2020年 夏の夫婦坂



セミも鳴かなくなりまして・・・
2020年8月30日 送信


つい数日前まで鳴いていたセミも、ついに夏バテか、姿を消してしまったようです。
……とにかく暑い。弊社勝手口の日陰に温度計を置いたら、40℃になってました。8月末だというのに、なんなんでしょうかね。
遊ぶ気にも、仕事する気にもなりません。コロナだけでなく熱中症にも気をつけなければなりません。困ったものですが、とは言っても、面白い(かもしれない)もの作りもやってます。秋のサイト更新は9月17日予定で制作中です。もうしばらくお待ちください。
その前に……ああ、早く居酒屋行きたい。




拝啓 居酒屋さん、ご無沙汰を申し訳なく思います。
2020年8月23日 送信


コロナ禍の状況で、しばらく居酒屋に足を運んでおりません。この呑んべえの私が数ヶ月ご無沙汰というのは、高校時代以来(もう時効)のことです。
10数年前、“ビッグマシン”という二輪誌がありまして、毎月4ページものの連載を担当してました……タイトルは“居酒屋 夫婦坂”。

内容は、居酒屋で店の大将(筆者)と客との会話。その客というのが、こともあろうに他誌の編集長だったり、各ウェアメーカーの社長だったり。しかもほんとうにたっぷり飲みながらの取材だったので裏話やホンネもバンバン出て、それを筆者が話に尾ひれをたっぷりつけて書くものだから、なぜか人気が出て連載は続きました。第2話はヒョウドウさんの社長だったかな。
そう言えば、編集部に「居酒屋 夫婦坂の場所を教えて!」との問い合わせが多くあったと聞き、カンの良い読者は“ペアスロープ(夫婦坂)”の近所だと察し、弊社にも尋ねてきたこともありました。架空の居酒屋なんですがね・・・。


しかしあるページでちっぽけな問題がおき、22連載で自ら休止。・・・したのですが当時の編集長の要望で、2か月後には“続・居酒屋夫婦坂”として再開。今度は店じまいした大将が、美味い酒とツマミを求めて旅に出る、という設定。これも実際におこなったことで、それはもう楽しかったものです。

編集長が代わると、二輪誌で酒はよくない、ということで続編も休止(もちろんバイクで飲み屋に行かないけど)。ならば実際に居酒屋夫婦坂なる飲み屋をやってしまおうか、とも思ったのですが本業をおろそかにはできず、しかし何もしないのはつまらないので、“夫婦坂トークライブ”なるものを始めたわけです。

※写真は京都伏見店。ここでも開催しました。店長橋本とのサックスとギター、尺八との妙な組み合わせも。

居酒屋というより、弊社近所のライブハウス的な飲み屋を借り、30名のお客さんを集め、これまた他愛のない筆者の弾き語り。相棒はマン島レースで逝ってしまった松下ヨシナリ。MCのプロでもあり、ほんとにいい相棒だったのですがねえ・・・。健在ならきっと今も続けていたことでしょうね。

松下とのライブのオープニングはいつも“ああ人生に涙あり”。「人生~♪」水戸黄門の主題歌です。その他の歌は、全てどなたもが知ってる酒がらみ。

時には出張トークライブも。岡山県津山市の大きな二輪ショップでは、地元のFM局の生放送になってしまいました。ナマには向かない我らのトークなんですが・・・。

舞子はんの手拍子でブルーハーツ“リンダリンダ♪”を歌うプロのロックシンガーのマヒトさんと筆者。選曲、まちがってないだろうか。・・・京都にて。



ついには地元居酒屋で4名のバンドも。トークライブでお披露目したかったですなあ。。。


飲めや歌えのどんちゃん騒ぎが懐かしいものです。相棒の松下のいない現在、トークライブはできませんが、せめて居酒屋だけは以前のようにかよいたいものです。でも感染を警戒してますから、収束するまで我慢ですね。
……ああ、家飲みの量がさらに増えつつあります。 




東京の癒やし処。
2020年8月17日 送信


夏季休暇中、東京を出ることなく仕事、そして自宅でうだうだしていたわけでして、それは筆者だけでなく、東京に住んでいる方々も同じようなお盆休みを過ごしていたことでしょう。現在、東京者が他府県に行けば肩身が狭いですからね、仕方のないことです。
そんな中、どこか行こうかと思いついたのが“東京国立博物館”。コロナ禍の為、入場制限がありネット予約制だけど、当日にすんなり予約完了。座れるほど空いている山手線に乗って、カミさんと上野に向かいました。 



上野駅から歩いて7~8分、東京国立博物館に着いて、検温、そして手をアルコール消毒して広い敷地に入ったわけですが、人はまばら。コロナ禍の状況に加えて猛暑ですからねえ。
本館に入ると重厚な階段がドカ~ン。カミさんに、どこかで見たことある、あの人気番組“半沢直樹”の東京中央銀行じゃないのか? と言えば、「洋館の階段はみんなこんな感じでしょ」と軽くかわされる。
(※8月16日(日)に半沢直樹を見ていたら、やはりここじゃないかと思い、そのエンディングのテロップを注視したら、東京国立博物館の名がありました。ほらみろと、カミさんに倍返ししようと思ったけど、あとでその10倍返しをされそうなので、やめときました。) 



知識はないものの、今までに興味本位で日本各地にある神社仏閣に訪れてますが、文化財級のものは、けっこう撮影禁止が多いものです。しかしここはちがいました。一部を除いてほとんど撮影OKです。※フラッシュや三脚撮影は禁止。

まずは仏像、、、国宝や重要文化財のそれらは、どれを見ても迫力あります。やはり本物はすごいものです。すでに仏像の部屋だけで心が癒されてしまった次第です。
その先の部屋にある刀剣も武具も絵画も昔の道具も、どれもこれもが素晴らしく、十分に楽しませてもらいました。



廊下にあった内線用のダイヤル式黒電話。いまだ現役で使われているのですねえ・・・これにも感激です。

本館を2時間で見学し、さて次の展示建物に移動、と外に出ると空はグレー。さらにゴロゴロと鳴って雷が近づいてるありさま。傘を持ってこなかったし、こりゃヤバイと、一目散に上野駅に。そしてガラガラの山手線に乗って帰宅したわけです。

さて東京の皆さま、いや他府県の皆様もいかがですか? 東京国立博物館はお薦めです。これで入館料たった1000円なんて、申し訳ないくらいです。(なので本館ショップで入館料以上にお土産を買いました)
東京国立博物館 公式サイト https://www.tnm.jp/




胸の防御。
2020年7月31日 送信


またなにかたくらんでいるなっ・・・そう思われるでしょうね。
そもそも弊社公式サイトに、同業他社のシンボルマークを堂々と掲載すること自体、怪しいのでしょう。しかし、それには訳が少々あります。よろしかったら聞いてください。 



つい先日、ヒョウドウプロダクツさんから3種の胸部プロテクターが届きました。これを弊社ウェアに取りつけようという作戦です。
すでにこの改良は、お客さんのご要望でコッソリとやってました。その「コッソリ」というのがどうにもいやなもので、だったら取り付けられるパッドごとご案内してしまおう、となったのです。
もちろんパッドも弊社で販売します。これが可能となったのは、ヒョウドウさんの懐の深さ、ではないでしょうか。まあ、10年ほど前にもペアスロープ・ヒョウドウ・コラボジャケットなる製品も作っていたので、それほど不思議な事ではありませんが。


私事で恐縮ですが、過度なパッド装着はキライです。なんだかロボットみたいな動きで、バイクで出かけても、ちっとも気持ち良くないと思ったからです。「転けたら?」、いやいや転けなければいい!といった気合い人間なのです。
しかしいつまでもそう言ってられないですね。いつなん時、どうなるか分かりません。胸部も大事に保護しなければ。

ヒョウドウさんのパッドは弊社ウェアに相性がよく、パッド嫌いな筆者もつけることにしました。左は、20年前から愛用の革ジャン、大げさな追加装備ではないので、まだまだ活躍してもらいましょう。

セパレートタイプ:こちらはパッド装着状態でウェアの脱ぎ着が楽。筆者のチョイス。 ワンピースタイプ:防御はセパレートタイプより上回る感じでしょうか。

衝撃吸収材D3Oによる柔軟性、そして通気性がよいプロテクター。

・・・ということで、
弊社現在販売品や今お持ちの弊社革ジャン・繊維ウェア共に胸部パッド取り付け改造、およびD3Oエアチェストプロテクター販売
を始めました。

[価格(税別)]
プロテクター装着加工のみ:¥5,100 (革ジャン・繊維ウェア共通)
 ※新品お買い上げの加工場合は製品価格+¥3,000。
 ※繊維ウェアの場合は2010年以降の販売品に限ります。
D3Oエアチェストプロテクター:¥9,900
 セパレートタイプ・ワンピースタイプ共通(ご指定下さい)
[加工納期]
約2週間。夏季休業期間(8/11~8/16)は除く。
[ご注意]
体型により、窮屈または入らない場合があります。ご注文前に、ウェアを着て15mm厚程度のA4版の雑誌が胸に縦に入るかどうか確認願います。

[ご注文方法]
ご来店または発送も可能です。お持ちのウェア発送の場合はあらかじめお電話願います。
新品はご注文時に加工をご依頼ください。その場合のみ加工費用は¥3,000です。(ウェブショッピングでは連絡欄に記載を) 

夏季休業後には“プロテクション加工専用ページ”を送信します。しばらくお待ちください。


夏のツーリングに、秋の行楽シーズンに「もうひとつの安全」、いかがでしょうか。・・・ヒョウドウさんに感謝です。




毎年今ごろは・・・
2020年7月29日 送信


例年なら今ごろは、信州の親戚の農家にバイクを飛ばして、それはそれは美味いモモをしこたまもらいに行くのですが、今年は遠慮しておきます。なんだか東京者が訪れるのは気がひけて・・・・・・。
消えてくれねえかなあ、コロナ野郎!




梅雨明けしたら・・・
2020年7月16日 送信





「一足先に とっておきの 名品」・・・送信しました。
2020年7月3日 送信

さまざまな製作都合により、常時販売できない製品を不定期に取り上げている「一足先に とっておきの 名品」を送信開始しました。
今回は「荒馬ショートグフ」と「コードバン トンボ長財布」です。
そしてそのテーマは「前進あるのみ!」。


納得のゆくものを作るには、優れた技術を持つ職人による材料提供と加工が重要だと考えます。
今回のブーツとサイフ(どちらも表側)は馬革、それらは信州で作られたもの。そして財布のトンボ模様は、東京大田区の町工場の、技あり職人に依頼したものです。どちらも真剣な顔してますね。声をかけたら怒られそうな表情です。


さて材料がそろったら縫製職人の出番です。ブーツは東京東浅草の職人、財布は弊社あさま工房の、しっかりと手間を掛けた作品です。
どの工程でも誰もが手を抜けません。なので数多くは作れません。だから「先行受注販売品」なのです。たずさわっている数々の職人の顔を想像しながら製品をご覧いただけるなら、幸いでございます。





「一足先に とっておきの 名品」・・・4か月ぶりにご案内です。
2020年6月24日 送信

不定期送信「一足先に とっておきの 名品」は……
1. 材料が希少。
2. 素材の加工に多くの手間が掛かる。
3. 極めて少量生産。
以上の都合から、カタログに掲載しても販売できるのはほんのわずかでしかなく、長期間お待たせ、もしくはすぐに欠品することになります。 そこで、正規販売開始よりも一足先にご案内・・・というスペシャルサイトを不定期で送信していたわけです。
7月1日より発信する内容を、ほんのチラリ、お見せしましょう。

テーマは・・・「前進!


どちらも馬革。そしてどちらも「前にしか進まない生き物」。
とはいえ馬の場合は調教すればバックするようになるらしいけれど、自然ではないですね。ましてやトンボにいたっては、、、。
現在、コロナ騒動で世の中が弱ってます。「以前のように旅行がしたい、楽しい生活に戻ってほしい、活気があったなあ、昨年までは・・・」、いつのまにか後ろを振り返っているのは筆者だけではないでしょう。
これではいけない、と企画したのが「荒馬」「とんぼ」グッズ。筆者が、ほしいっ! と思っただけかもしれませんが、いかがでしょうか。
「一足先に とっておきの 名品」・・・その名の通り、どうせ正規にカタログやサイトに載せたところで、たいした数は作れません(掲載するかどうかも未定ですが)。なので「一足先に!」なのです。
専用ページ送信まで、少々お待ちください。




アジサイに癒やされて。
2020年6月17日 送信


コロナとは無関係に、本店横のアジサイは只今全開で咲いております。そして店内にはサマー用品があります。どうぞお気をつけてご来店ください。

・・・アイボリーホワイトにスカイブルーステッチの涼し気なサマーメッシュマスクも販売中です。

マスク店頭販売および通販のご案内は・・・ マスク専用ページ >>




夏マスク、店頭販売開始いたします。
2020年6月8日 送信
たいへんお待たせいたしました。
本店は6月11日(木)から、本店および京都伏見店でサマーメッシュマスクの店頭販売を開始します。(本店は6月10日より)

6月18日頃からの予定でしたが、気温がぐんぐん上がって、少しでも涼しげなマスクでなければ息苦しくてたまりませんね。熱中症にも気をつけなければなりません。


ということで、全力で作って、本店店内で全速力で仕上げました。弊社店舗、いったい何屋なんだか分からなくなりました。


ちなみに店頭販売用は、サマーメッシュマスクの内側コットンガーゼタイプです。ウェブ専用(アイボリーホワイトのみ・内側新素材ポリエステルタイプ)とはちがって、3色あります(毎日3色あるとは限りませんが)。また、丈夫な麻マスク(グレー)もございます。

本店、そして京都伏見店で、各店舗200枚はご用意の予定ですから、しばらく(2週間くらい?)はその場でお渡しできるものと思います。あまり遠くない方は、どうぞご来店ください。
(遠い方は、ウェブショップ専用をご利用ください)

・・・本業製品は、お客様がご来店になるのを静かに待機してます。


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