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湯船は岩手県国見温泉「石塚旅館」の混浴露天風呂。温泉ツウにはメジャー、日本の希少な透明エメラルドグリーンの湯である。現在発売中のモーターサイクリスト誌の「男の癒やし旅」掲載中で、写真はその取材時に撮ったもの。
温泉を巡っているわりには、私は熱い湯が苦手。42℃でカラスの行水的な浸かり方だ。
宿のフロントには湯温が表示されていた。最初に浸かる小浴場、「よっ、45℃!」、無理だと思った。掛け湯をしてそ~っと入る。熱っ。しかし我慢して入る。そして10秒後・・・あれっ?
カラダが慣れてしまった。それほど熱さを感じない。
家庭の風呂なら、肌がピリピリして、とんでもないことだが、この温泉は45℃でも浸かれてしまうのだ。その直後の混浴露天風呂の43.5℃が、ちょうどいい湯加減に思えてしまう。不思議なチカラだ、この湯は。
(※湯船の場所や外気温によって42~44℃が平均値だと思われる。)
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連載の第2ステージ「にごり湯」編では、初回から、特別な許可を得てペットボトルで源泉を持ち帰っている。にごり湯といえど、源泉はすべて透明なのだが、さてどのくらいの時間で色がつくのか、を調べるため。・・・・・その結果はいずれ誌面掲載の予定。
ところでペットボトルの湯の行く末はといえば、我が家の浴槽。加水95%以上だけど、香りは温泉。最後まで無駄にしないのである。 |
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