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生きている「皮」。


革の種類による質感の違いを訴えようとした広告です。牛革を始めとし、ゴートスキン(山羊)、シープスキンの3種類がありました。
尚、広告では「革」を馴染みやすい「皮」と表現しているのは、故意です。
生きている「皮」。


ペアスロープの広告に登場するモデルは、現在まででこの人が最後です。
コーク・バリントン・・・250cc・350ccの元世界GPチャンピオン。1986年当時、ペアスロープのレザースーツで世界のレースを転戦しておりました。
尚、レーシングイメージを出さないペアスロープとしては、バリントン氏を広告塔にはしませんでした。

それにしても、ダンディないい男でした。
Kork Ballington
機能にも美学あり。


レーシングスーツに関しては、モノクロによる単独広告としておりました。
メインカットのレザースーツは、AMAのレースを中心として走っていたコーク・バリントン氏のものです。
この広告に出てくるロゴマークは、現在のものです。
「ナイフの様だ」と形容したい走りがある。


それにしても、シンプルでレイアウトのしっかりした広告作りをしていたものだと手前味噌ではありますが、我ながら感心します。
当時のレーシングスーツの広告はこうではなかったものですから。

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