2012年 晩秋の夫婦坂



京都へ出稼ぎ・・・の前に頭の休憩。
2012年11月30日 送信

11月30日から4日ほど、カミさんと京都伏見店に出張。今回は畑仕事・販売応援だけでなく、来年用の撮影も兼ね、週明けからはカメラマンと行動を共にするハードスケジュール。その準備と日常の仕事で、もう頭の中はぐちゃぐちゃ状態である。
そんな直前にコンサートに行った。30年以上、私のバイクの面倒をしているバイク屋のオッサン(Y氏)に誘われていた“さだまさし”の、である。
私はさだまさしファンというわけではないが、その美しいメロディーと歌声は好きだ。ただしギターの弾き語りはしない。いや、正確にはできないと言おう。あんなきれいな声もでないし、曲も難しいから。

11月28日、Y氏が車で迎えに来て横浜に向かった。県民ホールに着くと関係者用駐車場に車を入れる。すかさず警備員が来て「どちらさまですかぁ?」と聞くと、Y氏は「ああ、関係者!」と答えて駐車する。(あつかましい?)
Y氏は、さだまさしの同級生だということは聞いていた。でも「このコンサートの関係者じゃなくて、単なる同級生関係だろうにっ」と思うもY氏のあとについて裏口の受付に。そしてパスカードを渡され、なんと楽屋に向かう。
開演1時間前のあわただしい楽屋の前、そのうちスタッフに追い出されるんじゃないかと心配したその時、ご本人が目の前を通る。
「おい、サダ~!」「おぅ、ヤマダ~、こないだは世話かけたなぁ」「まあいいって、、、で俺らのチケットは?」・・・こんな関係で安心したが、チケットはさださんご本人に手配させていたのであった。
Y氏はそのチケット代金を我らから集め、さださんに渡そうとすると「ヤマダ、おカネ払ってくれるのかぁ? 招待でいいっつうのに。」「そうはいかね~よ」・・・このお二人は、いつまでも高校時代なんでしょうなあ。。。

カミさんはヘラヘラしているが、私は緊張。というのも、さださんだけでなく、私が尊敬する巨匠・神様ギタリスト石川鷹彦さん(ギター好きなら誰でも知っている。知らない人も必ずや聞いている。吉田拓郎やかぐや姫“22才の別れ”イントロなどで)がすぐ近くにおられるから。


あんなこんなでホールに向かう。定員2400ほどある大きな会場は、1階から3階までオバさん7割強の比率で満席。で、我らの席はといえば1階の正面前から7列目、見るも聞くも絶好の席、さすがご本人手配。
演奏が始まり、やがて懐かしい曲を連発。そして初めて聞いたある1曲で、私はあろうことに涙腺が暴発した。それは詞やメロディーというよりも、その歌声があまりにも素晴らしく、感動してしまったから。そしてそれを聞いて、「明日からもっと頑張ろう」と気合いが入る。

・・・音楽というのは、人の脳を、心を、癒してくれる。いい職業だなあシンガーは、、、なんて帰りの車の中で思いながら、ふと自分の仕事も思う。
はたして弊社の「もの作り」、そして「旅のご案内」などで、ほんの少しでもお客様を癒せるのだろうか、と。難しいだろうなあ、と。

弊社は来春で30周年。それを迎えるために MADE IN JAPAN を誇示するような京都伏見店を作った。そしてニッポンの伝統文化との融合製品を作り続けている。コストパフォーマンス?、そんな言葉は弊社にはない。それを求めるのだったら、とっくに海外調達しているから。

これからもっと頑張れば、きっと「癒されるもの作り」ができるはずだ。よりいっそう頭を使って努力して働けば、、、どうか頑張ってほしい、私以外の弊社スタッフよ!。 ・・・・・人を頼っているようじゃダメですな。

Y氏(すでに名前だしてるが)一人で営む小さなバイク屋 “クレージーカフェ”(珈琲は出ない)。オイル交換等のメンテナンスにちょっと寄ってみてはいかがか。ただし敬語は苦手か。さださんだけでなく、客の私も呼び捨てだもんなあ。。。※写真は池上本門寺の祭事中。
東京都大田区池上4-17-14 日曜祝日定休





ギフト、、、のシーズンだけど少々ホンネを。
2012年11月26日 送信

じわりじわりと年末が近づき、世の中クリスマス商戦が活発になりつつある。そして弊社も便乗するかのように 「ギフトフェア・・・大切な方へ」 なるページを送信している。



では筆者自身はどうなのかといえば・・・サンタクロースの存在を信じていた幼い頃に不二家のブーツ(例のお菓子の入ったやつ)をもらった記憶はあるが、近年は、、、ない。もしプレゼントされたら、さぞかし嬉しいのだろうと想像するしかないのが現状である。まあ普段プレゼントしない者が、されることばかり考えるのは虫が良すぎる話だが。

とはいえプレゼントはほしい。
好きな二輪旅もほどほどにして、この不景気にも負けず(勝ってはいない)、一生懸命に働いてきたんだからなあ・・・。

ならば、
 自分に買ってやろう!
  俺へのご褒美として・・・。

バイク・・・ちょっと無理があるのでカミさんに相談しないと、、、さらに無理か。。。


さて皆さまは、どんな自分へのご褒美を・・・。

MADE IN JAPAN





近ごろの松下ヨシナリ
2012年11月21日 送信

松下ヨシナリ:走ってしゃべれる二輪ジャーナリスト&レーサー。弊社のウェアモデルとして、かれこれ10年になる。が、いまだに氏に渡すギャラはかなりショボイ。

PHOTO:長見拓郎

近年の松下ヨシナリはレース活動に盛んだ。特に今年のマン島TT、鈴鹿8耐、ルマン24耐、マカオGP、そして国内レース等々。・・・もういい歳なんだから、そろそろやめときなっ、と筆者と松下奥さん共々言っているのだから、きっと来年は本業に専念することだろう。

マカオGPから帰国した翌日、いつものように松下家族が我が家にやってきた。目的はカニ、ではなく、世界でもっとも革ジャンの似合う男!となるための新・松下革ジャン製作打ち合わせ。のついでにカニを食う。
ところでなぜ「カニ松下」とも呼ばれているのだろうか。本人いわく「カニが大好物というわけではない」のだそうだが、だったらおもいっきり食ってんじゃねえっつうの。。。

夜、筆者の我が家で「崖の上のポニョ」を自身の娘と見ている松下ヨシナリ。しかしやがて、、、


いつものように娘より先にだらしなく寝る。


革ジャン着てる姿はカッコいいんだけどなあ・・・。




オーダー革ジャン納期予報。
2012年11月19日 送信

弊社の革ジャンの耐用年数は15年、20年、いやいやそれ以上だから、購入したいお客様にとっては、納期の多少の長短なんてそれほど意味がないかもしれません。しかしどうせならすぐに手に入れたいのが心情でしょう。なので夫婦坂工房の現在の製作状況をご案内します。

[サイズ・カラーオーダーの納期]
11月後半受注:オーダー品の内容によっては年内納品可能(ほんのわずか数着)。年内派か年明け派の分岐点。
12月前半受注:年明け1月、新年早々縁起が良いのでありまして、、、。
12月後半受注:2月上旬以降となるでしょう。3月から愛用したい方にはお薦め。
※受注生産モデルも上記同様です。
※オーダー代金は内金半金、完成時残金が可能です。カード決済可能ですが、現金のほうが少しお得です。

[既製品の納期]
11月下旬までの在庫:7割ほどのラインナップはあるでしょう。
12月の在庫:半数はバックオーダー製品となるでしょう。
※既製品のバックオーダー納期は、半月~約1ヶ月です。

いかがですかぁ、男の、バイク乗りの御用達「革ジャン」!・・・おっと、女性も。




味なコーナー ・・・・・・



今年の紅葉、見ましたか?、これからですか?
2012年11月9日 送信


紅葉前線は日本列島を徐々に南下し、11月下旬には京都伏見店のあたりも見頃となるでしょう。その素晴らしい色彩は、ツーリングサイトでご案内してますのでどうぞご覧下さい。

さて紅葉時期ともなると、グングンと気温が下がります。・・・そろそろ防寒用品を用意しておいたほうがよいですね。
まずは「防寒インナー」と「防寒グローブ」ではないでしょうか。ガタガタと寒さでふるえながら紅葉を見るより、暖か~く見るほうが、紅葉はより美しく映るのです。営業ではありませんよ、ほんと、そうなんですから。
いずれそろえる予定なら、全製品がラインナップしている今のうちにどうぞ。。。(このコメントは営業です)

防寒用品の情報は、どうぞこちらへ >>




11月1日、妙なページを送信しました。。。
2012年11月1日 送信
あなたの革ジャン 見せてください”・・・という新コーナーを送信しました。
これは、10年以上愛用していただいているお客様の革ジャンを無料でオイルメンテナンスし、その中でも素晴らしい風合いを持つ革ジャンはお借りして撮影させていただきたい、というもの。
左の写真は今から20年数年前(1980年代後半)に作った革ジャンで、弊社製品撮影をしている大島マメラマンのもの・・・いいアジが出てますね。

革ジャンは着れば着るほど風格が表れます。そんな革ジャン、ぜひ見せてください。そして無料メンテナンスをご依頼ください。(たまには手入れをしてあげなければ!)
※当企画は、東京本店ご来店のみとなりますが、ほかの方法も思案中です。


これは筆者のG320D(キップ牛革)1997年製。しっかりした手入れで、アンティークな感じがまったくしないので “あなたの革ジャン・・・” レトロ部門は失格かな。


同じく筆者の1985年製革ジャン、初代F-88。27年も経てば、どうです、このレトロ感。。。

“あなたの革ジャン 見せてください” >>



<< 戻る