2008年6月2日送信

不調だった川崎重工12R、なんのことはない、プラグを換えたら絶好調に。
5月某日、久しぶりに12Rで神奈川県三浦半島の三崎漁港、マグロの買出しに単独のひとっ走り。それにしてもこいつは速い。いつのまにかこんな速度にと、100km/h減速するほどである。
漁港に隣接する小売センターに着き、500円のサービス品と1500円の赤身を買う。自宅近所のスーパーや魚屋より倍くらいの量で、得した気分で12Rに積む。
しかしちょっとまてよ?、高速代とガソリン代の4千数百円を加算すると、えらく高いマグロになっている。もういちどセンターに入り、5000円ほど買い足した。よし、これで近所で買うマグロとほぼ同じ値段になった。納得して家路に急ぐ。結局、金銭的には得してないが、高速・ガソリン代がタダだと思えばなによりだ。
・・・マグロは80km/h以上の高速で泳ぐと言われるが、その何倍かの速度を12Rで体験したマグロ。その晩、我が家の食卓に盛られた刺身は超高速の味がした。マグロは高速移動で旨みが増すのである。(ウソ)








三浦半島の三崎漁港隣接の小売センターでマグロをたらふく買って来たことは前編でお伝えした。

その晩に食ったのはいちばん安いマグロのぶつ切り。それは量も多く、それなりに旨かった。そしてその翌日からはメインの中トロである。仕事を終え、我が家でそれをツマミに一杯やるのが楽しみだった。しかし、、、
説明書どおりに解凍して皿に乗せられたその刺身は、なんとスジだらけだった。噛んでも噛み切れない。まあ、何本も買えばハズレもある、と次の晩も解凍して食卓に出るが、またハズレ。そして次の日も次の日も、、、。

やられた! あのセンターのバ○ーに。
「ダンナさん!、この数本の中トロはオイシイよっ。わたしが今晩食べようと思ってたモノだけど、わざわざバイクで買いに来てくれたんだから、安くわけてあげるよっ」
三崎は冷凍マグロ。カチカチに白っぽく凍ってるので、シロートに良し悪しの見分けがつくわけがなく、プロがそう言うならと、そのとおり買ってしまったわけである・・・無念!

後日、仕事の打ち合わせでリーガルCo.の本社に行き、三浦半島に古くから住む I 氏にそのマグロの一件を話した。(ブーツとマグロの話しがごっちゃになるが、余談は毎度のこと)
「あそこは観光客がメインなんだからねえ、、、路地の奥まったとこだけど、俺は小さな一軒の旨いマグロ屋知ってるだぁ。そこの主人はあなたと同じ名字だから信用できるよぉ〜」

この信用できる、というのにはワケがある。
I 氏の本家も私の名字と同じで、しかも先祖は鎌倉の出身。そう、源頼朝(みなもとのよりとも)である源氏(の家来)の血筋を引いている。マグロ屋の親父もきっとそうにちがいないから、旨いのだと、単純な発想なのである。

さてはたしてほんとに旨いのか。近いうちにまた川崎重工のエンジンに火を入れて買いに行こう。そしてそれが真実だったら、皆様にもご案内しよう。

[ なお、今回の小売センターのマグロはハズレだったが、以前買ったときのものは旨かった。おそらくたまたまだろう、あのバ○ーのがハズレだったのは。]



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