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ホームの前はどなたかが雑草を取り除いているが、そのはずれはご覧のとおり。
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列車の走る線路は、上部がキラキラと輝いているものだが、、、。 |
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“よってったんせぇ”の仮設食堂からバイクで30秒程度のところにJR山田線の吉里吉里駅がある。少し高台にあるため、小さな駅舎もホームも線路も無事で、ご近所の方が手入れしているのだろうか、ツバキの花が咲き、いまにも列車が来そうな気配である。が、しかし、、、その線路をよくよく見れば、完全に錆びている。そしてその錆びた線路の上には雑草がかぶさり、列車が通っていないことを物語る・・・むなしい。
JR山田線の復旧のめどはまったくたっていない。ではなぜ復旧できないかと簡単に説明すれば、復旧費用の問題がある。三陸鉄道は赤字路線なので国からお金が出るが、JR東日本は黒字なので、自分のお金で直せ、ということだ。しかし会社自体は黒字でも、山田線は大赤字路線なのだ。そこに数百億円(いやそれ以上か)の投資はできないのである。しかも高架橋やトンネルが多い三陸鉄道よりもずっと古くからある鉄道で、海岸沿いを走ることが多く、そのため被害は大きい。・・・というのは理解できるのだが、住民のために復旧させる方法はないものだろうか。
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