8月16日 (くもり時々晴れ) 札幌〜東京 札幌〜東京
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 今日はついに東京に向けて帰る日になってしまった。後記に述べるが、今日から明日昼までの間、スーパーハードスケジュールが始まる。
 東京まで、1000kmと少々、ゾッとする距離だが仕方がない。

 AM 9:00 気合いを入れて札幌をスタートする。R-230で定山渓を通過し、中山峠に。この峠道は交通量が多く、道も楽しくない。朝食のため中山峠道の駅で小休止し、ホットドッグを食べて早々に出発。洞爺湖に出るが、まだ有珠山から白い噴煙が上がっている。洞爺湖温泉周辺の方々は、未だに不便な生活を送られていることだろう(2000年8月現在)。どうか頑張ってほしい。それしか言えないのだが・・・。
※このHP制作中の’00年8月末日、モーターサイクリスト編集部に訪問の際、同編集部の 五十嵐 君(後に別冊MC転属)を一杯誘うが断られる。なにやらリュックを背負って出かけるところで、聞いてみると三宅島の実家の火山灰をかたずけに行くという。こちらの方も大変なことのようだ。ノーテンキにビールなど誘ってしまい申し訳ない。

 この先、R-230は通行止めで抜けられず、道道97号に出る道で道央自動車道へ、地図には出ていないが、豊浦の仮インターチェンジが出来ていた。

噴煙上がる洞爺湖の向こう側、有珠山

 道央道を終点の長万部で下り、交通量の非常に多いR-5で函館を目指す。流れは60〜80km/hだが、淡々とした道でだるい。途中の森町でR-5と別れ、駒ヶ岳を海沿いに半周するR-278、道道43号で大沼公園に出て再びR-5と合流。
函館の東日本フェリー乗り場に着き、遅い昼食を済ませる。ここのおみやげ売り場でもBB氏は昨日隼氏から借りたお金で、懲りもせず山盛りのおみやげを買う。お金を借りてまでおみやげに燃える男、いったいどれだけおネエちゃんがいるのか? そして、どうやってそのおみやげをバイクに載せるのだろうか?

 PM 3:20 青森行の高速フェリー「ゆにこん」で北海道を離れる。なにやら通常の青函連絡フェリーは4時間を要するところ、高速「ゆにこん」は半分の2時間で青森に着き、時速65km/hで航行する・・・、と船長からのアナウンス。船としての65km/hは、確かに速いが、なにも大げさにをつけなくても良いだろう。たったの65km/hで。
(※2004年4月現在、「ゆにこん」は運行していない)


青森港にて、超高速フェリー「ゆにこん」と、本物の超高速「12R]

 PM 5:30 10分遅れで青森港到着。例のごとくバイクは最後で、下船まで20分ほど待たされ、PM5:50青森港から東京に向けて750km(遠い!)のラストスパート開始。


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