足早に蔵元、蕎麦。

 冨士酒造で予定外の時間がかかり、鶴岡市大口の他の蔵元を足早に訪ねる。地図に大体印をつけているが、バイクで走ると匂いでわかる。蔵元に近づくと酒の匂いが道路上で感じるので、すぐ近くだと判断できるのだ。

〔渡会本店〕
昨晩「紫」で頂いた、本醸造生「槽前酒」、美味いです。ここ渡会本店には資料館(500円)もあります。もちろん試飲も・・・。

〔加藤嘉八郎酒造〕

〔羽根田酒造〕
雫酒大吟醸「大山」は3℃保管、15℃で呑む・・・「紫」マスター談。 純米大吟醸「羽前白梅」:香り良し、まろやかな口当たり、美味い。


〔蕎麦 第二食目〕


 4件の蔵元のある大口の町から5分も北へ走ると2件の蕎麦屋がある。
手前の一軒に「寝覚屋半兵衛」(ねざめやはんべい)、
 120年前から、現在5代目の店主が受け継ぐ伝統ある蕎麦屋。店名は「夜遅くに蕎麦の注文があり、目をこすりながら蕎麦を作った。出来上がった蕎麦をすすった客は、目が覚めるほど味が良かった」 という話の由来。粋な店名だ。

 しかし、今回の第二食目は、その1〜2分先にある「龍宮」とした。
「龍宮」

天付三色そば(白いのはむぎきり) \1,300也。

天ぷら(写真は3人分だが)の量が多い!
そばの味・・・・・忘れた!
 通常、蕎麦屋の店主は頑固一徹、無口、のイメージだが、ここの店主は、全く違う。とにかくよく喋る。聞いてもない事まで。その中でメニューにある「むぎきり」の話となり、これはこの主人が「元祖」だと言い、うどんと似ているがうどんとは呼ばない!「むぎきり」だ!とのこと。よく喋るが、頑固でもある。
 しかし・・・・

食べ終わり、店を出てふりかえると、
「うどん」のカンバンが・・・・

オヤジィー、話がちがうじゃねぇ〜か!!

 という事で、蕎麦は喰ってないが「寝覚め屋半兵衛」の勝ちかな?「龍宮」には、我々3人しか客がいなかったし。(わかるような気がする)


<<戻る NEXT:銀山温泉 >>