まだ上陸1日目、これから先にも旨いものにめぐり合えるハズ。その写真は別にして、コメントに期待してみよう。



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