2020年 冬の夫婦坂




事務室の引っ越し:その4
2020年2月29日 送信

新型ウイルスのせいで、最近、世の中が暗いですね。大阪、そして東京モーターサイクルショーも、さまざまなイベントも中止になったし、東京ディズニーランドも休園。この自粛ムードは、2011年の東日本大震災の時に似てきたようです。
 暗いのは夜道だけでいいのですが・・・。


そんな中、まだ引っ越し作業をやってます。
もう今日で最終ということで、たらふくある本を整理していたら、「オートバイ モノ(用品)カタログ」が出てきました。1983年発行ということは、弊社ペアスロープの創業年です。
手を休めてペラペラとめくると、出てました、ペアスロープのレーシングスーツが。1987年までは作っていたのです。
その頃は鈴鹿8時間耐久レース(8位入賞)のチーム活動をしていたのですから、現在との変わりようはすさまじいものです。とはいえレースで使ったグローブやブーツ(グフシリーズ)はマイナーチェンジを繰り返して健在。革ジャンも、当時と同じデザインで今なお作り続けてます。

おっ、ウルトラQ。このテレビ放映をリアルタイムで見ていたのは小学生の頃でした。内容は、ただ怪獣が出てくるのではなく、なぜ出てきてしまったのかを世に問うような、奥の深いストーリーで、子供心に恐怖を覚えました。その後のウルトラマンも傑作でしたね。

さ~て、早々に引っ越しを終わらせて、春夏製品のサイト更新作業に取り掛からねば。。。(3月5日更新予定)




事務室の引っ越し:その3・・・「掘出し一品物、ざくざく」
2020年2月24日 送信

事務室の引っ越しで倉庫を整理していたら、「そのうち販売しよう」「とりあえずしまっておこう」といった小物がざくざくと出てきました。それらは弊社工房の職人が作った販売計画品や試作品で、妙なガラクタ的小物もあれば、ラインナップ品よりもかなり手の込んだ物もあり、すべて一品物です。

まあ保存しておきたいところですが、「とりあえず・・・」の倉庫スペースもなく、ここで思いきって本店にて、格安で販売することにしました。
価格は、きっと作った職人が見たら顔を真っ赤にして怒るにちがいない300円から最高額10,000円。本生産したら数倍になることでしょう。
そこそこ数があり、とはいえ店内スペースが限られているので「日替わり」で現物販売します。このお客様の少ない時季、職人の掘り出し一品物に興味がありましたら、ぜひご来店ください。

こういった革小物は500円から3000円。えっ、それほど安くないですか?・・・いえいえ、よ~くご覧下さい。高価なコードバンや印伝を使った一品物ですよ。
なお数少ないバッグ類は5000円~8,000円です。

ぶな材の贅沢なチャイルドハンガーは200円。黒いプラハンガーは倉庫使用したもので、5本まで無料。よろしかったらお持ち帰りください。※どちらも金具は「本金」メッキです。





事務室の引っ越し・・・その2
2020年2月22日 送信


引っ越し作業、前回は懐かしいレコード盤に夢中になってました。プレーヤーを買って、ダウン・タウン・ブギウギバンドを早く聞きたいもんです。
今日は雑誌の整理をしていると、ちょうど20年前の「ゴーグル」誌に目が留まった。宇崎竜童?・・・ダウン・タウン・ブギウギバンドじゃん、とページをめくると、筆者が出てきたのです。思わず「若いっ!」。髪の毛に白髪がない!
なんだか偉そうに書かれているけど、もの作りの主張は20年前も今も変わってない。店内も変わらなければ、ラインナップしている製品も変わらない。それでいいのか悪いのか・・・いいのでしょうねえ。



筆者の記事から何ページかあとには、宇崎竜童の特集ページが掲載されている。いやぁ~カッコいい。

ところで、高校時代に我が家に来て、二人で宇崎竜童率いるダウン・タウン・ブギウギバンドのレコードを聴いたツッパリがいました・・・その名はマーチン、鈴木雅之君ですな。
それから2年後に「シャネルズ」というバンドを結成、のちに「ラッツ&スター」に改名してヒット曲を飛ばし、現在はソロで活躍してます。かれこれ40年以上、会ってませんなあ。あ~懐かしい。




事務室の引っ越しで。。。
2020年2月20日 送信

本店上階にある事務室の引っ越し作業をしていたら、和室の押し入れから出てきたものは・・・ひな人形に五月人形にぬいぐるみにレコード盤。これら私物があるのは、30数年前まで我が家だったわけでして、以来、そのままになってました。
ひな人形は近所の保育園に寄付したけど、その他は廃棄処分。と思うものの、レコード盤だけは捨てきれないものですねえ。なんたって高校時代から買ったものが、突然出てきたのですから、懐かしくて。

ビートルズ
ほとんど全てのLPアルバムを所有していたはず。「レット・イット・ビー」はケースがボロボロ。かなり聞いていたのだろう。右端のホワイトアルバムは、ほんといいですねえ。今すぐにでも聞きたいものです。

ピンクフロイド・ツェッペリン・ディープパープル・シカゴ
ロックも少しは聞いていた覚えはあるけど、これらを筆者が買ったかどうかは不明。もしかしたら弟の持ち物なのだろうか?

ベイシティローラーズ:これはぜったい筆者のものではない。たぶん妹の忘れ物だろう。

吉田拓郎
高校時代によく聞いたもの。それだけに満足はせず、フォークギターを買って、最初に弾いたのがタクロウだった。誰もがギターを弾ければモテると思っていた、おおいなる勘違いの時代であった。
他には井上陽水やかぐや姫、小椋圭なども数枚あり。

N.S.P:岩手県出身の3人グループ。いい曲がありました・・・「さようなら」とか「夕暮れ時はさびしそう」とか、少々暗いけど。

ボブ・ディラン:フォークの神さま的存在ですねえ。近年ではノーベル文学賞を授与されている。「風に吹かれて」は名曲、繰り返し聞いたものだ。

ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
白の布ツナギにリーゼント姿で唄う宇崎竜童のカッコよさったら、当時の(ツッパリ系)高校生のヒーローでしたな。「スモーキン・ブギ」や「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」で大ヒット。


キース・ジャレット:20代に入るとなぜかピアノ演奏曲に注目していた。これを初めて聞いた時は、そりゃあもう鳥肌もんでしたなあ。


なんだかんだ言っても、やはりビートルズはいいですねえ。でっかいレコードアルバムを見ていると、すぐにでも聞きたい。かつて知人を通して、さだまさしさんから購入したボーズのスピーカーに大容量のアンプ(なぜか、さださんのレコードはない。スマンです。)で聞きたいのです。

だがしかし、肝心のレコードプレーヤーがないわけで、宝の持ち腐れ、絵に描いた餅、みたいなもの。
そのうち買おう。そしてたぶんレコードがキズついてるはずだから、シャリショリシャリショリ音が入りながらの音楽。それはそれでよし。きっと若き頃のことも思い出すであろう。まあ、ろくな若者ではなかったけど。

レコードと共に出てきた高校時代の写真。でも筆者は見当たらない。この頃は「担任のセンコー嫌いだし、集合写真なんてダサイからバックレだ!」てなもんだろう。ちなみにこのセンコー、いや先生とは、40数年経った今でも酒のお付き合い。

50代からでないと分からないレコードネタ、そんな独り言を長々と申し訳ないことです。次回は若者ネタにします。(たぶんないでしょう)




“とっておきの・・・” 第2弾をアップしました。
2020年2月16日 送信


“一足先に とっておきの名品”の第2弾は、信州の革加工職人が染色したアニリンコードバングッズです。
素晴らしい色合い・・・ですがぁ、高価。ならば「高額素材のコードバンなど使わず、通常の牛革でいいじゃないか!」と思われるでしょう。しかしコードバンでなければ、ここまで透明感ある美しい発色は出せないのです。(とはいえ、画像でその魅力をお伝えできるかどうか?)

全て手作業で染色。そして弊社あさま工房の縫製職人が丁寧にこつこつと一つずつ作るアニリンコードバングッズは、まったく量産できない。こんなことから「先行受注販売品」となりました。
気になった方は、どうぞサイトを覗いてみてください。

・・・“とっておきの名品”シリーズ、できるならば毎月送信しようかと思ってます。時には“迷品?”みたいなものも。定番品も良いけれど、遊び心をたっぷり入れたもの作りも魅力的ですね。

 一足先に とっておきの名品 >>




“とっておきの・・・” アップしました。
2020年1月30日 送信


今までとは違う販売方法の “一足先に とっておきの名品”と題したページを開設しました。普通の販売にしたいのがホンネですが、なにかと手が掛かり、それができないのです。あっ、いや、簡単なもの作りにしなかった、というのが正解なのでしょう。
第1弾、まずはブーツです。荒馬ワークブーツ、どなたも見たことないと思われます。筆者も初めて見ました。しかもサイドファスナータイプです。
たったの21足という極小生産品。よろしければご覧下さい。

勇ましく語っているけど・・・・軽快なんです。 こちらにどうぞ >>




春の製品を撮影していたら・・・
2020年1月30日 送信


どうです、キレイですねえ。
これは春に販売しようと計画しているコードバンなどの小物たちで、3月のカタログに掲載する予定です。
ところが、、、生産計画を立てていると、現状での革材料不足が判明。これではまともに販売することなどできません。かといって高価な革材料を多めに入手するのも予算的に困難です。
ならば、ということで、カタログ完成前に弊社サイトによる「先行受注」というかたちを取ろうと考えました。これならご希望の方は確実にお手元に届きます。

これは財布等のレザーグッズだけではありません。
「こんなブーツがあったらいいだろうなぁ」と作ってみたものが、これまたなんとも素晴らしい。同じ理由で、これも先行受注となりましょう。

2月上旬にはメニューサイトからご案内します。バナーボタンタイトルは、たぶん「一足先に(・・・なんたらこうたら)」みたいな感じです。どうぞご期待ください。




“革ジャンの思い入れ話”を送信。
2020年1月20日 送信


革ジャンの詳細ページは以前からありますが、今回は各アイテム別に、私的にご案内する“革ジャン談議”を送信しました。
カッコいい革ジャンを作った、だけではありません。これは、思い入れのある革ジャンストーリーです。


第1話はとても重要なので、どの革ジャンの話にするのか迷いました。あれは良かった、それには苦労した、といろいろあります。そこでいちばん「無茶」をした革ジャンが、2000年に登場した超高速対応モデル “G-310D”。これがかなり印象に残ったわけです。
超高速と言っても200km/h程度ではなまぬるいわけで、当時のハイパワーバイクの最高速度に耐えられる革ジャンを作る義務やら使命(?)が弊社にはあると(勝手に)思いました。なので皆様のご期待に副うよう、大真面目にとんでもない速度で走ったわけです。・・・もう時効ですね。

そんなわけで、よろしければご覧下さい。毎月、革ジャン1アイテム、歴史をふまえ、私情を入れてご案内します。

 革ジャン談議 >>




五輪の年に、あなただけのワンオフ革製品はいかがでしょう。
2020年1月13日 送信


[夫婦坂工房の革素材] 上記牛革だけでも主な素材・カラーはこんなにあります。バッグ用、サイフ等小物用、革ジャン革パン用etc、それぞれに特徴を持ち、厚さも柔軟性も異なります。これにプラスして馬革や鹿革、そしてコードバンやクロコダイルもあるのです。

毎度私事で恐縮ですが、私の弊社製品の持ち物は、ほとんどすべてが試作品またはワンオフオーダー品。試作品は仕事柄仕方がないとして、なぜ既成販売品をあまり持たないかと申せば、人と違った自分だけのモノを持ちたいというヘソ曲がりだから。


きっとお客様にも「自分オリジナル」を持ちたいと思う方が多くおられましょう(へそ曲がりとは申しません)。実際に、オーダー製作は年々増えてます。革ジャンなら、カラーや素材やサイズのオーダー品が半数を超えてます。

たとえばボディバッグのワンオフオーダー品・・・所々にご自分の好きなカラーを指定。糸の色指定も忘れてはいけません。牛革だけでなく、馬革を使うのも良いでしょう。いずれにしても、あなたのセンスが「カタチ」になります(もし色彩に自信がない方は、どうぞご相談ください)。
ボディバッグであれ、ショルダーバッグであれサイフであれ、こうしてできあがったモノは、より一層愛着がわくことでしょう。どうぞ東京五輪の年にいかがですか。。。

伝統的な印伝(鹿革にうるし模様)を使うのも、これまたいい雰囲気です。






新年恒例の「福引運試し」、今回は五輪スペシャルです。
2020年1月1日 送信


正月恒例の「福引運試し」も、2020年で7回目となります。各賞が当たる確率が非常に高い福引なので、毎年、笑顔のお客様が多く、嬉しい限りです。(弊社はたいへんですが)
今年は東京五輪のスペシャルバージョンです。ぜひどうぞご来店ください。京都伏見店からオリジナルブレンド珈琲を取り寄せてます。身も心も温まる新年であれば、これ幸いでございます。






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