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| 長万部までのスカスカ道央道で、2回目の加速テストを試みた。ブラックバードは、8月12日の決戦ですでに予選落ちのため、スターターに撤する。 | |
| ハヤブサは、インジェクションコントローラーなるものを中速に切り替え（前回は高速にセットして12Rに敗れる。）気合いを入れ俺に挑む。 1. 6速80km/hからのスタート（200ｋｍ/ｈまで） 2. 5速 ↑ 3. 4速 ↑ 4. 3速 ↑ 結果は、何速でスタートしようが、インジェクションど〜たれをつけようが、27万円のヨシムラトライオーバルを装着していようが、ド・ノーマルならし運転終了直後の12Rには勝てない。スタートからズルズルと引き離し、尻をペンペンする余裕の圧勝。隼氏とはその後数時間会話がない。さぞショックだろうが、俺のせいじゃない。確かに、俺と隼氏との体重差、荷物の重量差の合計は20kgほどある。20kgの差があればパワーウエイトレシオに差が広がり、勝敗の原因はこれだ。・・・と、今日の所はそう言う事にしておこう。 3車の乗り比べ 12Rと比較した感想です。 高速性能 最高速度域は不明であるが、それ以内の非常識速度域の3車の性能は、どれもそう変わるものではない印象。隼氏とBB氏はノーマルのウインドスクリーンではなく、ハンドル位置も変えてあるため、防風性に関しては何とも言えないが、12Rの場合は、100km/hを超えるとヘルメットに風圧がかかり、風切り音は非常にうるさい。今回、アライのジェットでのツーリングだが、フルフェイスであれば少しマシにはなる。 そのジェットのことだが、私はアライのSZ-Ram2とショウエイのJ-フォースを所有している。風切り音はSZ-Ram2はうるさく、J-フォースの方が快適。12Rの場合はJ-フォースの方が相性が良いようだ。（今回はデザインで気に入っているSZ-Ram2を持っていったが、失敗。） 3車の80〜100ｋｍ/ｈ程度からの加速は、加速比較での通り12Rに分があるようだが、体重と荷重が同じ条件であれば、12Rとハヤブサはたいした差がないものと思われる。（ブラックバードは1速ゴマカシのインチキスタートをすれば良い。） ブレーキについて これは、ブラックバードの圧勝でしょう。どの速度からでも安心して減速できる感じで、不安な要素がない。前後連動ブレーキの恩恵だろう。 ハヤブサは、それなり。可もなく不可もなくと言ったところ。 問題は12R、タッチがよろしくない。そのため、フル減速でのタッチがよくつかめず、前後ともに足回りが暴れる。特にリアブレーキのタッチは良くない。相当なナレが必要だ。（但し、非常識な走り方をしなければ別だが。） コーナーリング 中・高速コーナーの安定感はハヤブサ。ブラックバードも安心して曲がれる感覚がある。但し、倒し込みは12Rに比べてやや重い感じ。 12Rは、倒し込みが軽く（R-1程ではない）、コーナーリング中でもラインを変えるのに不安はない（常識速度の場合）。しかし、そのヒラヒラ感やペタッと倒し込めることが、逆に、どう走って良いのがわからなくなることがある。そうなると大パワーだけに、おっかない。12Rを乗りこなすには、かなり時間がかかりそうだ。 （※ドンツキだけは、その後どれだけ乗ろうが慣れない。問題児初期型12Rを乗りこなせる人など、きっといないハズ） 低速コーナーは、ヒラヒラ感のある12Rが有利となる。しかし、安定感はやはりハヤブサ、ブラックバードに分があり、通常速度のワインディングならブラックバードが安心感のあるブレーキも手伝い一番快適だろう。 燃費について ややハイペースな（150〜200km/h）高速走行は前記に述べたように、 12R（16ｋｍ/L前後）、隼（15.5ｋｍ/L前後）、BB（14ｋｍ/L前後）だが、 北海道内の一般道の平均燃費は、 12R・・・・・・20ｋｍ/L前後 隼 ・・・・・・19ｋｍ/L前後 BB ･･････・18ｋｍ/L前後 一般道でも、12RとBBは2ｋｍ/Lほどの差がつく。この燃費の順位は、パワーの多い順となり、なぜパワーのあるバイクより、ないバイクの方が燃費が悪いのか解らない。普通は逆の様な気がするが。 尚、一回だけ給油でBBの燃費が一番良かった時がある。襟裳岬から苫小牧の間の大渋滞を抜け、札幌市内を走った後で給油した時、逆に、12Rは、BBに2ｋｍ/Lの差をつけられた。BBはタウン走行の燃費が良いのか。（ちなみに東京近郊での12Rの平均燃費は13ｋｍ/L前後） まとめ（今後の購入予定の方へ） 非常識？な3台だが、どれも優劣つけがたく、結局はメーカー、デザイン等の個人の好みで分かれてしまうだろう。 私なりの各車の一言は、 |