2013年 秋冬の夫婦坂



2013年てのは・・・。
2013年12月23日 送信

今年は不覚にも生まれて初めて骨折をした。その直前にカミさんも。そして振り返ってみれば冠婚葬祭が多い年、これほどドタバタした年は記憶にない。お祝い事なら良いがその逆のほうが多く、特にショックを受けたのは、相棒がマン島で他界したことに他ならない、、、。


その松下ヨシナリ(走ってしゃべれる二輪ジャーナリスト)とは、まだ無名の頃だった12年前からの付き合いで、今年の春までの10年間は、弊社のカタログモデルを務めていた。
今、あらためてヤツの写真を眺めれば、「やはりこれほど革ジャンが似合う男は他にいねえなあ!」 と感じる。野性的というのだろうか、そしてまた笑顔も素晴らしいのである。

弊社は2013年で30年目という節目をむかえた。そんな記念すべき年に、ヤツは去ってしまった・・・・・な~んて暗い事を考えてると 「メリークリスマス! オヤっさん(ヤツは私をこう呼んでいた)、明るく行こーよ、来年は明るくつっ走ろうよっ!」 ときっと言うだろう。
そう、来年は午年(馬年)なのだ。そろそろモードを切り変えなくてはヤツに笑われる。
 ・・・・・ということで、2014年はかな~りつっ走ります。どうぞご期待ください。





久~しぶりの団体ツーリング。
2013年12月15日 送信


12月14・15日、普段お世話になっているホンダ・ドリーム店に誘われて「忘年会ツーリング」に同行。9月末に右足を骨折以来、初めてのバイク旅となった。
向かうは千葉県房総半島の南の千倉(ちくら)。もちろんバイクは全てホンダ車で総勢20台少々。年齢は20代から60代までバラバラである。(なんと全員ETC装着、料金所通過が楽。)
房総半島の宿に着けば、さっそくビール。寒さの中を走ってきても、やはり冷たいビールは旨いに決まってる。そして温泉に浸かって宴会。
しかし参加者の年齢がバーラバラで話が合わんのじゃないかと思ったが、余計な心配で、同じバイク趣味というのは歳の差なんてないようですなあ。・・・・・ガッツリ食って飲んだ愉しいひと時、これだから泊りがけツーリングはやめられませんやなあ。
翌15日、私ひとりだけ仕事の都合で朝食後すぐに本店に直行。前日はまったりと7時間半も掛けた往路、でも帰路は無休憩で1時間半・・・こんな近かったんだなあ、房総半島の南端てとこは。(ほとんど高速道路・スロットルややワイドオープン)

主催はホンダドリーム大田店と世田谷店、その両店長がオモテナシ・・・ご苦労様でした。



小ぶりだが伊勢海老も一人一匹付。※この写真は筆者ではありません。




防寒インナーと防寒グローブ・・・お陰で、冬の澄んだ空気のバイク旅が心地よい。お世話さん!
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二日間だけ華やか・・・本店。
2013年12月7日 送信

12月7日・8日は、京都五条の若旦那を呼んで、鹿革しぼり染めグッズを披露してます。革ジャンやライディングギアに囲まれ、いつもと違う華やかな店内、皆様どうぞお越しください。

・・・京都伏見店から「しぼり染めジーンズ」も持ってきてますよ。この二日間だけは 「ちょっと京都」 です。





12月7・8日の本店は華やかです。
2013年12月6日 送信

京都伏見店でおこなった“しぼり染めグッズイベント”、次は東京本店の番ということで、7日と8日は京都五条の染物業“いづつ”の若旦那が参上。いつもと違う華やかな店内となります。特に女性の皆様、どうぞご来店ください。(一部男性向けあり) ・・・プレゼント用ボックスも無料にて用意しております。
※価格はイベント特別価格です。
※ご来店できない方の為に後日、一部製品の通販サイトを開設します。年内の営業日に限り、イベント価格で販売します。少々お待ちください。

・・・それにしても美しい。




京都伏見から東京本店へ・・・鹿革しぼり染めグッズ。
2013年12月3日 送信

京都伏見店

11月30日と12月1日、京都五条の染物業“いづつ”の若旦那を招いて、鹿革しぼり染めグッズの新作を発売。おかげさまで大勢のお客様にご好評いただきました。(特に女性)(でもほとんど男性がご購入)(男性向けも少々あり)

さて次は12月7・8日、本店に移動。さまざまなグッズだけでなく若旦那共々京都からやって来るのです。その2日間だけで、その後はほとんどを京都伏見店に戻してしまうので、可能なら女性を連れ添ってご来店を。それが不可能なら、大事な方へのプレゼントにご利用を。・・・かならずいいことありそうなので。

鹿の革をしぼって染めた、それはそれは美しいキーホルダーやガマグチやサイフたち、必見ですよ。当日はいづつの若旦那が「詳しくご案内しますどす」、と申しております。
※製品はイベント特別価格です。後日、ネットにて一部製品は通販可能(年内のみイベント価格)。

いづつのファスナー式長財布 ・・・デザイン&プロデュース by PAIR SLOPE:M



ところで、、、

京都伏見店で若旦那イベントと同時開催したのが、久々の“夫婦坂トークライブ” in 京都伏見店。
その第5回目、いままでと違うところは恒例の筆者のヘボなギター弾き語りに加えて、京都伏見店長が吹くサックスがあり~の、仲間の尺八あり~ので、なんだか妙な方向になったこと。でもまあなんとか愉しく過ごせたのではないでしょうかねえ。これで司会の松下ヨシナリがいてくれたらなぁ・・・なんて。



もちろん酒は飲み放題。しかもさまざまな銘酒もそろえたのである。
ご飯ものは、ミシュラン二つ星“祇園にしかわ”の、ものすごく旨~い超高級サバ寿司!。

あぁ~、そういや突然やって来て、ガバガバ食って、ベチャクチャしゃべって、夜9時過ぎに「じゃあまたねぇ!」と東京に帰ってったオッサン、いや失礼、二輪ジャーナリストの柏秀樹さんがおったなあ。カシワさ~ん、来る時は頼むから前もって連絡ちょうだいくださんせ。ねっ!。。。

またいずれ・・・・・





女性好みの・・・作ってます。
2013年11月27日 送信

11月30日・12月1日の京都イベント、そして12月7・8日の本店イベント(どちらも京都五条のしぼり染物業の若旦那を呼んで)のために、本店上階の革ジャン工房にて現在懸命に作っている「鹿革しぼり染め&印伝コインがまぐち」。製作責任者は弊社唯一の20代女性(久しぶりの新人)なのである。

ほとんど一人で作っているので、イベントまでに間に合うかどうか、、、ていうより間に合わないので、隣りにいる革ジャン職人にも手伝ってもらい、なんとかギリギリセーフ、となる予定。

とはいえ各タイプそれぞれ5個しかできない。それを京都向けと本店向けに分けるので、「おっ、あのカラーがほしい~」と思った方は、イベント当日はお早めにご来店くださいな。
えっ? どんなカラーバリエーション? と質問されるでしょうからちょいとお見せしましょう。

「写真が小さくて、よくわかんな~い!」と思っているあなた・・・まだ未完成なのでご勘弁を。完成品は素晴らしいデキ、どうぞご期待ください。

なお、12月中旬からは一部製品を通販可能とする予定です。遠くてご来店できない方は、それまでしばらくお待ちください。

おっ、キーホルダーはできました。(弊社あさま工房製)

鹿革しぼり染めサイフも完成しました。
女性の皆さま、どうぞご来店ください。美しいニッポンの伝統をたっぷり取り入れた品々をぜひご覧ください。

[男性の皆さまへ] 以上の究極グッズを女性にプレゼント(特にクリスマスプレゼント)したなら、きっとあなたに素晴らしいことが待っている! と思うわけです。非現実的な年末ジャンボ宝くじよりも、現実的な幸せを呼び込むペアスロープグッズを。。。




農業の話。
2013年11月24日 送信

南アルプス赤石岳

先日の「魚の話」に続くは「農業の話」。
11月22日、所用で長野県の南の方(南信)の豊丘村という所に行ってきた。バイクでは運べない荷物があるのでクルマを利用して。
そこには農業をしているイトコがいる。今や珍しくなった専業農家なのだ。米も作ってはいるが、モモやブドウ、カキにリンゴと果樹がメイン収入である。
納屋にはすごい数のカキがぶらさがっていた。いわゆる干し柿で、この地の特産品「市田柿」なのだ。旨そうだが、まだ食うには早すぎる。
その晩、当然で当たり前のことだが、イトコの家で一杯(たくさん)飲む。そのツマミが嬉しい。ハチの子にイナゴの佃煮、これが美味。
そして地元のマツタケ。まずはでかいのを豪快に焼きマツタケで頂く。シャキッとした歯ごたえで旨い。まだあるマツタケは「マツタケスキヤキ」。マツタケを上にのせたら、ネギやシラタキが見えないくらい豪快に。それを庭のニワトリの産みたて卵でツルッと頂く・・・なんというゼイタクだろうか。

焼きマツタケを食ったあとに、これらのマツタケをスキヤキ風にして食う。
干し柿(市田柿)は食えるタイミングではないので、翌朝、庭の冬柿をミヤゲに頂く。


で、、、話は戻り、この農家で一杯飲みながら会議?もおこなっている。豊富にある果物やマツタケ、それらの食材で 「何か旨いもの作って販売しよう」 という魂胆である。それが実現したら、皆様には真っ先にご案内しましょう。
 ・・・・・というより、本業をもっと真面目にやらんといかんでしょうに、、、。





魚屋の話。
2013年11月18日 送信


弊社本店最寄り駅である東急池上線長原駅の商店街に、私の行きつけの魚屋がある。その名は「島長(しまちょう)」。週に4~5回、1966年式の今年で47歳になるスーパーカブでかよっている。まぎらわしいがスーパーのサカナを買うことはほとんどない。新鮮とか、そういうことではなく、単純に旨いサカナがほしいから。
たいていは昼頃に出向き、昼飯のオカズとしてカキやホタテやエビ(インチキなし)フライ等、そして晩飯(含むツマミ)のオカズを買う。

この店のメインの刺身、マグロをさばく島長のオヤジ。

私の昼飯を調理中の若旦那。でっかいカキフライを揚げてもらうのだ。

キンメダイ:煮付けはほんとに旨い。 アマダイ:塩焼きや味噌焼きがサイコー!


私はマグロにはうるさい。とはいえ本マグロのような高級品を頻繁に食うわけにはゆかないので、選りすぐった旨そうなメバチマグロを確保する。(トロはくどいので赤身が好物)
その方法は、店のオヤジがさばくマグロのハンパをちょっと失敬して味見。それが旨ければ大人買いをする。だから店の冷凍庫には「私専用のマグロ入れ」があるのだ。(自宅の冷蔵庫では温度が不適)

・・・そんな私のサカナ御用達魚屋「島長」であるが、まことに悲しいことに、今月(11月)の末で閉店してしまう。周りにあるスーパーには勝てず、年々売上げが低下してきたのが原因である。

ならば、ということで、この店を「昼間は魚屋、夜は魚料理の居酒屋にしよう!」(私の仲間のマグロ卸し商を経営者に加えて) という案をオヤジに出したら了承し、「さて12月に新規オープンだぁ!」と気合いが入ったのではあるが、店の大家さんが「居酒屋は No!」で、アウト。ほんものの“居酒屋 夫婦坂”、やりたかったんだけどなあ~~~。


・・・サカナが旨くて、愉しい居酒屋ができるはずだったのだが、、、。




まもなく姿が見えなくなります。
2013年11月11日 送信

11月も中旬にさしかかり、じわじわと冷え込んできました。そうなると赤トンボは姿を見せなくなります。・・・同じようにペアスロープの赤トンボもそろそろ終了します。「しまったぁ、買いそびれたぁ」と思う前にどうぞ。
まあ、来年も秋になれば飛び回りますが(販売しますが)、しかしちょい高の消費税8%赤トンボですよ。。。(革ジャンだって、なにもかもそうですが)




サイフ・・・創業30年目で「新製品」のワケ。
2013年11月6日 送信

「なぜ今まで作らなかったの?、サイフを。」 という質問がちらほら寄せられる。ナゼ・・・それは皮革縫製業を長いことやってきたから分かる。理想を求めるサイフ作りが、非常に難しいことを。だから手出しせず。
しかし難しいからやらない、ではな情けない。トンボのように「逃げ返らず、前進あるのみ」 でなければ!・・・と、カッコつけて言ってしまったが、ほんとうのことをバラせば、全国の協力縫製工場を探したけど、弊社の仕様で作ってもらえるところがなかった。だから弊社あさま工房で作ってしまった、というのがホンネ。サイフも例に漏れず、日本製は非常に少ないのですよ。

さて現在のサイフ在庫状況は、長財布・二つ折り財布ともに品薄。弊社あさま工房で月に合計20個程度しか作れないのだから少々お待ちいただくかも。そしてお薦めは「あなただけのワンオフオーダー」。ま、どちらにせよ、いいサイフを持てば、おカネが引き寄せられます。だぶん、きっと。
※上写真は全てワンオフサイフ


おっと、これは女性好みの「小銭入れガマグチ」(サイフはあさま工房だけど、ガマグチは夫婦坂工房製)。11月30日からは京都伏見店で、12月7日からは本店にて発売。印伝トンボだけでなく、さまざまな仕様があるので、どうぞご来店ください。




グローブデー・・・その2  11月2~4日(本店)・11月4日(京都伏見)
2013年11月1日 送信

タッチパネル対応グローブは「おまけ」みたいなものです。期間中は通常のラインナップにない革見本を用意し、「あなただけのカラーオーダーグローブ」 を作ってみませんか?・・・という写真を付け忘れてました。




グローブデー・・・11月2~4日(本店)・11月4日(京都伏見)。
2013年10月31日 送信

あなたの大事な手を守るグローブ、その道具に少しでも注目していただこうと開催するのが、小さなグローブデーイベント。
普段でも豊富にあるさまざまなアイテム、しかしグローブデーはちょっと違う・・・通常のラインナップにないカラーオーダーやサイズオーダー(限界あり)、そして目玉は「タッチパネル対応グローブ」の受注生産。
ではなぜ受注生産なのかといえば、その反応ししゅうをどの指にするのか?、その位置は?、それらは人それぞれで異なるのである。
うん、これは便利な道具だ。いちいちグローブをはずさなくてもパネル操作ができる。とはいえ私のようなスマホを持たないガラケイ派には必要ないけど。

その製作人、屋島工房の尾原は京都伏見店には参上するものの(11月4日)、無情にも東京の本店までは来ない。だからサンプルを借り、本店では11月2~4日の3日間として、皆様からたくさんオーダーを頂き、尾原を困らせてやろうという作戦である。「打倒 尾原!」どうぞご協力お願いします。





久しぶりの夫婦坂トークライブ・・・in 京都伏見。
2013年10月21日 送信

ほんとうはもうやらないつもりでいた。相棒の松下ヨシナリが参加不可能になってしまったから。でもヤツに、「今年の秋、ヤルって言ってたじゃん!」 と文句を言われそうで・・・・だからやります。
 第5回 夫婦坂トークライブ
 11月30日(土) 京都伏見店 珈琲和室

今までは東京が中心で、京都伏見店でおこなうのは初めての試み。そして松下ヨシナリに代わる相棒が、その店長、橋本。 だ、だいじょうぶだろうか、サックス、吹けるのだろうか。それよりも、楽しくしゃべれるのだろうか。松下の時もそうだったけど、なんたって打ち合わせや音合わせなしのブッツケ本番なのだから。
・・・そんなんでも飲んで食って聞いてみたい、というもの好きな人はどうぞご参加を。ただし、女性優先です。野郎、いや男性ばかりじゃあちょっとねえ。
※第4回までは定員30名だったけど、今回は 珈琲和室を使用の為、定員はたったの10名様です。


サックスを吹いているフリをしている橋本。当日はたぶんディスプレイになるだけかな。なお着物を着ているカミさんだが、現在は骨折全治6ヶ月のうち、まだ1ヶ月目と少々。だから当日は着物での「おもてなし」不可。・・・さてさて、こんな具合でどうなるのやら、トークライブ。



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