2012年 夏の夫婦坂




京都ロケ。
2012年6月25日 送信







月末までの2日間、京都でカタログ及びサイト用の撮影をおこなう。しかし天気予報は雨マーク、いったいどうなるのやら。
ところで京都伏見店の公式HPに、この夫婦坂通信をパクったような、橋本店長の“よもやま通信”なるページがある。その中に “野菜情報”があり、さも自分で栽培したように「野菜いかがですか」と書いてあるが、、、

クワと耕運機を駆使して、汗水たらして野菜を育てたのは俺だぁ!

とはいえ橋本店長だって水まきくらいはしたから(あんなもん誰だってできる)、栽培にかかわってはいるのは事実だが。
ひと月ぶりに行く京都伏見店。まだキュウリはあるのだろうか。トマトは赤くなっただろうか。エダマメはまだか? 先日の台風でトウモロコシは倒れてないか? スイカは元気に育っているのか?・・・
そんなことより、撮影日の天候を心配しなければいけないのだが、、、。

[追伸です]
京都伏見店の無農薬野菜、ほんとうに旨いですから、ぜひ食いに来てください。キュウリのあとはトマト、そしてエダマメと続きます・・・ってウチは何屋だぁ?





そういえばサンダル。
2012年6月22日 送信

数売れる製品企画は万人向けを考慮しなければならないから、自分の考えに少し反する場合がある。(弊社製品は万人向けではないが) しかしあまり売れないだろうと決めつけて作る製品は「どうせ売れないのだから・・・」と好きなように作れるから面白い。そんな代表作にサンダルがある。そしてたいして売れない二つの理由がある。
1. 純国産のサンダルはハイコスト。その上に印伝(鹿にうるし塗り)やビブラムソールまでおごってしまう。
2. 歩き心地が素晴らしいとは言えない。近年の立体成型のサンダルのほうが優れている。

それでも・・・好き勝手なモノ作りは愉しいもので、そう簡単にはやめれれない。今年の秋も「あまり売れない品」作ります。どうぞご期待ください。(これ、自慢なのか?宣伝なのか?)





秋の製品予定:その3・・・もの作りは愉しいのだが。
2012年6月19日 送信

モミジ、これは試作品を作るために筆者が作った(縫った)イメージサンプル。しかし、よ~くご覧いただきたくはない・・・ものすご~くヘタクソなのだから。
20年ほど前までは「ミシンの達人」「縫製の魔術師」とも言われた筆者が(自称)、なんてザマなのだろうか。やはり長い年月、月に数時間程度のミシン作業では、こんな愚かな縫製しかできなくなってしまうのである。

さて、これでどんな製品を完成させるかは、まだ公表できる段階ではないが、皆さまはどうぞご安心を。販売品の縫製は、けっして筆者が担当しませんから。。。
※言い訳を一発:イメージサンプルには時間を掛けないだけで、真面目に縫えば上手い。きっと、たぶん、おそらく・・・?。





秋の製品予定:その2・・・革とナイロン。
2012年6月17日 送信

以前からジャケットのベルト等のパーツ使いはしていたが、肩・ヒジパッドのような大きな面積の天然素材(牛革)を化学繊維(弊社オリジナルの耐水・透湿・撥水ナイロン)と組み合わせるのは初めてのこと。
革はウォッシャブル素材。これまでに洗濯機による乱暴な洗濯、そしてクリーニング屋さんによるドライクリーニングと数々試したが問題なし。なので秋の新製品として登場するでしょう(たぶん)。
ナイロンといっても弊社のオリジナルはコットンライクな素材。革との相性がよいのですよぉ。
普段着としても愛用したい逸品となりました。秋の発売をどうぞご期待ください。(下記“6/9記”の色が変化する不思議な革よりもずっと可能性は高いです)




マン島TTレースを終えた松下ヨシナリ。
2012年6月12日 送信

ついにCDデビューか?

マン島TT、最終レースは中止となり、やや消化不良ぎみの松下ヨシナリが帰国する。
「納得できないっス!また来年も・・・」と言い出すんではないかと心配だが、「もう3回も参戦したからいいではないか、満足したろ、マン島レースの心境を唄にしてCDでも出したら?」と、たぶん私は説得するだろう。ちなみに松下はギター弾けないけど、歌唱力はある。(ただし宇宙戦艦ヤマトだけ上手い)
そして今月下旬、待っているのは弊社のインチキモデル(本業ではないという意味)撮影である。ロケは京都の祇園(ぎおん)の日本料理屋さん。
ロケの料理屋さんもカメラマンもスタッフその他も、み~んな松下ヨシナリのスケジュールに合わせたんだから、マン島レース以上に頑張ってほしいものだなあ・・・。(松下はそのミシュラン店のメシが目当てだろうが)




秋の製品予定:その1・・・あら不思議?。
2012年6月9日 送信

曇り空。
蛍光灯。
6月現在、秋の新製品を製作中。その中でも、ちょっと変わりダネを紹介しましょう。

左の写真はまったく同じ革素材。上は曇り空で、下は室内蛍光灯下で。
・・・まったく色が違うのですよ。曇り空では茶色(太陽光だと濃茶)、蛍光灯の光だとグリーン系になる革。不思議ですねえ。これは特殊な染色方法によるものです。

さて、これで何を作ろうか、、、革ジャン?、ちょっと高額になりますぞ。でも色違いで2着買ったと思えば安いかも。それに、インパクト抜群だし。
ま、とにかく秋をお楽しみに。




マン島で頑張ってる松下ヨシナリ・・・その2。
2012年6月6日 送信

6月5日に送信した内容(この下段)に対して、すぐにマン島TTレース参戦中の松下ヨシナリからメールが届いた。
「万蔵です
何いってんですか~!!
いまさま水臭い(^-^)
ペアスロープさんのカタログに出演させていただけるのは、自分としても名誉に感じているんですよ。マジで。」(原文抜粋)
さらに電話が、、、
「京都ロケ、行く。ミシュランの日本料理、ぜったい食いたい!」 なにが名誉だっつうの。旨いもん食いたいだけじゃねえの。
またさらにカミさんにもメールが、、、
「お願いだからスケジュールなんとかしてもらえるように頼んでぇ~~」と。

京都伏見店のオープン時、ミシュラン二つ星の“祇園にしかわ”さんの大将自ら“サバ寿司”を持ってきていただいた。松下ヨシナリもその場にいて、その素晴らしい味を知っていたのだ。だからこんどは“祇園にしかわ”さんに行って、懐石料理を食いたい、って寸法なのだろう。

“祇園にしかわ”さんの大将が持ってきてくれたサバ寿司。懐石では一人二切れだが、あの日は一人1本(9切れ)と大盛。 食い終わってまったりの松下(左)。京都伏見店のキッチンにて(この部屋だけは、妙に近代的なのだ)。

京都市東山の“祇園にしかわ”さん。こののれんをくぐり、格子戸の玄関を開けると和服の女性がお出迎え・・・といった純和風な料理店。弊社の鹿屋島(しかやしまショート)グローブの予算で、格別な料理がいただける。
なお現在改装中(仮営業)。6月15日よりリニューアルオープン。そのあとにペアスロープ撮影隊が入り、オープンのお祝いに店内隅々を撮り、ついでに弊社用も。

松下ヨシナリと祇園にしかわさんとカメラマンと弊社スタッフ、さて、スケジュールが合うかどうか。もし合えば、またまたインチキモデル(本業じゃないという意味)松下の登場となろう。

マン島TTレース松下ヨシナリサポート公式HP >> 祇園にしかわさん公式HP >> 素晴らしい写真だなあと思ったら、ほとんどペアスロープ撮影隊。




マン島で頑張ってる松下ヨシナリ。
2012年6月5日 送信


走ってしゃべれる二輪ジャーナリストの松下ヨシナリが、英国マン島で激走中。5日現在2レースを終え、共に完走とのことでひと安心といったところ。しかし心配ごとが・・・。

弊社は6月から7月中旬にかけて、秋冬のカタログおよびHP用の撮影をおこなってきているが、毎年そのモデルは松下ヨシナリ。でも彼はマン島にいるし、6月中旬に帰国しても、今度は鈴鹿8耐レースが7月末に控えている。なんだか撮影は怪しいムードである。
松下君、6月の撮影は京都のミシュラン2つ星の日本料理店をお借りしてのロケなのだよ。ほんとに旨いもん食えるのだよ。いつもとは違うのだよっ・・・と食い気で釣ろうって寸法だが、日程に無理あるなあ。。。
(以上フォト:高島秀吉)

「松下ヨシナリ マン島TTレースサポートご支援もよろしく」と時々連絡はあるが、撮影スケジュールは・・・?





京都の西陣(にしじん)~茨城県 結城(ゆうき)市へ。
2012年6月1日 送信

京都市内の西陣織り元さん訪問。

5月26日から京都伏見店で労働し(おもに農作業)、東京に戻った翌日は結城市に向かった。なんだかハードスケジュールのようだが、それは結城紬(ゆうきつむぎ)の旦那から「例のトンボ、織っている真っ最中だから、おいでなさ~い」という連絡が入ったから。
・・・そう、本場結城紬“トンボの絣(かすり)織り”という、たいへん手間の掛かる、高価な伝統工芸絹(きぬ)織物を、大胆というか無謀というか、ペアスロープ特注で織り始めているのである。なのでプロカメラマンと参上。
3日前に見た(仕入れた?)京都の色鮮やかな西陣織り、そしてシブイ結城紬の我がトンボ、どちらも蚕(かいこ)のマユからなる絹織物であるが、まったくの別物。
さ~て、いずれどちらも夫婦坂工房で、魅力的な「何か」となってお披露目しましょう。

ウルトラQ本場結城紬のトンボ。えっ、写真が小さくて、よく分かんない? ・・・そのうち“続・絹の道”で、たっぷりとご覧に入れましょう。しばしお待ちを。

なお弊社はライディングギアを中心とした製造販売元ですが、ニッポンの伝統文化もおおいに好み、まったく違う動きも、たまにはします。(しょっちゅうのような気もしないではないが・・・)


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