銀山温泉出発
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4月24日(水)晴れ。 「昨日、蔵元を回るたびに酒をがんがん試飲する私と五十嵐君、3軒目の蔵元の試飲が終わり、クルッとUターンするとバックミラーごしに、道路のド真ん中でひっくり返っているBMWと五十嵐君!。酒弱いんだから、ほどほどにしなさいっ、と説教しつづけている・・・・・」 というところで目が覚めた。なんだかリアルな夢だったので、朝、彼のR1100Sのシリンダーヘッドを見ると、キズついているようないないような、、、。 |
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尚、旅館「永澤平八」では、予約時に大きさにもよるが10台までならシャッター付車庫を用意するとの事。いたずらや盗難にはありがたい配慮である。 |
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銀山温泉の旅館案内はこちらです。⇒ http://www.obanazawa.net/yado/html/ginzan00.htm | ||||
最終日の今日は、前々から気になっていた「高木酒造」、蕎麦街道の第三食目、さくらんぼの花、を撮影し帰京の予定。 |
銀山温泉からすぐの県道29号に入り、 月山を望む峠で撮影 |
小峰カメラマンの言う事を素直に聞く五十嵐君。 「もっとうしろに下がって!」 「この下、ガケなんすけどぉ」 「気にしない、気にしな〜い!」 |
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あの、「十四代」。 日本酒好きの方なら御存知だろうが、入手困難な酒に高木酒造の「十四代」という銘柄がある。その蔵元が村山市にあるので行ってみた。 |
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なにか厳格で近寄り難い感じがして、とてもアポなし取材をする気になれなかったので、外観だけをカメラに収める。 「十四代」は地元では売っていない(販売元は東京)というので、すぐ近くの酒屋にちょっと話を聞いてみようという事になった。 蔵元からバイクでたった30秒程の酒屋に入ると、あるではないか!「十四代」がずら〜っと。店主に、十四代を指差して売ってますか?と尋ねると、「こらぁ箱だけで中身は入ってねぇ」と言う。なんだ、やっぱり売ってないですねと返すと「売るよ。」と言う。 よっしゃぁ〜、といった気分。 |
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しかし、である。。。720ml \2,000の純米吟醸「十四代」を買い求めたら、なんとなんと同じ蔵元の本醸造「朝日鷹」1800ml \1,845を6本買ったら売ってあげると言う。 店主いわく、 「東京ならこの酒は\15,000ほどする、ウチで買えば本醸造が6本ついてくるんだ、得だろ!」・・・こういうのを世間では抱き合わせと言う。 もう純米吟醸「十四代」は無視して、隣にあった米焼酎「十四代 隼」に目が移り、これは?と言ったら、特別に本醸造1本買えば売るとの事。米焼酎も呑んでみたいし、一升瓶の一本なら読者プレゼントにもなるし・・・・と思い買ってしまった。
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米焼酎「隼」の味は・・・・というと、まぁ普通以上に美味いが(他の蔵元にも同等の美味い米焼酎がある)、何も抱き合わせまでさせられて買わなくても、といった感じ。 |
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まったく、人の足元を見る酒屋も酒屋だが、→ |
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すぐ近くでこんな商売をしていても見て見ぬフリをしている蔵元も蔵元。まだ飲んだ事はないが、たしかに日本酒「十四代」は美味いのだろう。しかし純粋に「呑んでみたい!」という者にとってこの扱いはないと思う。 なんだか腹がたってきた。 そして、腹が減ってきたので気分なおしに蕎麦屋へと向かう。 |
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