2016年 夏の夫婦坂



男の癒やし旅・・・東北編-2
2016年8月28日 送信

さてここはどこでしょう・・・?

すれ違う列車に大きな特徴あり。そして全国的に珍しい3線軌道。鉄道好きなら、何線のどのあたり、というのは3秒で答えられるでしょうね。
これはモーターサイクリスト誌連載「男の癒やし旅」の取材中のワンシーンだが、なんで列車に乗ってんのかな、、、。



9月号のエメラルドグリーンの湯「国見温泉」に続いて、モーターサイクリスト編集部オガワ君とやって来たのは、寺、、、ではなく温泉宿。(寺に見えてしまうんだな、これが)
秋田県の強首(こわくび)温泉「樅峰苑(しょうほうえん)」は、そもそも宿ではなく、大庄屋の自宅を改装したもの。まずはその豪快な外観に驚かされるが、中に入れば、大正ロマン漂う巧みな作りにも感動させられる。そして温泉がこれまた濃いのなんのって、、、。

都会人、いや現代人にとって、昔の豪農屋敷の非現実的な空間は、いろんな意味で癒やされる。できればここに泊まって実感してほしいものだが、遠くて行けない人は、どうぞ誌面で楽しんでくださいな。。。

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オガワ君、強首の名の意味は、そういう表情とは無関係なのだよ・・・




まだまだ暑い日が続いてますが。
2016年8月24日 送信


今年の夏は猛暑と大雨の繰り返し、そして台風は妙な進路で向かってくるし、旅の計画が立てられないったらありゃしない。とはいえ筆者は秋の製品管理と告知で、それどころじゃないけれど。
・・・もうすぐ、ペアスロープにもさまざまな赤トンボが舞い始めます。





温泉の不思議
2016年8月12日 送信


湯船は岩手県国見温泉「石塚旅館」の混浴露天風呂。温泉ツウにはメジャー、日本の希少な透明エメラルドグリーンの湯である。現在発売中のモーターサイクリスト誌の「男の癒やし旅」掲載中で、写真はその取材時に撮ったもの。
温泉を巡っているわりには、私は熱い湯が苦手。42℃でカラスの行水的な浸かり方だ。
宿のフロントには湯温が表示されていた。最初に浸かる小浴場、「よっ、45℃!」、無理だと思った。掛け湯をしてそ~っと入る。熱っ。しかし我慢して入る。そして10秒後・・・あれっ? カラダが慣れてしまった。それほど熱さを感じない。
家庭の風呂なら、肌がピリピリして、とんでもないことだが、この温泉は45℃でも浸かれてしまうのだ。その直後の混浴露天風呂の43.5℃が、ちょうどいい湯加減に思えてしまう。不思議なチカラだ、この湯は。
(※湯船の場所や外気温によって42~44℃が平均値だと思われる。)


連載の第2ステージ「にごり湯」編では、初回から、特別な許可を得てペットボトルで源泉を持ち帰っている。にごり湯といえど、源泉はすべて透明なのだが、さてどのくらいの時間で色がつくのか、を調べるため。・・・・・その結果はいずれ誌面掲載の予定。
ところでペットボトルの湯の行く末はといえば、我が家の浴槽。加水95%以上だけど、香りは温泉。最後まで無駄にしないのである。




ボケ防止対策
2016年8月10日 送信

※グランドピアノの2連(筆者の家ではない)

ボケ防止という歳ではないが、昨年に習い始めたピアノ、まだ続けている・・・モーツァルトの「トルコ行進曲」一本勝負。原曲のように早くはないが、ゆっくりとまちがえながらも弾けるようにはなった。ドレミファ・・・も弾けなかった昨年からすれば成長したものだ。(いきなりモーツァルトとはバカモノだ)
順番が逆じゃないかと思うが、次はビートルズ、と楽譜を買ってレッスン開始。まずは先生に弾いてももらう。レット・イット・ビー、ヘイ・ジュード、ゲット・バック、いい曲だ。オブラディ・オブラダもいいぞ。さてどの曲から始めようか。半年かけて3~4曲弾ければヨシとしよう。

バイクに鉄道に温泉に、そしてギターにピアノ、
・・・あれっ、こんなに欲張ってなんでもしようってのは、もしかしたら、すでにボケてるのかもしれない。ボケって、自覚できないようですな。




トンボのように
2016年8月6日 送信


3年前までは、必死でトンボ撮り(撮影)をしていた。クソ暑い8月に、一眼カメラと望遠レンズのクソ重い機材を抱えて。しかし涼しそうに飛ぶその姿をバシッと撮れたときには、暑さを忘れて感激したものだ。また挑戦してみようかな。

トンボはホバーリングはすれど、バックできず、前にしか進めない昆虫なのだ。戦国時代は、そんないさぎよさからトンボをカブトのマークに、そして着物の柄にした武将も少なからずいた。逃げ帰らない、という武士道なのだろう。「勝ち虫」とも言われた。

やはり人生、前向きがいいですな。
すでに赤トンボも飛び回っている今日この頃、弊社は秋の製品作りに驀進中。ニッポンのもの作りに、どうぞご期待ください。






男の癒やし旅・・・東北編
2016年7月24日 送信



「お~い、なに食ってんだ!」
男の癒やし旅連載9月号は、タイトルにいつわりなく、編集部オガワ君との野郎の旅。その1湯目は岩手県のとある温泉に向かう途中の、山麓の涼しい高原。しかしその爽やかな風景に、似合わん。

いつもなら綺麗な女性を連れてゆく癒やし旅だ。なんたって今回は混浴露天風呂がある。にもかかわらず、なぜかオガワ君を相棒にした。その理由は、彼の表情にある。温泉の気持ち良さを顔で豊かに表現できる才能を持っているのだ。

8月1日発売の9月号、ぜひ見て読んでいただければ、気持ち良い「癒やし」が伝わるでしょう。

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オガワ君、ほんと、気持ちよさそうだ・・・国見温泉にて





丈夫で長持ち風情良し・・・革のタンクバッグ
2016年7月24日 送信

弊社工房で作ったカラーセレクトオーダー、キャメルブラウンの革タンクバック(透明fフィルム無しタイプ)・・・なんて似合うのだろう、私のネオクラシックバイクに。
革タンクバックは初めの試作品以来、すでに1000キロ以上使っている。時には暴力的な速度を出し、磁石がタンクから外れないか? そして時には雨の中を走って、どのくらいで水が染み込むのか?(付属のレインカバーをつければ済むことだが)、というテストも含めて。
CBやゼファー、そしてGSF1200でもテストしたが、Wの場合はタンクに立体エンブレムがジャマして、磁力に不安があったから念入りに。(その対策はしております)
製品テストは終えたけど、こんなタンクバックをつけていたら、またどこかに行きたくなって仕方がない。そう思わせる逸品である。

6月下旬、長野県松代町の真田の屋敷の通りにて。

※革タンクバックのデキがあまりにもイイので、カラー・革素材オーダーも含めて秋のカタログに掲載することにしました。しかし「製品 裏 情報」でご案内しているような「オーダー品納期、3~4週間」(7月下旬現在、3週間)というわけにはゆきません。革ジャン作りとバッティングするので、プラス1ヶ月(それ以上か?)は掛かることでしょう。ご希望の方、今でしょ。

「ほしいけど高額だしなあ」・・・と思っている方に。
確かに合成繊維・樹脂製と比べれば高額です。でも10年以上の耐久性があるように作ってます。それに、どこか破損しても修理できるし。そしてまた、なにより風情あるし。。。




取材新兵器
2016年7月17日 送信

モーターサイクリスト誌連載「男の癒やし旅」の第2ステージから、編集部のビデオカメラを借りて現在6つの温泉の動画も撮っている。しかし画像や音に満足していない。
そこで6月末にキヤノンから発売されたEOS一眼カメラ用の動画マイクを購入。さっそく水道の水を流して動画テストをしてみると、やはりいい音だ。なおかつ、高性能ビデオカメラとはいえ、レンズの精度差が大きく、EOSの画像は素晴らしい。9月からの取材で活躍することだろう。

しかし、今までも撮った温泉動画をいつどんなカタチで皆さまに披露するかはまったくきまってはいない。動画は、写真では表現できない温泉の流れる音や湯気といった臨場感を伝えられる。せっかく撮っているのだから、いずれは公開しなければ。どうぞ気長にご期待ください。

一眼カメラと編集部ビデオカメラの同時撮影。

三宝カメラ:弊社製品撮影の為のストロボ機材やらカメラパーツやら修理やら、いつも大変お世話になっている。カメラは新品だけでなく中古もあり、下取りも可。プロでもシロウトでもお薦めの店。行けば納得。
三宝カメラ・・・http://www.sanpou.ne.jp/




東北湯巡り・・・3
2016年7月10日 送信

モーターサイクリスト編集部小川君が持ってきたスズキバンディット1200と、我が愛車GSF1200。最新モデルと22年前の初期型、水冷と油冷、インジェクションとキャブ、と違いはあるが兄弟車だ。やはりGSFの方がカッコイイと思うのは親バカか・・・。 6月30日、秋田県角館町の武家屋敷通りにて




東北湯巡り・・・2
2016年7月9日 送信

「男の癒やし旅」東北取材の1日目は岩手県雫石町の某温泉。その前に岩手山の高原で一休み。
メッシュジャケットに馬メッシュパンツ、そしてメッシュグローブ&ブーツ、全てサマー仕様の姿は、この高原では寒いと感じるくらいだが、ここから下りてゆけば快適そのもの。本格的な夏の猛暑をむかえる前の試運転といったところか。

温泉宿に着くなり、ひと風呂浴びて、スタッフ全員が宿の主人に源泉湧出口を見せてもらう。
カメラマンが撮ったワンシーン、なにかヘンだぞ。ユカタを着ている私に源泉の説明をしている主人、その横のモーターサイクリスト編集部、なぜあんただけハダカなんだね。その右にいる私のカミさんもフツーにしているのが普通ではない。これが街中だったら通報されるんだろなあ。。。

さっきまで露天風呂に浸かっていたのはわかるが、ユカタくらい着ようよ。




東北湯巡り・・・1
2016年7月4日 送信

7月初めにかけて3泊4日での「男の癒やし旅」取材で東北に。3湯連ちゃんの、それはそれは素晴しい湯巡りだった。相棒が野郎ということを除けば。

写真は秋田新幹線「こまち」と我らをカメラマンが撮っているところをカミさんがスマホでパチリ。カメラマンのアングルはもちろんちがう。迫力満点の写真は9月1日発売号までしばしお待ちを。
その前に8月1日発売号の魅力ある温泉の原稿を仕上げなくてはいけない。と、同時に、弊社秋冬カタログ制作も。頭の中が温泉とバイクと鉄道と新製品がごちゃごちゃになりつつある今日この頃である。まことに困ったもんだ。。。

編集部が用意したスズキ「バンディット」と、その祖先の我が愛車「GSF」、の向こうには秋田こまちの田んぼを疾走する「こまち」。

もちろんレザータンクバックを装備で。




オウゴンなんですよ。
2016年6月27日 送信


7月1日発売モーターサイクリスト誌8月号の筆者連載「男の癒やし旅」は、真田10万石の城下町、長野市松代が舞台である。
今回は連載開始以来初の試みで公営国民宿舎の温泉宿、そしてこれまた初で、近所の日帰り入浴施設の温泉を取材した。
温泉はちょうどいい湯温だが、どちらも主人(国民宿舎は支配人)がもの凄く熱く、温泉をしゃべりだしたら止まらない。そりゃそうだろう、私だってあの黄金の湯を人に語り出したら止まらない。それだけ不思議な温泉なのだ・・・なんで70分サイクル? なんだあのパリパリの結晶は? おっ、私の痛む古傷が、、、。
これを読んだら、あなたもきっと浸かりに行きたくなるでしょう。お薦めです。

黄金の湯:私はこんなにきれいな肌ではない・・・誌面はノーカットですよ。

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取材日は本年5月上旬だった。あれからひと月半の6月25日・・・・・

松代町、真田邸の前でカワサキW650と・・・今夜は国民宿舎泊

こんどは一人バイクで松代を訪れた。理由は古傷を癒やす為、そして国民宿舎と日帰り入浴施設の湯を持ち帰って「にごり湯」の実験をする為。もちろんこれは許可を得て。国民宿舎の源泉は一般立入禁止だし、日帰り入浴施設は、あの主人を説得するのにたいへんだったり、で現実的な行為ではない。
「そんなことしなくても結果は分かってんだからさぁ。それよりほら、アンズの実、食いなよ、旨いよっ」
アンズというのは駄菓子屋のべっとりしたアレしか食ったことがなかった。タネを取って皮ごとほうばったその味は・・・やはり駄菓子屋のアレに似ている。まあ生の実ほうが大人の味か・・・アンズじゃなくて温泉の話なんだご主人。どういう過程で湯の色が変化するのか、自分の目で確かめたいので、ちょっとだけ温泉ちょうだい。4リッターの焼酎ボトルを頑張って2本、カラにしてきたのだから。


空気を入れずに(とはいえ源泉はすでに空気に触れているが)限りなく透明の温泉を満タン流入。そして1時間後にはにごりだす。どちらの泉質も大差なく、源泉も近所だが、日帰り入浴施設のほうは、まだ透明感がある。さて翌日は・・・? (撮影継続済。機会ができたらご案内しましょうか)


旅を共にした但馬(たじま)和牛製タンクバック・・・大満足の逸品、いい雰囲気ですなあ。(これは試作品で、販売品は7月中旬まで少々お待ちください) 詳しくは、製品 裏 情報 へ >>

6月29日からは東北の「にごり湯」巡り・・・温泉ざんまいですな。
(帰ったらちゃんと仕事します)




鉄分補給。
2016年6月20日 送信


お待たせしました、鉄道の話題です。
私は50歳を過ぎているので、JR東日本の”大人の休日倶楽部”の会員で、年に3回ある期間限定の格安キップを入手できる。JR東日本管内を新幹線を含め、4日間乗り放題の、鉄ちゃんにとってはたいへんありがたいものなのだ。この旅に温泉がからむのだからたまらない。
6月29日からの3泊4日温泉巡り、この梅雨時に全て晴れてくれとは言わないが、せめて2日間くらいは顔を出してくださいな、太陽殿。
その前に、バイクでビューンと長野県の宿へ。そこは先月取材した(モーターサイクリスト誌7月1日発売号)、もの凄く魅力的な温泉地。私の手足古キズを癒やしに、また浸かりたくなりましてね。
6月下旬からはバイクと鉄道と温泉ざんまい。しかし半分以上は仕事で少々残念ですが。。。




「裏」で密かにやってる匠の品々、だが・・・。
2016年6月17日 送信

品格ある名を持つが、容姿がゆるすぎる出戻り新人フルヤマのページ「製品 裏 情報」をご覧いただいているでしょうか。それがですなあ、言葉不足で困ったもんなんですよ。
第1段はウエストバツグ。それは珍しく本店上階の、この道30年のベテラン革ジャン職人が作っていること。そして希少な”但馬(たじま)和牛”は耐久性抜群で、水にも強いオイルド系牛革という、二つの最大の特徴があるのに、フルヤマのアピールは弱~~~い。弱すぎるのだ。(とはいえあまり作れないので、たくさん売れては困るが)
さて第2弾が送信された。次はどうだろうか。




弊社あさま工房製の”カードホルダー”である。牛革製だけでなく、ゼイタクにも「革の王様」「革の宝石」といわれる馬革部位、コードバン仕様もある。
近年なにかと増えましたなあ、さまざな店のポイントカード。私なんぞはさらに歯医者に薬屋に床屋に酒屋に飲み屋に亀屋万年堂等々。サイフには入りきらないので、これがあれば便利。そのうえ、実に上品なのだ。
この素晴らしいグッズ、ご注文があるかどうかはフルヤマの的確なアピール次第。”製品 裏 情報”、広い心で覗いてやってください。(調子に乗るから、少ししか売れないほうが望ましい)

文・写真・サイト制作、全て古山武道・・・はたしていつまで続くか?




たまには革の話を少々。
2016年6月11日 送信

「ドラム」と呼ばれる、革を加工する道具。

6月5日、新人の出戻り古山(なんか変だ)と車で関西に向かい、鹿革のタンナー(ナメシ&染色加工)さんに会い、その晩は京都伏見店泊。そして翌日、こんどは姫路の牛革タンナーさんへ。

弊社とは、かれこれ30年のおつき合いのこのタンナーさんは、家族経営の小さな加工所である。とはいえその設備、そして技術は並みの工場とは大きく異なる立派なもので、弊社の革ジャン、ブーツ、バッグ、サイフに至るまで、さまざまな牛革素材を供給してくださる。
確かに牛革がメインではあるが、近年は馬革も染色加工しており、この日は、その中でも非常に難しいコードバンの新色をお願いする。
無理難題はいつものことだが、神妙な表情を浮かべる主人「最高品質のコードバン素材が手に入れば、なんとかなるけどなぁ・・・」とのこと。これはハードルが高い。。。

弊社のサイフを見る加工所の主人と息子殿。

表面の加工は、どんな感じがいいかな・・・。

ここには初めて目にする変わった革が加工されている。クロコダイル風(ワニ)、シマウマ風、ヘビ風、トカゲ風、迷彩色なんてのも。それらを見せてもらうと、新たな製品作りのイメージがわいてくる。しかし今日の課題はコードバンだ。

コードバンは普通のものでも入手しにくい。タンナーさんは革をA・B・C・Dとランク付けしているが(弊社の革は全部A!)、主人そして薬剤屋さんも加わり、私の希望をかなえられるのは、その「特A」ランクのもの。「ワシらじゃ手に入らへんから、あそこの社長に直接頼んでみよったら?」と主人は言う。あそこの社長かぁ・・・。

重なっている革は馬の腰部分。その左右中心部分だけがコードバンである。「ここにある革では無理やな」と、弊社サイフを手にして薬剤屋さんに語る主人。




あきらめてはないが、四国高松へ移動。





姫路から瀬戸大橋を渡って四国香川県の屋島工房に向かう。そこの主は弊社グローブを生産管理する(製作も少し)尾原君だ。
「何か面白いモノあるかい?」と主に聞けば「なんもないですぅ」と答えるので、「何かあるだろ、隠してないで出しなよ!」と言っても「なんもないです」。探しているのは製品ではなく試作品。ボツになっても、考え方を変えれば面白い製品になりえるのだ。しかし今はほんとに何もないので「飲みに行こうっ!」。
今晩は屋島工房近くの”屋島ロイヤルホテル”に泊まる。ロイヤル、とは高級そうだが素泊まり3千円代前半のビジネス。その価格でもけっしてボロくないので、お得感あり。

ところで、今までなぜ古山が写ってないかと申せば、私の一眼カメラ、この旅で壊れたのである。東京に帰ったら修理に出そう。でもすぐに「癒やし旅」が・・・買うしかないようですな。痛い出費だぁ。





そしてまっすぐ帰らず、信州経由。





姫路のタンナーさんの主人が話してた「あそこの社長」とは、日本に2社しかない馬革のタンナーさんの1社。朝、その社長に電話を掛ける。これが知ってるんだな、ケイタイ番号を。
「突然ですが、今、四国にいるのですが、これから伺ってよろしいですか?」にOK。東京直行の予定を変えて、屋島工房から480キロ走り、信州の馬革タンナーさんへと向かった。
左写真は革を加工する巨大なドラム。大きな工場の入口にある事務所の奥の社長室に案内され、すぐさま社長に「最高ランクのコードバン」をお願いすれば、快く手配してくださった。これで材料は万全。あとはどんな仕上げをしてもらうか、だ。

コードバンがずらりと並ぶ。たくさんあるが行き先はすでに決まっているのだ。





そして東京に戻り、次々と試作品を製作。





今回の旅の”新コードバン計画”は、まだ材料加工中の段階ですが、
その他はすでに気合を入れて製作中。
あんなのやこんなの、魅力的なグッズを近日公表します。
・・・古山武道の「製品 裏 情報」にて・・・




ヒトに、ケモノに優しい温泉
2016年6月2日 送信

昔々のその昔、傷ついた熊が温泉に癒やされていたそうな・・・。

モーターサイクリスト誌の私の8ページ連載 「男の癒やし旅」、その第2ステージ 「にごり湯編」 の1湯目は、長野県の熊の湯温泉。

熊、というイメージから、荒々しい温泉を想像するが、これがなんとも美しいエメラルドグリーン。そしてその湯は、女性が泣いて喜ぶ美肌効果たっぷりの泉質なのだ。(男だって効果あり)

モーターサイクリスト7月号(6月1日発売)をどうぞ、見て読んでください。

熊の湯温泉 熊の湯ホテル 公式サイトへ >>


「男の癒やし旅」の第2ステージを監修、そして毎号コメントもいただいてるのが、温泉ソムリエ家元の遠間さん。温泉はとことん詳しいですぞ。

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