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ビーナスライン終点は標高2000mにある美ヶ原高原。涼しく、眺望が良い。「美ヶ原高原美術館」も隣接しているが、今回はパス。

我が家族3台の隣りに止まっていたカワサキ マッハとスズキ GTナナハン。どちらもツーサイクル、そして1970年代の名車(珍車)。





美ヶ原からは、急激に標高を下げるワインディングロードを北に進む。娘のコーナリングも徐々に様になってきた。



突然あらわれる美しい白樺林。



数日前のサービスエリアで、20代の女性が乗るバイクを指差して娘が話しかける、「あれカッコいいねえ」・・・スポーツスターであった。同行している小生の黄色いバイクも “スポーツスター”なのだが、、、。


母親が走り方を注意するが説得力なく、背負ってきたアナログカメラの方が気になる娘。


先ほどのマッハとGTが、ツーサイクル独特の排気音で通り過ぎていった。


小生のカッコいいスポーツスターは、少々いじくっているのでメーター読み215km/h出るのだ。(苦痛そのものだが)

白樺林のこもれびの中をまた走り出す。




急勾配のヘアピンがつづく。


やはりバッグが気になる、、、。


眼下に遠く上田の街並みを望む。


険しいワインディングを駆け下り、
ローカルな道を走る。


やがて国道254に合流。
このまま走り続ければ、群馬、埼玉を抜け、山手線の池袋駅の脇を通過し、東京大学の前に達する。
しかし、母親の実家の佐久市はもうすぐそこである。帰ったら馬刺しで一杯といきたいところだ。



 八ヶ岳山麓をつき抜け、ビーナスラインを走破する、行程150kmほどの家族ショートツーリング。
 先頭を走れば、バックミラーばかりが気になり、娘の後ろにいればコーナーごとに心配。まわりの景色や、自分の走りはまったく堪能できないけれど、初心者同行、しかも家族だからなおさら仕方ない。
 それでも楽しいバイク旅、また何処かへ、、、。










 ビーナスラインを走った翌日、やはり復習をしておかなければいかんと、国道299、麦草峠付近へと向かった。
 個人ライディングレッスンである。

299号沿い「レストハウスふるさと」から佐久平を望む。快晴ならば浅間山も一望できる高原だ。



ちょっとアウトにふくらんでいる。対向車が来たら危険。

インに寄り過ぎ。ここはよく砂が浮いて滑る所。


そう、初心者はこのラインをインベタのまま無理をせず。そしてチラリとカーブミラーを覗こう。


あとはしっかりとバンクさせれば、スムーズに曲がれるだろう。
鉄道車両だって、カーブではバンクしている。 [ 通常は線路でバンクさせている(カント)。※車両自身がバンクする振り子列車もある。]

ほんとうは、曲がり方よりブレーキの掛け方のほうが先に教えなきゃいけないのだが、また次の機会にでも。。。


親バカ旅紀行、これまで。



なんとかならんのか、そのバッグ!


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