Vol.19

ヘソ曲げたBMW  2006年10月2日

 2006年はテーマを“和”としている為、ツーリングには今年まったく使っていない’95式R100Rがある。
 可愛そうだからそろそろ乗ってあげよう、タイヤも交換してあげようとセルを押すと「カチッ!」。 こりゃあバッテリーが弱ってる、あまり乗らないとこういう目に合う。仕方なく押し掛けでバイク屋に。
 タイヤ交換中、ちょいと地元の二輪大型用品店“ライコランド環八蒲田店”で買い物していると、その主みたいな自称“単車オヤヂ”が近寄ってきた。こうこうしかじかでR100Rがねえ、、、と話すと、「それはセルモーターだよ〜」。
 翌日、単車オヤヂはエンジンが同じでもっと古いR100RSで弊社にやって来た。セルモーターを持って。「これは壊れるから私の予備だよぉ」と、筆者のバイクを分解し始める。
 筆者はセルモーターがどこについているかも分からないシロートだから、ただ見てるだけである。(※単車オヤヂはプロではないが、その手さばきは“プロみたい”。でもライコランドはプロだから、やはりプロなのか!???)


30分ほどで問題のセルモーターを外す。意外に重くてデカい。 モーターを分解すると、単車オヤヂの思ったとおりに磁石が破損していた。

 それにしても、ライコランドにはピットがあり、タイヤ交換もできるのに違うバイク屋で交換していた。そして今回の出張サービス(単車オヤヂは休みの日なので仕事ではない)。・・・なんだか申し訳ないので、近所の昼飯屋でエビフライをご馳走した。

筆者のR100R(手前)と単車オヤヂのR100RS

 ヘソ曲げたR100Rも、単車オヤヂのおかげで瞬時に生き返った。
 そしてわずかなパーツ代をお支払いする。
 「このおカネでさぁ、今晩、呑みいこうかぁ」

 ・・・けっきょく、酒に消えたわけです。

※単車オヤヂはライコランドさんにおりますが、ピットの担当者ではありません。あらかじめご了承を。

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