2013年 秋の夫婦坂-1



男性の皆様へ。
2013年10月11日 送信





やはり男は革ジャンですよね。

ジャケット撮影の時、毎度毎度思うことがある。
化学繊維のジャケットを着たモデルがいろいろとポーズを変えるが、どうにもしっくりこない。それはモデル本人も、カメラマンも、同じ思いである。
しかし、ジャケットを化学繊維製品から革ジャンに交換すると・・・どうだろう、なんだかキリッと引き締まるんですよ。少々モデルがヘボでもカッコいい。そのうしろ姿もこれまたGOOD!

でもなぜ革ジャンのほうが、ずっとカッコよく撮影できるのだろうか? それを着たモデルに男らしさを感じるのだろうか・・・?
筆者はかれこれ30年、革ジャンのデザイン・製造に関わっているのだが、正直なところ、その答えはいまだに分からない。いったいなぜなんだろうか。なんだかボンヤリと脳裏にはとらえているような、そうでないような、、、きっと生涯分からないかな。
・・・とかなんとか難しいことは考えず、革ジャンを着て秋の爽やかな空気の中をひとっ走り。(只今骨折中につき、250ccまでしか乗れないのが残念)

現在、革ジャンはほぼフルラインナップ! サイズやカラーオーダーも11月下旬納期と短めです(11・12月の受注がピーク)。
どうぞ皆様、カッコいい革ジャンで、男を上げましょう。(保証はしませんが、きっといいことあるはずです。ほんと。たぶん。)
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女性の皆様へ。
2013年10月6日 送信


ペアスロープは男物ばかりではございません。只今、京都五条の染物業「いづつ」の若旦那と企画製作しているのが、日本に数少ない鹿革しぼり染めの女性向けグッズ。写真は、しぼり糸をほどいた状態・・・鹿の革ですよ、これ。どうです、美しいでしょう。

現在、本店工房にてサイフやガマグチ等を試作製作中。11月中旬以降に製品として完成の予定です。
そしてお披露目、、、
初回は「いづつ」のお膝元、弊社京都伏見店。そして「いづつ」若旦那を東京に招き、本店でも開催。女性の皆様、どうぞご期待ください。

・・・とはいえ、弊社サイトのアクセスは90%以上が野郎、いえ男性。いったいどのくらいの女性がご覧いただいているのだろうか。きっと少ない。
ならば、、、この情報を知った男性が、女性と共にご来店されればよい。もし彼女や奥さんがいなければ、意中の人にプレゼントしてあげればよい。どちらにしても男性は鼻高々となり、その後、きっといいことあるのは間違いないでしょう。
そんなわけで、男性の皆様も、この美しい製品にどうぞご期待ください。
※この製品企画はちょびちょびと送信します。




ご来店できないお客様に。
2013年10月1日 送信


写真は受注生産品のオーダーサイフ(見本)です。これらはさまざまな事情で、ご来店のお客様しかご注文をお受けできません。
しかし、、、「そんな固いこと言わんでほしい!」という声が多々あり、弊社の規定を(勝手に)少しゆるめました。以下のことなら入手可能です。

・「二つ折り」か「長サイフ」のどちらかを選択。
・印伝の模様を選択。左から、赤トンボ・白トンボ・黒小桜・白小桜、そして上記写真の 黒トンボ。 ※印伝:鹿革にうるし模様。 ※ハリスツイード選択可。
・上記それぞれを選択の上、お電話(又はメール)いただき、代金はお振込。
※通販の場合、表側の印伝以外の革は「馬革」(ディープブラウン)、内側の革はブラウン牛革限定。糸色は弊社標準色。

価格は、
二つ折りサイフオーダー ¥38,500
長サイフオーダー ¥40,000

納期は、
これが困ったもので、オーダーサイフの受注が予想以上に多く、10月1日現在で11月中旬の仕上がり。おそらく10月末の時点では年内ぎりぎりの納期、もしくは年明けになりそうです。(月に10個までしか作れないから)

いかがですか、、、おカネの居心地が良い素敵なサイフを持つと「入ってくる」んですよ。古くて痛んだサイフは「逃げてしまう」んですよ。・・・昔からそう言い伝えられてます。弊社規定をゆるめましたので、、、ぜひ。
サイフのご案内 >>




油断!・・・その2。
2013年9月26日 送信

カミさんがタチゴケで骨折し、入院中である。だからカミさんの分まで仕事(経理)をしなければならないわけで、昨日(水曜日)はあせっていた。
朝、家の前でセロー(250)のエンジンを掛けた。こんな軽いバイクで、なんでタチゴケするんだろうなあ・・・なんて思いながらまたがろうとしたその瞬間、右のブーツがリアシートに膨らんでいたゴムネットのひし形の間に入り、引き抜こうとしたらファスナを閉めていなかったブーツがスポッっと脱げた。そして反対側にガシャン! 妙な体勢だったため、カラダも反対側に。そしてセローのヤロウは私の靴下一枚の右足の甲をグニャっと踏んづけた。

 ・・・ ガ~ン~~~、生まれて初めてのタチゴケだ!

午後からカミさんの手術があるので、入院している病院にバイクで向かった(セローではなく、足つきの良いエストレア250で)。足は痛く、右足のブレーキを踏むことも、足を着くこともままならない状況で。
病院に着いたら、カミさんは手術中で待合所に看護師さんが案内してくれた。その足を引きずる私の姿を見て、看護師さんは「足を見せて」と言う。時間があるのでブーツを脱いで見せると、ハレていた。
「今の時間は休診だけど、ちょっと先生に診てもらいましょ」と、レントゲンを撮って診察室に入ると、カミさん担当の先生が・・・

「ダンナさん、折れてますよ、ほらぁ!」

レントゲン写真を見ると、足の中指の手前の骨がずれていた。ガ~ン、骨折かよ。
先生は、足を固めるからバイクを病院に置いてきなさい、と言うが、歩くほうが辛いので、テーピングだけで、バイクに乗れるようにしてもらった。
やがてカミさんが手術室から出てきた。そして足を引きずりながら事情を説明すると、笑われた。看護師さんも、なんとなくクスッ。

9月18日にはこのページで、カミさんに皆さまに「油断」だの「教訓」だの偉そうに書いたが、それをほんとうに頭に入れてなかったのは、私であろう。
あの時、ゴムネットを固定し直していたら、ブーツのファスナーをしっかり閉めていれば、、、たら、れば、・・・油断ですなあ。

一週間程で、カミさんと同じバイクで同じくタチゴケで同じ右足の骨折。馬鹿馬鹿しくて話になりませんやな。
 ・・・嗚呼、これで今年の夫婦坂二輪旅は不可能になってしまった。




信州飯田・・・バイクと鉄道。
2013年9月23日 送信

カミさんがタチゴケ骨折した3日後、ひとりバイクで信州の飯田に向かった。
JR飯田線の飯田駅で、京都からクルマでやって来た染物業「いづつ」の山ちゃん(山田専務)と待ち合わせ、この地にある革関係の二つの会社を訪問する。なぜ信州、なぜ京都の染物? というのは、いずれご案内しましょう。(たぶん凄いモノができるのでご期待を)

飯田市内の2社と打ち合わせ後、私と山ちゃん(バイクとクルマ)は京都に向かう。と、その前にヤツの顔でも見ておこうと、同じく飯田市内の美容院(&理容店)「さくら」に。ヤツとは、その「さくら」の修一君である(左写真)。

この顔に見覚えある方も少なくなかろう。なぜなら7~8年前の弊社カタログで革ジャンのモデルに出ていたから。そして弊社サイトにもちょこちょこ出ている。(ツーリング紀行2005年 「天空の山里」 が代表的)
写真は8年前に信州で撮ったものだが、現在はすでにアラフォーで、顔つきは童顔ではあるものの、大人びていた・・・これならまた革ジャンのモデルができる!と確信した。
しかし修一君は、飯田市では名のある売れっ子の美容師、撮影できる余裕があるかが心配である。とはいうものの、なんとしても時間を空けてもらう。なので修一君、ヨロシク。

修一君とは立ち話だけで別れ、我らバイク(W650)とクルマは一路京都伏見店へ。そして山ちゃんを強引に店に泊めて、翌朝、NHKの「あまちゃん」を見て、山ちゃんは京都市内の自宅へ、私はバイクを店に置いて新幹線で東京へ。また「バイクと鉄道」の旅となった。
その帰りにカミさん入院の病院に・・・痛々しい姿だった。


なんだかせわしない2日間だったが収穫はおおあり。皆さまにはもっと詳しくお話したい魅力的なことがあるけれど、今日のところはご勘弁。いや~、でもしゃべってしまおうかなぁ~、、、しゃべりたいなぁ~~~。。。




油断!。
2013年9月18日 送信

17日の火曜日、昼の弁当を買ってCB750で家に帰るすぐ手前、その交差点でセロー250が転倒していた。横には倒れている人・・・・・カミさんだった。
通りがかりの人がすでに救急車を呼んでくれて、やがてそれはやってきた。足首の上あたりから出血し、骨も折れているようだ。そして病院へ。

転倒の原因は交差点発進時の「エンスト タチゴケ」。その際になぜか足を路面に伸ばすのが遅れ、ステップに挟まれてグサッと骨折。セローを起こして移動させようとギアを確認したら、2速に入っていた。

油断その1. 30年少々、特に大型バイクに乗り続けているカミさんだが、小柄な250ccだからと適当に乗っていたのかもしれない。
油断その2. すぐ近所の用事だからと、フツーのカジュアルシューズで乗車。もし愛用の弊社ブーツを履いていたら、キズもなければ、骨も折れることはなかったろう。(おそらく打撲程度か)

教訓・・・カミさんはバイクウエアメーカーにいる者として、恥かしながら自ら痛い目にあって得ることになった。それを皆さまにお伝えしたいのです。
「バイクの操作、けっして油断してはならず!」
「バイクに乗る時は、たとえ近所であろうと最低限
(個人差あり)のライディングギアを身に着けよう!」
・・・これは宣伝などというセコイことではありません。愉しいバイクライフをおくるために、皆さまもぜひ再認識を。




うしろ姿は見られている。
2013年9月13日 送信









これは筆者です。
三枚目だし、足も少々短いけれど、
うしろ姿だけは皆さまから 「カッコいい」 と言われてます。
ま、正確には 『うしろ姿がカッコいい革ジャンを着ている』 ですがね。

ペアスロープのウエアは、うしろ姿にも気を使ってます。製品選びはフロントデザインだけでなく、「うしろ」もご配慮を。

  嗚呼、
  この秋も
  背に視線を感じる日々が
  多いことだろう。。。




創業30年で初。
2013年9月11日 送信

今年30周年のペアスロープ秋の製品の中で、まったくの新製品と言えるのが “財布”。でもなぜ30年もの間、作らなかったのかをちょっとご説明。
1.革ジャン製作を中心に手が廻らなかったから。
2.財布作りは難しいことを知っていたから。
3.単なる怠慢。
ざっとこんな理由なのだが、正直なところ最も近いのは2.である。財布製作、まあ手を抜いた作りであれば別の話だが、それをしたのではプライドが許さないし、お客様も嘆くだろう。だから革素材(オール革)にしても製作方法にしても本格派とした。・・・言い換えればコストダウンなどしていないので高額になってしまったが。(反省はしてません)
究極なのが「オーダー財布」。お客様が各種牛革や馬革、そして印伝(鹿革にうるし模様)その他の素材を表側も内側も選択し、なおかつ縫製糸の色まで選んでいただき、ワンオフ製作するという逸品。どうです、世界にひとつだけ、というご自分の財布、作りにご来店なさっては。
・・・しかし問題はあります。通販ができないこと、そして月に6~7個程度の製作しかできないため、もし受注が集中したら納期が長~くなること、ですかね。10月、いや年内ご希望の方は、どうぞお早めに。

・・・少量しか作れないのに、自慢げに宣伝してしまいました、、、反省。




2020年。
2013年9月8日 送信


気になっていたのだろうか、朝5時過ぎに目が覚めた。すぐにテレビをつけると、IOCの会長がボードを手にして「TOKYO」と発表した。
現地会場の招致委員の皆さんは大喜び、号泣している人(たしかフェンシングの太田選手だな)もいた。見ている私も嬉しかった。ホッとした。そしてまた寝た。
もし招致に敗れていたらどうだろうか。来年の消費税の増税問題、原発問題、隣国問題等、そんな近ごろの話題も含めて、暗~いニッポンとなるだろう。しかし7年後とまだ先のことではあるが、決定の瞬間、世の中がパァーっと明るくなったような気がした。
・・・あとは自分達も頑張らねば。

安部総理のスピーチでは原発汚染水問題を「問題ない・・・保障します」と言った。世界に向けて発信し、オリンピックが東京に決定したのだから、これはほんとに頑張ってもらわねばイカンですね。


 おっと肝心な事を言い忘れるところだった。
9月11日に「ペアスロープ 秋の新製品」 を送信します。皆さま、東京五輪決定祝いに、パァーっとお買い上げください! ・・・って、世の中そんなに甘くはないですかな、、、。(でも製品には自信アリ)




いったいどうなるんでしょうネエ。
2013年9月1日 送信

とにかく暑い、どうしようもなく暑すぎる夏、生まれた時から東京大田区に住んでいるけど、ひと昔前まで、これほど暑くはなかったんだなあ。熱中症なんて言葉なかったし、家にエアコンなどなくても過ごせた。バイクに乗っても、ちっとも気持ちよくないじゃないか。いったいどうなるのか、今後の夏は。天気予報の「経験のない大雨」なんてのも心配だし。

オリンピックの誘致は東京が優位と聞くけど、東京のクソ暑い8月に開催なんて、ちょっと考えもんでしょうねえ。アスファルト上なんて40度はある。そこでマラソンて、いったいどうするんでしょうかねえ。

消費税8%、来春4月に実施するんでしょうかねえ。政府はもめているようで、5年間に毎年1%ずつ上げようなんて意見もあるけど、そんなことしたら、商品や交通機関の価格表示改定に、毎年ものすごいコストが掛かるじゃないの。
もし来春4月実施なら、3月は駆け込み消費で売上げは上がるだろうが、4月以降の消費下降なんてサルでも分かる。消費税に大反対なわけではないけれど、その税金の使い道がどうもね、怪しいしね。いったいどうなっちゃうんでしょうね。

・・・暑さのせいだろうか、ボヤキが多くていけない。前進しかしないトンボのように、少しは前向きな考え方をしなくてはいけませんな。
[各アイテムの赤トンボバージョンは9月12日より飛び回ります]



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