2011年 冬の夫婦坂



2012年の社運を賭けたサンダル・・・その後。
2011年12月29日 送信

2011年の夏から試作を続けていたサンダルの話である。
第1試作はみごとに失敗し、秋には第2試作、そしてその改良品と進んでいた。そして東京台東区のサンダル職人(いや、弊社のグフやショーツブーツ製作の仲間)と、何度も打ち合わせをして、12月上旬、ついに最終バージョンが完成した。

おっと、あらかじめ申し上げなければなりめせんね、「バイク用じゃありません」。
まあ、遊び心ってやつでしょうか。でも我々オッサン2人が真面目に作ったサンダルのデキは、素晴らしいですよ。来年の社運を賭けた、といってもいいデキです。
・・・現在、毎日履き心地テスト中。問題なければ、ほんとうに発売しようかなあ?と考えている年末です。

弊社の(私の?)トレードマーク “トンボ”印伝(鹿革&うるし)・・・ぜいたく。




京都にて撮影開始。
2011年12月21日 送信


12月は京都に2回訪れている。その初旬の1回目は祇園(ぎおん)撮影編で、“バイク乗りが日本料理屋さんの前で着物の女性と待ち合わせ、食事をする” という設定。
「だけどさあ、ふつうさあ、こんな高級なとこにバイクで来て食事するかなぁ・・・しかも和服の女性と」(カメラマン)
「いいんだよ、それがバイク野郎の粋ってもんよっ!」
「でもさあ、ここにバイク停めたら怒られるんじゃないのぉ?」(カメラマン)
「駐輪場に移動すればいいの!」
「酒も飲めないよ?」(カメラマン)
「飲まない人だっているんだからいいの、いちいち細かいこと、気にしない!」
・・・撮ったあとに言うのもなんだが、その写真は2012年の春用か秋用かはまだ決めていない。けっこういいかげんなのである。

撮ってるだけじゃなく、“にしかわ”さんの極上の料理もおいしく頂く。 食ってるだけじゃなく、その美しく盛り付けされた料理も撮る。

・・・しかしこんな弊社の撮影のために、ミシュランの星を持つ日本料理屋“祇園にしかわ”さんが、よくもまあ店を貸してくれたものだ。ま、それには“裏ワザ”があるけど、それはニッポン伝統文化シリーズ“続・絹の道”でその料理とともにご案内しましょうか。

そしてクリスマスイブ1週間前にまた京都に訪れる。その理由は・・・言えないんですよねえ、まだ。
でもそれも“続・絹の道”を読んでいただければ、いち早く分かるのではないかと想像できるわけです。あしからず。

12月、2回目の京都の夜は、伏見の“カッパカントリー”。日本酒で有名な黄桜の直営店だけど、メリークリスマスってる。




“続・絹の道”発信。
2011年12月1日 送信

12月1日、ニッポンの伝統文化シリーズ“絹の道”の続編を送信開始。でも「男には関係ねえだろ!」とお思いの皆さま、“印伝(いんでん)”同様に、その昔は男との深い関わりがあったのだ。それを掘り起こして、あれやこれやを作ろうという魂胆である。
※印伝:鹿革に漆(うるし)の模様を施した革。弊社では“漆皮(しっぴ)とも呼ぶ。

さて、絹の道を進んでいるからというわけではないが、弊社店舗には(週に1日程度)絹織物を着て接客するスタッフがいる。その姿でお客様に革ジャンをご説明するシーンは、なんだか非常に違和感があるけれど、どうか気にしないでください。
とはいえ気になりますよねえ、着物と革ジャンは接点がないような・・・いや、私の革ジャンの裏地は絹(大島紬)だったりするだけれど。

ニッポン伝統文化シリーズ“絹の道”は・・・こちらへ >>



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